ゼロハジの7年間のFXに対する結論

はい、しばらくの間更新も途絶えがちな期間が結構ありましたが、実生活のほうで少し落ち着きを取り戻したところで、今回の更新となります。


さて、私のFXの検証は更新を休んでいる間にも行われていて、しかも結果が出て終了に至っています。以前から宣言していた通り、私のFXの検証はこれにて完全終了ということになりますが、検証の終了時にはFXのまとめを書くということは決めていたため今回はその更新となります。FXに真面目に取り組まない期間が半年以上もあったため何を書こうとしたのか忘れてしまっている部分があるのはご了承ください(笑)

なお、FXに関わった7年という長い期間の知識と経験を詰め込んだ記事となります。今回は初心者は置いてけぼりですし、中級者・上級者さんでも納得いかない内容でしょうが、一意見として読んでいただけると幸いです。


<調整による一時的な勝ちが多い>

まずトレード方法の検証で一番厄介だったのが「ポジション数の調整やリミットストップの変更による見かけ上の勝ちだけになっているトレード方法が多い」ということ。これはかなり早い段階で分かっていましたが、FXトレードの99%がコレといっても過言ではないほどでした。ちなみにこのブログではそういった調整を「ポジションマジック」という造語で表現していましたが、今回はFX自体のまとめ記事ということで表現を変えています。意味は同じです。

ポジションの調整というのは「ナンピン」や「マーチンゲール」のことであり、リミットやストップの変更というのは「塩漬け」的な要素のことです。実際には複合的だったり、一時的な使用だったりはしますが、それを行うことにより「勝ちやすい代わりにリスクが高い、もしくは勝ちが小さい」というトレード方法に仕上がっていて、トレード方法の有効性とは全く関係のないところで勝ち負けが発生しているものがほとんどです。


またこれらの事実は多くのトレーダーが全く理解していない要素でありまして、実際は「ナンピン」を行っているだけなのに、その部分はトレードには関係ないと思い込み、仕掛けの部分だけを紹介するようなトレーダーがほとんどになってしまっています。

私が読んだ書籍でもトレード方法は興味を引くものなのに、実際のトレードは「塩漬け」というものがあったりしました。これでは「塩漬け」による勝率の上昇なのか、トレード方法による有効性の発揮なのかが分かりません。もちろん使っていた本人もわかっていなかったと思います。


多くのトレード方法はそういった調整によるものであるため、参考にしても大丈夫な情報が少ないこと、また実際にトレードから有効性を発揮して勝っているプレイヤーが「ほぼ」いないこと。「ほぼ」というのは私がFXに関わってきたこの7年間、勝っているトレーダーが公開しているトレード結果において調整や不正(画像やデータの捏造)が行われていなかったもの、つまりトレードに有効性があると判断できたものが「一つもなかった」というところから、「トレードから有効性を発揮して勝っているプレイヤーがほぼいない」と判断しています。


<成長しない分野>

50%→90%→95%→99%→99.9%→99.99%

この数字というのは「私がFXで生き残れない・勝てない可能性」を%にして表したものです。

最初始めたときは50%でした。おそらくほとんどの人はすぐに敗退するでしょうが、ある程度粘り強くやっていれば可能性はあるだろうと思っていた時期です。その後90%になったのはFXというのは本当に一部の人以外は話にもならないレベルなんだというのが分かった時期です。始めて1年もしないぐらいでした。

その後99%になったのはFXを始めてから3〜4年のときだったと思います。99%というのはコレまでの意味合いとは違い、FXの終着点は「勝てない」のではないだろうかと思い始めた時期です。勝てるようになる可能性は0ではないけれども、それは自分のせい云々ではなくそもそも投資のジャンルとして勝てないのだろうと考えていたのです。

実際その後様々な要素が分かってくるにつれてこの仮説は現実味を増してきました。またあとで書きますが、その後勝てない可能性が99.99%になった詰めの一手がファンダメンタルの有効性の発見でした。私の中でこの一手が完全にFXの検証の最後となり、たとえどのようなFXの検証の可能性を考えても、これまでの検証の結果と要素によりすべて理由がつけられるようになってしまったというわけです。


そういった理由付けとして小さくなかったのが「FXは時間により成長しない」ということでした。

野球や将棋などどのような分野でもいいですが、人間というのは必ず成長を見せます。そしてその成長はその分野に関わった時間に比例するという傾向があるのです。

しかしFXにはそういった傾向がありません。7年、おそらく数千時間以上もFXに時間を費やしてきた私と、昨日からFXを始めたトレーダーとの結果を比べた場合、通常の分野であれば私が勝つのが当たり前です。しかし実際にはその結果に大きな差はない、というか全く差が出ないことが予想されます。

もちろん1年限定とか、勝負は1回だけというのであれば、小手先の手段を学びまくった私が勝つのは当然ですが、これが無期限で回数も100などとなれば私が勝つことはありません。FXというのはいくら時間を費やしても全く成長がない分野なのです。


「時間と成長が比例しない分野」というのはあまり多くないですが、ギャンブルはその要素を含んでいます。ギャンブルというのはいくら勉強してもうまくなりません。本人はうまくいっているつもりでも、実際には何も変わっていないというのは分かると思います。

ですがここでこういった反論があるはず。「パチンコにはボーター理論がある」「ブラックジャックにはカウンティングがある」というものです。それぞれの意味は自分で調べてもらいたいですが、そういった分野でも期待値を上昇させる手段があるじゃないか、という反論があるだろうということです。

実はこれは正しいです。ギャンブルというのは毎日行うことでうまくなりはしません。しかし特定の方法を知る・習得することで期待値を上げることが可能なわけです。


これがFXと同じだと思っています。つまりFXというのは毎日トレードしてもうまくならないものの、特定の方法を知る・習得することで期待値を上げることが可能ということ。むしろそうでないと時間をかけるだけで勝てることになってしまいますから、こちらの考えのほうが正しいと私は思っています。

ちなみにFXにおいて一般的に「聖杯ははない」と言いますが、この話の流れで行くと聖杯はないとおかしいことになります。聖杯がないというのは時間をかけるだけでFXに勝てるようになる場合だけですから、そうでない以上はFXで勝てる可能性があるのであれば、それは聖杯があるということになるわけです。

そのため多くのトレード方法に使われているテクニカルはそもそも聖杯ではないため、そこに時間を割いても全く意味がない、成長しない時間となってしまっています。このあたりはFXの検証をより困難にしている要素として大きかったです。


<システムトレードは意味がない>

また同じようにFXの可能性をつぶした要素として「システムトレードには意味がない」ということが分かったということもあります。システムトレードすべてというわけではないですが、システムトレードで採用されているテクニカル、つまり数値系のテクニカルはシステムトレードがあることで有効性が発揮される可能性が0になっています。

もちろんこれはシステムトレードを使わない場合でもそうです。システムトレードがあることでそういった数値系テクニカルの有効性が0となっていますから、それを裁量トレードとして行ったところで有効性は発揮されません。


テクニカルの有効性の出方というのはある特定のポイントに向かって緩やかに上昇していきます。ファンダメンタルのように突然有効性が発現するわけではなく、仕掛けシグナルとされる数値に近づくことで緩やかに有効性が上昇すると考えられるからです。そういった性質があるため、そのテクニカルにいくら有効性があろうとも、多くの人によって知られることにより仕掛けシグナルの前倒しが起こり、結果的にシグナルとして機能しなくなっていきます。

この動きがあるため、ありとあらゆる検証がしつくされているシステムトレードが存在している限り、たとえ何らかの有効性が発揮しても、すぐに誰かがそのシグナルに気付いて有効性が埋められます。そしてタイミングがズレていき誰にも使えないものになるという現象が起きるのです。

実際、これまで読んだ書籍の中でも同じような意見がありました。例えば為替ファンドのようなところでは非常に優秀なコンピューターを使って常時すべてのテクニカルのすべての数値をバックテストしているそうですし、また他の書籍ではシステムトレードが広まることでテクニカルの有効性が失われていると語っているものもありました。

もしシステムトレードでテクニカルの有効性を見つけたとしても、それはどこかの誰かも同じように発見してシグナルの前倒しが起きますし、またあったとしてもそもそもその有効性はカーブフィッティングであることは容易に想像できます。


数値系テクニカルはシステムトレードにより有効性が埋められます。となれば残っているのは数値化できないテクニカル、または独自のテクニカルだけが有効性発揮の可能性があるわけです。そこで私は数値化できないライン系トレードを検証したわけですが、全く機能していないことが判明し、それもまたFXが勝てない可能性を増加させる一因となりました。

余談ですが、そういった数値系のテクニカルというのは、そもそもテクニカル自体の計算式に問題があるものが多かったです。計算のために取得するのは基本的に「高値、安値、始値、終値」の4つの中からですが、それ以外にどこの数字を持ってくるかを見ると、中には機能するとは思えないテクニカルが存在していることが分かるはずです。


<ファンダメンタルの有効性>

記録を見ると13年夏ごろに行っていた「経済指標のスキャルピングの検証」を行ったことにより、私が思う「FXで勝てない可能性」は99.99%となってしまいました。

この検証を行ったことでそれまで探し続けてきた「トレードの有効性を発見」したものの、しかし逆に有効性が見つかったことで多くのトレード方法が破綻することが判明するという衝撃的なことになっています。

ちなみにこのブログでもたびたび「有効性を発見した」ことは書いているのですが、誰も全く反応しないことに驚いているのは秘密です(笑)


実際の検証方法は、まず「リメンバーFX」という経済指標トレードの練習サイトを使います。これは過去の経済指標の発表前後の動きを想定して仮想トレードできるという優れもの。結局は宣伝サイトなので信憑性に欠ける可能性があることは事前に書いておきます。

このサイトを使って、比較的相場に対する影響の大きい経済指標に絞り、経済指標の発表直後に相場へ影響を与える方向への自動売買を行うことを想定して検証しました。

相場へ影響を与える方向というのは、単純に経済指標が相場にプラスであれば買い、逆は売りというシンプルなもので、自動売買の想定というのはプロトレーダー(機関トレーダー)が行っていると言われる経済指標の発表に対して手動ではなく自動で反応するシステムを想定したものです。

この検証を行うことで、そもそもFXに有効性があるのか調べるという目的もありました。経済指標の発表数値が相場に与える影響がランダムなのであれば、これはもうどうしようもありません。FXが投資として勝てるわけもないだろうと考えたからです。仕掛け方法はいくらでもあるため勝てる可能性は無限ですから、逆に勝てない可能性から詰めていくのが正解ではないか、という考え方です。


実際の結果は1トレードあたり6.1Pipsの勝ち、勝率が76.875%でした。リミットとストップの比率が2:1なので、もしも仕掛けがランダムなのであれば勝率は33%に近くなりますからそれを2倍以上も上回っていますし、各年ごとの結果もすべてプラスということは「有効性が発揮されている」と断言することが出来ます。FXに有効性というものは存在したと

しかしこの有効性には問題があります。今回の検証はあくまでもプロトレーダー(機関トレーダー)の状況を推測して再現したものですから、これを個人トレーダーが現実的に行えるトレード環境まで落とした場合、そもそも経済指標の発表情報を即時に入手することが出来ませんし、またスリッページがあるだけで6Pipsなんてあっという間に飛んでしまうでしょう。またトレードも約定に時間がかかります。検証時に調べてみましたが、発表から4秒経っただけで有効性は半分程度になるため、個人トレーダーが再現するのは無理な状況です。

システム上、発表の遅れには対応していないため、その部分が有効性として現れた可能性があることも注意点として書いておきます。しかしもしそうだったとしても経済指標の発表数値により有効性が表れることには変わりありません。

余談ですが経済指標発表後3分後の結果も調べています。その結果、経済指標の発表後3分以内に有効性が0になるという非常に厳しい結果が出ています。つまり発表3分以上経ってから経済指標を参考にしたトレードを行っても有効性は全くないということです。


先ほどの検証から得たデータで非常に特徴的だったのが「ドローダウンがほぼない」ということです。

有効性があるトレードの結果を見るとそのデータの勝ちPipsはグラフにすると右肩上がりになりますが負けが増えてくるとそのその部分だけへこみます。これはドローダウンと呼ばれる一時的な損失のことなのですが、先ほどの結果ではこのドローダウンはほぼありませんでした。

もちろん先ほどの結果は異常なまでに高い有効性、スリッページなどを排除した最大限理想の結果ですから、有効性が高いためにドローダウンが小さいのは当然なのですが、それ以外に有効性の発現率が高いという特徴もあります。

テクニカルで有効性があるトレードを想定するとき、読みが正しくても有効性が発現しないことがあるというのは常識です。つまりすべてのトレードで有効性が発現するのではなく、仕掛けた中のいくつかが有効性を発揮するという考え方です。今回は常にと言っていいほど有効性が発現していて、どの部分のデータを切り取ってみてもプラスという理想的な結果でした。


こういった経済指標の検証の結果からみても、私のそれまでのテクニカルの検証結果については検証結果うんぬんではなくドローダウンと有効性の発現率から、そのテクニカルの有効性を最大に見積もっても極めて微小でしかないことが分かってしまいました。

つまり、経済指標の検証結果に有効性があったことで、それが「有効性のものさし」となり、多くのトレードの有効性がないことが分かってしまったと。これはこのブログ最大の発見である「理論勝率の計算」とも関係があります。

こちらも同じく全く反応がないので説明は省きますが(笑)、まずリミットとストップ、または平均利益と平均損失から理論勝率を求めます。そしてその理論勝率と現在の勝率を比べることで有効性の度合いが分かるわけです。

先ほどの経済指標だと理論勝率が33%、実際の勝率が76%以上なので、これは尋常ではない有効性だということが分かります。コレが50%であっても充分な有効性、40%であればプラスにはなるぐらいの有効性ですね。

元となる理論勝率が異なると、%自体の重さが変わるのでその点は注意でしょうか。「理論勝率」に興味がある方はブログ内を検索してください。

当たり前ですが、経済指標の検証時は実際に可能なトレードよりも有利な状況が想定されていましたから、逆を言えばこの有効性を超えるトレードは存在するとは考えられないということです。もしもリミット2:ストップ1の比率のトレードで勝率が76%以上だという方がいるのであれば、眉につばをつけたほうが良いと思います(笑)



と、多少脱線しましたが、経済指標の結果を見たことで有効性の出方というものが分かり、そのためそれまで検証してきたテクニカルの検証結果というのは、有効性の可能性が少しも残っていないものだったということに気付かされたということです。


さらにもう一つこの検証で分かったのが、ファンダメンタルに有効性があるのであればその影響のせいでテクニカルの有効性がそもそもないのではないかということです。

ファンダメンタル、この場合は経済指標の発表ですが、これの動きを予測することは出来ません。前回数値と経済学者などによる予想数値との差により決まりますから、上がるか下がるかは完全なランダムとなります。

そして経済指標は毎日複数あります。またさらにそれ以外のファンダメンタルもあります。そしてそれらの発表が実質的なランダムな方向になるわけですから、例えテクニカルが機能していたとしても、発表のたびにいちいちその有効性がリセットされてしまいます。

経済指標の影響を受けない時間足まで拡大すればテクニカルの意味もありそうですが、そうするとテクニカルのデータを取得するトータルの期間が長くなることになり、長期的な影響を与えるファンダメンタルを数多く含むことになります。突発的ではないでしょうが、政策の転換など大きな流れを作るファンダメンタルの影響を受けることになるでしょう。

このあたりは「効率的市場仮説」に似ていますね。というか実は経済指標の検証結果についても「効率的市場仮説」にある「情報は即時に相場に反映される」という「即時」の部分を表しています。これは説明が長くなるので詳しくは書きませんが、私が長い間検証を重ねていても「効率的市場仮説」が覆ることはなく、むしろそれを決定付ける結果だけが現れてきたということです。


<まとめ>

いろいろと話が広がっていますがここでまとめです。

テクニカルにはそもそも有効性がない、ファンダメンタルは情報の入手速度がプロ(機関トレーダー)よりも遅いため有効性があっても利用不可。つまりFXでは勝てない


というシンプルなものでした。これがゼロハジの7年間のFXに対する結論です。

もちろん私の中の可能性が0となっただけであり、そのほかのトレーダーさんのトレードが絶対に間違っていると言っているわけではないです。私の考えにも当然のように間違いはあるでしょうから、FXの可能性は0ではないことは書いておきます。


「テクニカルに有効性がない」と言い切ったのは理由があります。これは私が7年で行った検証で「テクニカルには有効性がない」という結果・予測・理論が見つかったことはありますが、その逆は一度もなかったからです。検証を行うごとにFXにはテクニカルがないということを裏付ける可能性だけがどんどんと積まれていきました。

ちなみに株式に関してはFXよりも非効率的であることが考えられますから、テクニカルの有効性がある可能性はあります。私がないと言っているのは「FXのテクニカルの有効性」のことです。またテクニカルの有効性は昔はあったものの、システムトレードの普及に伴って減少したことはどの投資でも同じだろうと予想しています。


それと私がこれ以上の検証や勉強をあきらめて結論を出したのは、投資に対する研究の底の浅さを知ったからです。主要な投資書籍はすでに読んでいますが、それらを最上とした場合、それを理解するのにかかる時間は2〜3年です。基本的な(正しい)知識さえ知っていればあっという間に学ぶことがない状態になってしまいます。

ネット上の情報は裏付けもなく参考にならないレベルですし、ブログランキングも不正行為によるお金稼ぎのブロガーで支配されていますから、そこで学んでしまうことはむしろ大きなデメリットとなってしまっています。

そういった背景があるため、参考にする情報はすでに全くありません。数年前に主要な投資書籍を十数冊読んだときでも、私の投資に対する考え方の変化は10%もなく、それ以降は本当に独学という感じでした。そして自分の中で可能性が詰んでしまったため、これ以上どうしようもなくなってしまったのです。


<「FXでは勝てない」の意味>

ここからは補足です。

私が「FXで勝てない」と言ったのは正確には正しくありません。FXで利益を上げる方法はおそらくあります。

例えば「1年中トレードして年利5%」とか、「高いリスクを背負って年利10%」とかいうことはFXでも可能性としてはあるでしょう。つまり時間やリスクに見合わないリターンで良いのであれば、これは出来るだろうと考えています。こういう点から見ればFXは勝てる投資でしょう。

私はFXに高い利率を期待しましたが、それは実現せず、実際には他の投資商品と同程度の(リスクに見合った)リターンとなっているだろうと考えています。つまりFXは長い時間を必要としたり、高いリスクを含んでいる割にはリターンは他と同じ程度の魅力の投資商品だということを知ったわけです。そのことを私は「FXで勝てない」と表現しています。

ですからFXで勝つことが出来ないわけではないでしょう。ただし、時間の消費やリスクに見合っているとは言いがたいですよ、ということです。


例えば、スワップ金利が相場レートに影響を与えない(スワップ分の相場レート減少はない)ことを発見した学者さんがいたはずですから、単純にスワップ投資を行えば期待値はプラスになるだろうと考えられます。しかしそのリスクの最大値は大きいですし、またレバレッジ1倍の年利換算なら数%いけばいいほうでしょう。

これを「FXで勝ってる」というのであればそうなのでしょうが、少なくとも私が求めているものではありません。


ちなみに私がFXを始める際にまず調べたのが為替ファンドの利率でした。つまり為替を専門とした(銀行ブローカーではなく)ファンドの利率を参考にすればFXでどの程度の利率が望めるかわかるだろうということです。実際その利率は12〜20%程度だったのを覚えています。つまりこれを個人でやるならもっと低いのですから、この時点でFXの可能性はだいぶ絞れたはずなのに、私は完全に無視したようです(笑) この辺りから見ても「FXは他の投資商品よりも特別に魅力的ではない」という結論の正しさが伺えます。


少し話は違いますが、FXの可能性としてギャンブル的な使い方は充分にあると思います。今からこれを研究しようかと思うほど、FXはギャンブル的な使い方が可能なのです。

ですからFXの魅力として「ギャンブル的」というのは強く残りました。相場がランダムなのであればむしろギャンブル的な使い方には好都合であり、30万円から1000万円を目指すとか、1億を狙って経済的自由を目指すなんてことも不可能ではないでしょう。

もちろん期待値は微マイナスですが、それでも99%(トレード幅による)程度の期待値にすることが可能ですから、日本ではカジノはできないけれどFXでギャンブルが可能というのは魅力としては非常に大きいと思います。制度が難しい株式などとは違い、シンプルな内容である点も大きいです。


<最後に>

今回は私のFX検証の終了に伴う記事、ということであり、このブログの最後ではないことははっきりさせておきます。ただ私の生活環境も悪いため、それが落ち着くまでは更新するともブログを終了するともどちらとも言えない状況です。しばらくはどっちつかずになりそうですが、終了する場合は必ず終了記事を書くので安心してください。

また今回はFXは勝てないような趣旨の内容でしたが、これは私の中の理論や経験を積み重ねた結果の話であり、その他トレーダーさんの可能性を否定するものではありません。もちろんはっきりと否定できてしまうものが大量にあると「私は」思っていますが、信じるところは結局は人それぞれということなのだと思います。


まだまだ書き足りないことはありますが、そういった話を書くには「別の話を持ってきて説明する」の繰り返しになってしまうため省きました。あくまでも予定ですが、これまでの検証をまとめたメモがあるので、それを今回の補足として記事にしようかと考えています。また今回は日数をかけて記事を書いたため、全体的につながりが悪いのは申し訳なかったと思っています。

今回はこれで終了です。参考になったかどうかは別として、最後まで読んでくださってありがとうございます。
posted by ゼロハジ at 2015年04月25日 00:30 | Comment(7) | ゼロハジ流FX

参考:政策金利スキャルピング

これは私が過去に行っていたトレード方法です。こちらの方法は先ほどの「参考:経済指標スキャルピング」よりはお勧めできます。利益を上げられることは保証できませんが、人によっては実行してもよいくらいでしょう。しかし投資は自己責任でお願いします。


先ほどの記事は検証データから載せてしまったために分かりにくくなってしまったかもしれませんが、今回は解説から入り、その後検証データを載せたいと思います。

まず「政策金利スキャルピング」というタイトルの通り、この方法は政策金利発表時の変動を利用したトレードとなります。といっても政策金利が発表されればどんな時でも良いわけではなく、政策金利の変更が予測されるときのみに限ります

これはつまり「次の政策金利発表時に政策金利が上昇(または下降)する」という情報が流れているときに、その政策金利の発表直前(数十秒前)に予想されている方向、通貨ペアにもよりますが上昇なら買い、下降なら売りというポジションを持っておき、ストップを15Pipsで入れておきます

すると政策金利の発表時にはレートが大きく動きますから、もしも自分の取引した方向へと動けばストップを少しづつ(15Pips刻みとは限らない)上げていって、その動きが終息しそうなところまで利益を伸ばしていきます。経験上の話ですが、この動きは長くても1時間、平均10分程度しかありませんので、時間的拘束は比較的少ないでしょう。もしも逆に動いた場合でもストップは15Pipsですからスリッページが大きくても30Pips以内の損失で済むと思います。対して利益の方はだいたい50Pips以上が普通です。


取引する政策金利とそれで取引する通貨ペアです。

ユーロユーロ/円
ドルドル/円
ポンドポンド/ドル
豪ドル豪ドル/ドル
NZドルNZドル/ドル
カナダユーロ/カナダドル
スイスフランドル/スイスフラン


これ以外の政策金利は発表に対する動きが少ないのでお勧めしません。また取引通貨ペアは3カ月という経済指標のデータから、経済指標の影響を受けやすい通貨ペアを選びました。ユーロであればユーロドルよりもユーロ円の方が動きが大きいわけですね。ちなみにこれは1Pips当たりの価格も入っていますのでかなり正確なものだと自信を持っています。

そういえば日本が入っていませんが、実は日本の政策金利の発表時間は事前に分からないためにこの方法は使えない、ということで除外しています。変動することすら稀ですけどね。また通貨ペアによっては上昇で売り、下降で買い、にしなければいけないものもありますからその点は注意してください。


ここからは検証データとなります。いずれもリアル口座のものですが微妙に条件が違います。最初の方はストップが30Pips以上になっており、損失は大きめです。

Pips日付
-29オーストラリア2月3日
-48ポンド2月5日
-37オーストラリア3月3日
35カナダ3月3日
-34ポンド3月5日
-19ユーロ3月5日
-16NZ3月12日
183スイス3月12日
-34ユーロ4月2日
66NZ4月30日
-15ユーロ5月7日
0オーストラリア11月3日
計52


どうですか? なかなかのものでしょう。損小利大なので負けが多いですが、トータルではプラスです。途中でストップを15Pipsに変更しましたが、もしもそれ以前もそのストップで行っていればもっと良い結果だったでしょう。これ以前のデモ口座でのトレード結果もありますが、そちらは3回中2回プラスで損失回数0というデータでした。


と、この方法の注意点を2つ。この方法は政策金利が変動するという予測がなされている状況でしか機能しませんので、先程の主要通貨の政策金利の変動をすべてを合わせても1年で20回程度しかトレードのチャンスはありません。つまりおそろしく待ち続けなければいけない方法なのです。また政策金利の発表時間は日本時間夜とは限りませんので、すべてをトレードするためにはかなり時間的に拘束されるでしょう。アメリカの政策金利発表は午前4時なんていうこともありますから、これは覚悟が必要となります。


さて、実はこの「政策金利スキャルピング」には利益を上げるための修正点が2つあります。実際に試したわけではありませんが、結果から見てもこれを実行した方が利益を上げることができるはずです。

まず一つは取引を逆方向にするというものです。データを見てもらえば分かりますが、3勝8敗という結果になっています。これはストップをきつくしているからというのはあるかもしれませんが、発表時にとっておいた画像を見てみるとストップにかかっているのは逆方向に動いているからであって、ストップが狭いからではないようなのです。ですから単純に逆方向へトレードをすれば勝率も上がるのでは? と思います。これは予想と同じ方向に取引をすることが前提ですから、その前提自体が間違っているかもということです。しかしこれは検証データがもっと多くないと何とも言えません。

もう一つは決済の話です。この方法は仕掛けは十分ですが、決済の方のタイミングがよく分かりませんでした。しかし過去の発表時の画像を見ることで、「MACDがクロスしたときに決済する」というルールが思いつきました。発表時に大きく動けばMACDはかい離しますね、そうすると0ラインへの戻っていく動きがあれば確実に逆方向へクロスしますから、それを決済のタイミングとするというものです。分かりやすいですし、利益を伸ばすには役に立つ方法だと思います。


この方法を私がやめた理由は2つ。一つが新しいトレード方法が生まれたため投資金を確保しなければいけなくなりやめた、というものです。その方法がなければ今でもこのトレードをしていたわけですが、新しいトレード方法の方が安定しているし自分に合っているのでこちらを切り捨てたということです。もう一つがやはり精神的負担です。短い時間でのトレードとトレードができない期間が長い、という欠点が私の精神力では耐えられないために終了ということになりました。

これはもしも新しいトレード方法がうまくいかなかった場合は、まだ「政策金利スキャルピング」でのトレードの可能性があるほどかなり優れたトレード方法だと自分では思っています。ですから「使ってください」ということではありませんが、結果から見てもまぁまぁ機能しそうなトレード方法というものの理解はできてもらえたと思います。ちなみに管理人がこの方法で失敗したのは「ポジションサイジング」がダメだったからです、今ではこの方法を機能させることができるマネーマネジメント能力は身につけました。結局のところ欲は大敵ということですよ。


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参考:経済指標スキャルピング
利益を捨てることが成功への道
FXで勝つための15の質問
posted by ゼロハジ at 2010年01月09日 18:44 | Comment(0) | ゼロハジ流FX

参考:経済指標スキャルピング

これは私が以前に使って失敗したトレード方法でありますが、ポジションサイジングが的確で、さらに精神的な負担、時間的な負担に耐えられるのであれば、もしかしたら利益を上げていくこともできるかもしれませんし、トレード方法の参考になるかもしれないということで公開することとしました。もちろん投資は自己責任でありますから、リスクは自分で背負うものという点は理解してください。


さて、実はこの方法は私の20万円ほどあった投資資金を9万円まで減らした怪物でありますが、これはポジションの持ちすぎ、リスク管理のなさも原因として見ることができます。残念ながらこの時の投資記録はほとんど結果しか書いていなかったので、詳しく解説できるか不安ですが、まずは結果から行きましょうか。デモトレードのデータも混ざっています。

日付経済指標Pips
7月30日ADP17
7月31日GDP23
8月1日雇用統計-11
8月1日ISM製造-11
8月5日ISM非製造-4
8月13日小売売上高なし
8月15日ミシガン大(速)なし
8月21日フィラデルフィア連銀1
8月25日中古住宅販売件数6
8月27日耐久財受注12
9月2日ISM製造なし
9月4日ADP-6
9月4日ISM非製造2
9月12日ミシガン大(速)-4
9月17日住宅着工なし
9月18日フィラデルフィア-6
9月24日中古住宅販売件数-7
9月25日耐久財受注10
9月30日消費者信頼感-4
10月1日ADP-2
10月1日ISM16
10月3日ISM非製造0
10月15日小売売上高24
10月29日耐久財受注なし
10月30日GDP(速)8
11月3日ISMなし
11月5日ADPなし
11月5日ISM非製造-16
11月14日小売売上高-3
11月26日耐久財受注-1
12月1日ISM-15
12月3日ADP1
12月3日ISM非製造1
12月12日小売売上高なし
12月24日耐久財受注なし
1月2日ISM製造2
1月6日ISM非製造-9
1月7日ADPなし
1月14日小売売上高なし
1月29日耐久財受注-8
1月30日GDP(速)-8
2月4日ADPなし
2月4日ISM非製造7
計16


計算してみると思ったよりも利益が出ていないですね。私が使っていた口座はスリッページがかなり大きかったのでそのせいだと言えなくもないですが、スリッページを「なし」としてもあまり良い結果とは言えないかもしれません。ちなみに全体で利益が出ているのに実際は大きくマイナスな結果となったのは、ポジション数が大きすぎる上に複利で運用していたためだと思います。


肝心の方法となりますが

ドル円の取引において「ISM製造業指数」「ADP雇用統計」「ISM非製造業指数」「小売売上高」「耐久財受注」「GDP 速報値」の6つのアメリカの経済指標の発表直前(40秒程度前)に買いと売りの両方に5Pips程度の幅を持たせて逆指値を出しておく。すると経済指標の発表時に大きく動くことがあれば、どちらかの逆指値が発動しそのまま利益を伸ばしてくれる。発表後に逆方向へ動く場合は、もう一方の逆指値がストップの役目となるので(このあたりは取引システムによるので注意)、損失を抑えることも可能。

うまく逆指値が発動した場合の決済は発表1分後。利益が出ていても損失が出ていてもこの時間をリミットとする。逆指値の注文を出してから発表までの数十秒の間も、できれば逆指値の値をできるだけ現在のレートに近づけるように動かしたい。あまりに現在のレートから離れた逆指値だと、1分以内の変動幅では利益を上げられなくなる可能性が出てきます。

と、まぁこんなものでした。


補足としては、「6つのアメリカの経済指標」となっているのにデータには他の経済指標も交じっていますが、これはまだデータ量が少なかったころのもですので、実際にはその6つの発表時の1分以内の変動幅が大きく、他の指標よりもこの方法が機能しやすいということで後に選びました。

また他の検証として、主要通貨ペアごとの各国の経済指標の発表時の1分間の動きを3カ月間分すべてを調べました(本当に大変でした)。しかしこの方法が使えるのは先ほどの6つの経済指標と、「ユーロドル」における「ドイツ IFO景況」「ドイツ ZEW景況」の2つだけでした。

実は「ユーロドル」における「ドイツ IFO景況」「ドイツ ZEW景況」の2つの経済指標の発表データは、先程の6つのアメリカ経済指標よりもこの方法に適していることが分かっていますので、ゼロハジ流の経済指標スキャルピングではこちらも混ぜていった方が効果が高いでしょう。


紹介した経済指標の1分間の変動幅の平均値はすべて18以上だったと思うので(記憶があっていれば)、現在のレートから5Pipsの逆指値でスリッページを2、スプレッドを2としても、1回あたり9Pipsの利益になるはずです。実際には逆方向へ動き出したり、発表の時間に狂いがあるなどでうまくいかないこともありますが、計算上はそうなっています。ですから実際の取引に臨んだのです。

注意点としてはPCの時間設定でしょうか。各取引システムによって詳細は違うと思いますが、私の使っていた取引システムではPCから時間を読みとり、それを取引システムで表示するような設定でした。取引の際には発表の1分というものすごくシビアな時間で戦いますから、10秒程度の誤差でも致命的となります。ですから取引システムの時間をチェックし、PCの時間を直しておくことは絶対に必要です。


さて、この方法はどうだったでしょうか? 個人的にはまだ使えそうな気もしますが、スリッページの恐怖や多くて月8回というトレード回数の少なさ、1分間という時間的緊張などトレード方法としてはかなり精神的負担の大きいトレードだと思います。

別にこの方法を使えとは言いません。私も使っていないですし、有効だから紹介しているわけでもありません。ただ何かトレード方法の参考にでもなれば良いかなと思っています。決してこれで利益を上げられるということではありませんよ。


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検証結果をランダムな結果と比べる

どのようなトレードであっても検証結果が100%が正確ということはありません。ものすごく運がよくトレードがうまくいってしまうと、それは100回という検証結果であっても間違ってプラスの期待値を示してしまうことがあります。これを避けるのは検証回数を増やすしかないですが、今回は同じ方法でランダムな結果がどうなるかを検証するという方法を解説したいと思います。

たとえばリミットとストップが同じトレードだった場合は何も有効でなければ勝率は50%ととなります。しかしもしも偶然だけで100回中55回勝ってしまうと、これは本当はランダムな仕掛けと同じであるのに、結果は利益が出ているように見えるために「有効だ」と勘違いしてしまう恐れがあります

そこでこれを勝率が50%のランダムなデータで同じ回数を検証した場合にどの程度のばらつきがあるかを調べることで、勘違いを防ごうというのが今回の狙いです。


具体的な方法としてはExcelを使います。私も詳しくはないですが、ネットで色々と調べて使っているのでまだ使ったことのない方でもどうにか使えると思います。


方法は非常に簡単で、リミットとストップが同じな場合は

=IF(ROUND(RAND(),100)*100<50,100,0)

という式をこのままコピーして貼りつけます(この式にはあまり自信がありませんが、だいたいは合っていると思います)。そして貼りつけた枠を選択して、枠右下の黒ポッチ(黒い四角のヤツです)をドラッグして検証したい回数まで下に伸ばしてやります。これは先ほど貼ったのと同じものを下の枠へとコピーしている動作となります。

そして、枠の一番上にあるアルファベットをクリックしてその列の枠すべてを選択します(列すべてを選択できればどんな方法でも問題なし)。そうすると画面下部の方に「平均」が出ていると思います(出ていない場合は選択が解除されているかもしれません)。その平均がリミットとストップを同じにした場合のランダムな結果の勝率、となります。

1回ではいくらなんでも意味がないので、数十回はそのデータを取りたいところです。この場合は先ほどと同じく列を選択したままで「F9」を押します。これはランダムに数値を変更するキーとなりますから、同じ内容で新しいデータが取得できます。


先ほどの式は、「50%の確率で100を表示し、それ以外は0を表示する」というものですから、勝った場合は100、負けた場合は0というトレードの勝率と同じになるわけですね。ですからこれを何度も行うと、自分のデータがランダムなデータよりもどの程度優れているのかが分かります

冒頭のリミットとストップが同じだけれども実は優位性がない勝率55%のトレード結果をこのランダムな結果と比べてみると、ランダムな結果で100回のトレードを20回(本当は50〜100回は調査した方がよいです)試行したデータは

49、51、54、58、55、51、50、53、55、47、53、46、41、44、53、47、52、51、48、44

となりましたので、最大は58%、最低が41%ととなります(大変申し訳ありませんが、データのミスがありました。検証の際に99回のランダムなトレードと1回の負けトレードとなっていましたので負ける確率がごく僅かに高まっています。データの修正はしませんが、お詫びします。)。理論値が50%ですから、そこから誤差±8〜9%という結果です。つまり冒頭の勝率55%というのは誤差の範囲内、つまり有効かどうかを確証づけることはできないわけです。

だから100%役に立たないということではありません、ただその結果はランダムな結果でも出る可能性がある結果だったということです。今後検証回数を増やしていけば、その違いが本物なのかどうかが分かります。ランダムな結果は検証数を増やせば50%に近づいてしまいますが、本当にリミットとストップが同じで勝率55%のトレードができるのであれば、その結果はどこまでいっても55%のままだからです。


ちなみにこれはリミットとストップが同じ場合としていますが、式を改変すれば色々と使えます。使い方は先ほどと同じです。

勝率50%でリミットが20Pips、ストップが10Pipsでのランダムな結果(勝率ではなく結果です)
=IF(ROUND(RAND(),100)*100<50,20,-10)

リミットを10Pips、ストップを30Pipsで勝率を75%にした場合の勝率
=IF(ROUND(RAND(),100)*100<75,100,0)

色々と試してみると面白いと思います。ランダムな結果でも連敗が続くようなことがあるということがよくわかることでしょう。


このランダムな結果というのは、あくまでも「有効でないトレードをしてもこのぐらいの結果は出ることはある」というだけのことであって、それと同じ結果であったトレードが優秀でなかったわけではありません。逆を言えば負けている検証データでも、ランダムな結果以内であればそれはまだ有効でないと決めつけることはできないということです。

ではいつトレードが有効であるか判断するか、ということですが、これはトレード回数を重ねれば分かってきます。検証回数が多くなればランダムな結果と実際の結果との間に差が出てきますから、それで有効かどうかを判断すればよいのです。

検証結果がよくても悪くても、それはまだランダムな結果と同じ偶然の産物であることは否定できません。ランダムな結果を乗り越えてこそそのトレードが有効であることが確信できるのです。あきらめずにトレード方法を検証しランダムな結果と比べることで、有効なトレードを見つけることができる日が来ることでしょう。


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利益を捨てることが成功への道

なんだか矛盾しているようでもありますが、FXで利益を上げようとするとドンドンと利益から遠ざかってしまうような気がします。まぁ利益を求めないでFXをされる方はいないので、「利益を求めずにFXをやれ」といっても無理な話ではありますが、しかしあまりに高い利益率を求めると本当に利益から遠ざかっていきます。

たとえばポジションサイジングにしてもそうです。ポジションサイジングにおいて利益を重視するように資金に対する1回のトレードの損失率を大きくしてしまうと、途中で資金が破綻してしまいトレードがうまくいかなくなることが考えられます。

また先ほどの複利であっても、限界資金で複利の運用を繰り返すのが複利の効率的には最も良いことですが、これでは連敗時に資金が破たんすることも考えられます。


このようにリターンを求めすぎて資金が破たんするようなことは十分に考えられます。これは実際の体験談となりますが、後述する「政策金利スキャルピング」というトレード方法は実際の口座で4〜5カ月ほど運用したものの結果はマイナスでした。しかしデータを見る限りは単利での運用、つまり複利での運用をやめればただそれだけで利益が出ているという結果になっています

利益は確かに大事ですが、それよりも運用を安定させて結果を確実にプラスにしていく方が絶対に得です。資金がパンクしてしまえば原資まで資金を戻せる可能性はかなり低くなりますので、多少(かなり)利益が減ったとしても、資金がパンクしないような運用を心掛けるようにした方が結果として利益は伸びていくでしょう。


資金が少ないうちは早く増やそうと焦ると思います。私もそうですし、ほとんどの方がそうでしょう。しかし投資というのは少しづつでも利益を増やしていけば、複利の影響により将来的には大きな資金となっているのが普通です。今現在の目先では利益を追いたくても、将来は利益に満足して複利すら考えなくなるでしょう。要は利益を焦るのは今だけなのです。

ですから今この時の欲をぐっとこらえて、うまく運用がいくようにポジションも抑えて資金がパンクしないようにして、後はゆっくりと一歩一歩利益を積み重ねていけば、10年としないうちに十分な資金となっているはずです。利益を求めすぎて過剰なリスクを背負わないように運用できればFXで勝つ道も開けるかもしれません。


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スーパー複利戦術

複利は重要、ということはこのブログで何度も取り上げています。これは「複利を使うことにより誰でも大金持ちになれる」と信じて疑わない私の考えではありますが、複利の威力というのは本当にすごいものなのです。

たとえば今の資金が10万円だったとします。それを年利100%で10年運用するといくらになると思いますか? 100万円? 300万円? なんと約1億円になるのです(税金は考慮しない)。結構驚きの金額だと思いますが、このように複利というのは元本が少なくても、年利が少なくても、時間さえあれば誰でも大金持ちになることができる魔法のような運用方法なのです。


複利には大きな特徴があります。始めるのが早いほど利益が増えるということです。

当然と言えば当然ですが、これはかなり大きな違いです。試しに20年の運用を1年目から始めた人と5年目から始めた人の資産がどの程度違うかを表にしてみました。10万円からの運用開始で年利20%の運用とします。千円未満は切り捨てで、税金は一切考慮しません。

1年目開始5年目開始
1年目12万円10万円
2年目14.4万円10万円
3年目17.2万円10万円
4年目20.6万円10万円
5年目24.7万円12万円
6年目29.6万円14.4万円
7年目35.5万円17.2万円
8年目42.6万円20.6万円
9年目51.1万円24.7万円
10年目61.3万円29.6万円
15年目152.2万円73.5万円
20年目378.4万円182.6万円


ということで、その差は195.8万円となりました。5年遅れただけでこれだけの差が出るわけです。実際には税金も関係してくるので一概には言えませんが、複利の1年の影響というのはかなり大きいということは覚えておいた方が良いでしょう。


複利を行うタイミングは仮想トレードから求めるポジション数で求めたポジションサイジングを使用します。例では1万通貨あたり14万7000円でトレードする、というのが結果でしたが、これはつまり14万7000円の利益が出るごとに1ポジション増やすということです。

実際に増やすのは1年ごとがいいかもしれないですね。以前はある程度の期間をおけば、いつでも複利によりポジションを増やしていけば良いものと思っていましたが、あまり早いペースでポジションを増やすと負けがこんだ時に困るので、少し余裕が欲しいところです。1年ごとであれば税金を考慮しながら複利ができるので良いかもしれないと考えています。


複利というのはやり方によってはリスクになってしまいますしやりすぎるくらいなのであればやらない方が良いということもあります。有名トレーダーの方でも単利(複利をしない)でしか運用しない方もおり、複利というのはあくまでも少ない資金を多くするにはどうしたらいいかということであって、最初から資金が十分に多いのであれば単利で運用するというのも手段の一つです。お金がどんどん増えていくという複利の魅力に取りつかれないようにしながら複利を使っていくのが大事だと思います。


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損失の把握とトレード全体の利益

トレードをしたときに「負けると損失が出る」と思いがちですが、もし本当に優秀なトレード方法を持っていて、さらに検証も十分であればそのようなことを思うことはないでしょう。利益と損失が同じであってもそのうち4割負けても利益が出る、ということが分かりますので、トレードで4〜5連敗するようなことがあっても全く驚くことはありません。

つまり最初からある程度の損失が出ることを予測しているために、実際のトレードで損失が出てもそれは当然のことなのです。検証のデータから全体では利益が出ることが分かっていますから、一つのトレードの損失にこだわることはありません。これが「トレード全体で利益を上げていく」ということなのです。


これは利益と損失が同じトレードに限りません。通常の損小利大な方法であっても、検証データを平均すればトレード1回あたりの損益がどうなっているのかが分かりますので、1回の損失がどの程度出るのかはトレード前にかなり予測することができます

こういった事前の予想データをもとに、トレードではどのくらいの確率でどのくらいの損失が出るのかが分かりますので、全体での予想利益と予想損失を計算することもできるでしょう。いつ損をするかまでは分かりませんが、100回のトレードで何回損失を出すのかは分かるものです。


このように損失というのは、過去の検証データから予測して事前に分かっていなければいけません。そして1回1回のトレードで利益を出そうとせずに全体で利益を出すことを心がけるようにすればその中に損失がいくらあるかが分かりますので、1トレードごとで見れば負ける可能性が十分にあっても、全体でみれば十分に利益を上げていくことができるということが分かると思います。


もしも100回のトレードのうちに、だいたいどの程度の負けがあるのかを予測できないのであればデモトレードに戻って検証をしたほうがよいでしょう。確かに色々な方法でトレードを行って、それでも利益を上げている方というのはいるようですが、簡単にまねできるようなものではないです。私のような凡人は同じトレード方法を何度も検証し、その結果にもとづいて1回1回のトレードではなく全体の結果で利益を上げていくことすら難しいことなのです

損失を把握しトレード全体で利益を上げていくようなトレードをしていくことで精神的負担は確実に減ります。全体で勝つことを前提にしているので、「このトレードは負けるかな」「もう5連敗もしているよ」なんて悲観的なことを考える必要もなくなりますし、なにより予定していた損失が出ても心理的に不安になることはありません

1回1回のトレードで勝つ必要は必ずしもなく、トレード全体で利益が上がればそれで十分なことだと思います。逆を言えば勝率が100%の方なんていないわけですし、ある程度の損失は誰にでもあるものです。損失を把握し全体で利益を上げるようにする、これが運用にとって大事なことだと思います。


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勝率50%以上のトレードの見つけ方

さて、今までの「ゼロハジ流FX」ではリミットとストップを同じにしても勝率が50%を上回るトレードが前提にありました。ではどのようなトレードをすれば勝率50%を超えるのでしょうか、今回はその勝率50%以上のトレードの見つけ方について書きたいと思います。


まずリミットとストップが同じであっても勝率が高まるということは、仕掛けのポイントだけでトレードを有利に持っていかなければいけないことは明らかです。それ以外の要素は全く動かせないですし、リミットとストップを変化させただけでも勝率には変化がありますが、期待値がプラスになっているわけではないのでトレードをしても利益を上げていくことはできません

では肝心の勝率50%以上の仕掛け(トレード)の見つけ方ですが、これはそれほど難しいことではありません。以下の条件をクリアしているものであれば、どんな方法であっても試していけばよいと思います。

・リミットとストップを同じにできること
・スワップを目的としないこと
・トレードシグナルが明確であること

まずリミットとストップが同じというのは今回の方法では絶対条件です。そしてスワップポイント目的は、勝率とは違うものに頼っていますのでNG。シグナルの明確さは裁量トレードの際には精神的負担の軽減になりますから、複雑なものよりはシンプルで明確なシグナルがよいです。

こういった条件をクリアしているトレード方法を次々と試していけば、そのうちいつかはリミットとストップが同じだけれども勝率が50%を超えるトレード方法を見つけられると思います。ただし検証はじっくりと行うようにしてくださいね。

また書籍などの方法を使うのもよいと思います。投資書籍にはトレードの方法がいろいろと載っているのが普通ですから、そういったものを試していくのも有効です。実際私は書籍に載っていた方法をほぼそのまま使っています。


この仕掛けを探す方法には一つ面白いことがありまして、検証結果(回数)が十分であれば勝率が50%以下のトレードでも有効になるのです(リミットとストップが同じであることが前提です)。どういうことかといいますと、検証が十分になされても勝率が50%切っているということは、その逆方向へのトレードを行えば、それが勝率50%以上のトレードになるということなのです。勝率40%だったとすると、十分な検証結果なのに結果はマイナス。しかしそのシグナルを逆に見れば勝率60%の取引が可能ということなのです。

もちろん単にスプレッド分だけマイナスだった場合は意味がないです。勝率はスプレッド分を引いたものが出ますから、基本値は実は50%ではなく、それよりも低い値になっています。このことを考慮しないと反転すればどのトレードも使えそうに見えてしまうので気を付けてください。多くのトレードではスプレッド分が負けになるために勝率は50%を切るのが基礎値です。

これならば3カ月程度検証して結果が勝率30%でも40%でも、逆の方向へのトレードが可能ならばそれだけで勝率50%以上のトレード方法となりえます。必ずしも逆方向へのトレードはできないことがありますが、そういった場合は稀ですからそのほとんどでは大丈夫でしょう。この逆方向へのトレードもある程度検証しなければいけませんが、最初よりは回数が少なくても大丈夫です。逆方向ですがすでにかなりの検証をしているはずですからね。


ですから勝率50%以上のトレードを見つけることなんて、検証さえしっかりとしていれば楽なことです。しっかりとした検証で正確なデータがあれば、リミットとストップを同じにする方法でも勝率を50%以上にできる方法が見つけられると思いますので、根気良く試してみるとよいと思います。検証は長期間行うなど本当にしっかりしていないと、後悔する原因になりますから、他人が見ても大丈夫なほどの検証回数でない限りは検証を続けた方がよいでしょう


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仮想トレードから求めるポジション数

過去に使っていた最適なポジションの調べ方は、確率から最大連敗数を想定し、それを最大ドローダウンとみなすというものでした。ですが実際にそれを使用していたところ、途中で破綻が目前まで迫ってきてしまい、最大ドローダウンの求め方が間違っていることは確実になってしまいました

前の求め方が間違っていたのは「連敗」に重きを置きすぎていたことにあります。実際には連敗でなくても、たとえば5敗の負けが込んでいる直後に10戦して、その結果が5戦5勝だったとしても5敗の負けは変わりません。そこに1敗でもあれば連敗でなくても負けは増えてしまいます。それが繰り返されれば負けが増えていきますから、結果として連敗数から最大のドローダウンを導き出しても役には立たないということです。


そこで新たに使用しているのが仮想トレードから最大ドローダウンを導き出す方法です。

この方法には勝率とエクセルが必要です。エクセルについて言うことはないですが、勝率は事前の検証により調べておく必要があります。検証期間よりも実際の運用期間の方が結果が悪い可能性も十分に考えられますから、使用する勝率は検証期間のものよりも低めのものを使用します。

方法は検証により求められた勝率を使ってエクセルでの仮想トレードを行います。その仮想トレードで発生するドローダウンを参考に想定の最大ドローダウンを決め、そしてそこから1ポジション当たりいくらの資金があればよいのかを計算していきます。

これには「=IF(ROUND(RAND(),100)*100<50,30,-30)」という式を使います。

これは「=IF(ROUND(RAND(),100)*100<勝率,リミット,ストップ)」ということであり、自分のトレードを仮想的に表現したものです。言うまでもないですが、各数値は自分のトレード方法のものに置き換えてください。なおゼロハジ流ではリミットとストップが固定されていることが前提となっていますが、そうでない裁量の場合には「リミットとストップ」の数値を「平均利益と平均損失」に置き換えてください。そうした場合は精度は下がりますが計算はできると思います。

そしてエクセルに次のように入力していきます。

=IF(ROUND(RAND(),100)*100<56,30,-30)=A1
=IF(ROUND(RAND(),100)*100<56,30,-30)=B1+A2
=IF(ROUND(RAND(),100)*100<56,30,-30)=B2+A3


後はそのトレード方法の1年分のトレード回数まで続けていきます。エクセルだと黒い四角をドラッグして引っ張るだけで伸ばせるのでそんなに時間はかからないでしょう。

先ほどの式「=IF(ROUND(RAND(),100)*100<56,30,-30)」というのは、リミットが30Pipsストップも30Pipsで勝率が56%のトレードを表しています。実際のトレードの結果を元にしたデータ(やや低めの勝率)ですから、これを元に仮想トレードを行えばこの勝率でどこまで負けが込むか、つまり最大ドローダウンを推測できます。式の右の枠は合計の結果を表示する枠です。

1年間分まで伸ばした仮想トレードの結果を「折れ線」で表示し、右上がりのグラフの中でヘコんでいる部分を探します。それがドローダウンですから、そのドローダウンの数値(最大負け回数)を記録しておきます。もちろんトレードが1年で終わるわけでもないので、エクセルのリロード(F9)機能を使い、自分が十分と思えるほどのデータを収集する必要があるでしょう。100年分は欲しいところでしょうか。

こうやって十分なドローダウンのデータを取れば、そこから想定最大ドローダウンを決めることができるでしょう。ただしこれは確率上のことですから、極端なものは無視するしかありません。確率において100%なんてのものはあり得ないのです。たとえば先ほどの式の結果ですと、最大で36敗ほどのドローダウンがありましたが、他の結果とは明らかにかけ離れた結果でありますので、無視しても良いと判断しました。


では実際どのようにポジションを抑えるかですが、これは1ポジションあたり

取引通貨ペアの取引証拠金+(1ポジションでのストップ損失×想定最大ドローダウン)

となります。複数の通貨ペアで「同時」に取引をする可能性がある場合は、それも証拠金に加える必要があります。指値は注文だけでも証拠金を食うのでそちらも注意です。なお複数通貨ペアや注文での証拠金を増やす場合は「1ポジションでのストップ損失×想定最大ドローダウン」の部分は増やす必要はないです。


具体例です。

ドル円のみの取引でリミットもストップも30Pips、勝率は60%で想定最大ドローダウンを20敗とした場合の計算です。

87000円(ドル円の取引証拠金:レバレッジ10倍)+(3000円[ドル円30Pips]×20)
=87000+60000=147000(円)

このトレードには1万通貨あたり147000円必要、というのがポジションサイジングになります。1回あたりの損失3000円は資金から見て約2%の損ですから、資金に対する損失額としてはまぁまぁではないでしょうか。100万円あれば6万通貨が適正という計算です。

これで20連敗、もしくは20回分の負けが込まない限りはトレードを続けていけます。この最大ドローダウンは人によって違うと思いますが、自分で思うよりもさらに余裕を持っていたほうが安全です。


上級な方法としては「破綻するもの」として考えるというのもあります。先ほどの仮想トレード中にもあったと思いますが、極端に大きいドローダウンが発生することは必ずあります。運用ではそれを無視するぐらいでちょうどよいのですが、実際にそれで破綻する可能性も全くないわけではありません。そこで1回あたりの損失をさらに下げるというのも方法です。

先ほどの例ではレバレッジ10倍で考えたのでたまたま2%という損失になりましたが、実際にはそれを超えるような率になることも多いと思いますから、トレードに使う資金を余分に見積もり、資金に対する損失率を2%以下に下げていけば、破綻した際のリスクも下げられます。先ほどの例では破綻の際には20敗の負けが込んでいるわけですから、資金は最大時の60%となっているわけです。そこでリスクをもっと下げて1%ととすれば、極端な負けで破綻しても資金は80%残るようになります。絶対に破綻しないようにトレードしようとする場合には破綻したときに手元に資金が残りにくくなりますが、ある程度破綻があると仮定してさらにリスクを下げておけば破綻時も比較的多くの資金が残ります


と、ちょっと分かりにくいところもあったと思いますが、これがわたしの新しいポジションサイジングとなります。正しいかどうかと聞かれると何とも言えませんが、この方法でもある程度のリスク管理はできると思います。あくまでも「何もしないよりはマシ」ということであってリスク管理として完璧ではありませんから、自分で「安心できるリスク」を見つけるのが一番だと思います。もちろん破綻してはいけませんから、今回の方法で破綻の可能性がどのくらいかを計っておくのはやはり役に立つかもしれませんよ。


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1日1回のトレードで十分

先ほどの仕掛けで勝つトレード方法を使うとしたとしても、仕掛けのタイミングがトレーダーによって同じわけではないはずです。私はそのタイミングを公開しませんし、それぞれが自分で勝率の高まる仕掛けのタイミングをつかんでいくことでしょう。

しかしこの時に注意しなければいけないのが、トレードの精神的負担です。トレードというのは行うたびに精神的な負担がかかっています。これは気づいていない方も多いですが、誰にでもプレッシャーはかかっているものです。

ですので、仕掛けで勝率を上げて利益を出せるようになったとしても、仕掛けを増やしすぎて精神的な疲労がたまり、ミスや精度の下落などが起きてしまえば勝てるものも勝てなくなってしまうことでしょう。


そこでトレード回数を1日1回程度に抑えることをお勧めします。もちろん必ず1日に1回トレードをしなければいけないわけではありません。チャンスでなければトレードしなくていいですし、焦る必要はないです。逆に1日2回のトレードになってもいいのです。1日1回というのはトレードの基本を作るときの「目安」にすぎません。

なぜ1日1回なのかは色々と理由があります。

まずはリズムが掴みやすいということです。朝起きて、仕事に行き、帰ってきて1トレード。などといった基本的な流れを作れますので、いつも同じ時間帯での取引ができますし、トレードを忘れるようなこともまずありません。つまりトレードを自分の生活の一部へとしてしまうわけですね。

また1日1回取引システムを見るためでもあります。指値は基本的に自分がいなくても約定されますが、もしも取引システムのミスや入力ミスで約定していなかったとすると、ただ1回のトレードが致命的な損失になることも考えられます。ですから1日1回のペースで取引をすると、取引がある日は毎日のように取引システムを見ることになりますから、思わぬミスも防ぐことができます

そして将来のトレード回数を予測できることです。1日1回のトレードですと1年で250回のトレードになりますから、4年で1000回、40年で1万回と非常に分かりやすくトレード回数を知れます。トレード回数が分かると平均損益から予想利益(あくまでも予想です)を計算できますから便利だと思います。


などといった理由から1日1回のトレードを推奨します。やはりトレードが過剰になると精神的な負担が増えるのは大きな理由です。トレードをすれば儲かる、と思いこんで取引に臨みますからトレード回数が異常なほど増え、夜寝ることもできなくなった方もいるらしいです。健全なトレードのためには1日1回で十分なトレードといえるでしょう。


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posted by ゼロハジ at 2010年01月06日 15:38 | Comment(0) | ゼロハジ流FX

勝率50%以上もあれば・・・仕掛けで勝つ

「どんな取引をすれば良いのか分からない」という方に具体的な案を提供する「ゼロハジ流FX」。「0から勝ち始めるFX」を吸収するとこんな考えになるんだよ、という分かりやすい例になると思います。実際私の考えはほとんど「ゼロハジ流FX」になるので、まぁ一トレーダーの考えとして見てくれれば何か役に立つこともあるかもしれません。ちなみに「ゼロハジ流FX」は最初から順番になっているので途中だけ読んでも分からないことがあるかもしれませんが了承ください。


さて、私は損小利大が嫌いです。損小利大というのはFXでの黄金律としてこのブログでも紹介していますが、何故嫌いなのかというと勝率が50%を切るのが普通だからです。

勝率が50%以下ということは、2回トレードすれば1回は負けるということです。それで差し引きして利益が出るとしても負けの回数は1回。ましてや多くの回数でトレードを行えば、その半分以上は負けになるのですから、精神的にはかなりつらいと私は判断しました


そこで思いついたのがリミットとストップを全く同じにすることで理論値を勝率50%にして、さらに仕掛けのタイミングだけで勝率を上げていこうという戦法です。これですと、最初からリミットもストップも決まっているので利益を伸ばす必要も損に耐える必要もありません。心理的に恐ろしく楽であり、しかも仕掛けのタイミングを機械的にできるのであれば、仕掛けの精神的負担も減らすことができるのです。

つまりリミットとストップが同じであれば適当に仕掛けたときの勝率は50%。それに仕掛けだけで5%ほども上乗せできれば、ただそれだけで利益を上げていくことができるというわけです。仕掛けのポイントは色々試せばよいわけですし、これならば損が大きすぎてFXに負けるということもなくなるでしょう。

どうでしょうか? 利食いが下手な私も損切りが下手なトレーダーもこれで一挙解決です。仕掛けの際にリミットとストップを入れるようにするので、決済の方での時間的拘束も0になります。なんて素晴らしいトレードなのでしょうか(笑)。


これが「仕掛けで勝つ」という方法です。私の大好きな「新版 魔術師たちの心理学」では、「仕掛けは重要ではない」といったことが書かれていましたが、実際に試したところ仕掛けの優位性だけでも勝っていくことはできるようですので、なにも利を伸ばすことにこだわる必要はないと思います


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posted by ゼロハジ at 2010年01月06日 14:07 | Comment(0) | ゼロハジ流FX