2016年サマージャンボの期待値計算

最近はまたFXの人気が大きく上がっているようですね。イギリスのEU離脱という長期間(2年以上)の大きな要因がありますし、実際にEU離脱の結果が出てからは円高方向への動きが激しく、さらに市場介入の可能性が示唆されるなどチャンスの多い相場ではあります。

一方でFXで大損をした方もいたようですね。億単位で損失を出されている方の画像がいくつも見つかりましたし、チャンスでもありリスクでもある状態はしばらくは続くのかもしれません。


と、久々にFXらしいことを書いてみましたが、今回もいつものように期待値の計算記事です。

今回発売されたのは「サマージャンボ」宝くじ。特徴としては、2等が「1000万円」「豪華客船の旅」「所さんのカスタマイズカー」から選択できるというこれまでにない賞金と賞品の選択という新しい要素が試されています。もちろん実際のところ「1000万円」以外を選ぶ方はほとんどいないと思うのですが、これからの可能性として「賞品も選択できる」というのは小さくないと思います。しかし実験的にやるとしても、リスクのある2等からというのは何故だったのでしょうか。100万円クラスの当選から始めるのが無難だと思うのですが・・・

それにしても「所さんのカスタマイズカー」と「豪華客船の旅」って何なのかと調べて見ましたが、所さんというのはもちろん「所ジョージ」さんであり、豪華客船は「クイーン・エリザベス号」とのこと。それぞれ先着順で5名と10組20名となっていて、当せんしても必ずしも選べるわけではないそうです。特に選ぶためには条件もあるので実際に賞品を受け取るのはなかなか厳しいのかもしれません。ちなみに「豪華客船の旅」は2タイプから選べ、そのうち一つは「世界一周127日間」というとてつもない規模となっています。

またサマージャンボミニ7000万も同時発売、こちらは賞品はなくこれまでどおりの宝くじとなっています。


では期待値の計算に行きたいと思います。2等賞品に関しては1000万円相当の扱いとなっているため、特に考慮せずそのまま1000万円とします。



「サマージャンボ宝くじ(市町村振興 第696回全国自治宝くじ) 」


(5億×1)+(1億×2)+(10万×99)+(1000万×4)+(3万×2000)+(3000×10万)+(300×100万)

=5億+2億+990万+4000万+6000万+3億+3億

=14億990万


14億990万÷30億=0.4699666・・・

0.469966×100=46.9966



今回の期待値は46.9966%となりました。去年のサマージャンボの期待値が48.33%ですから、それなりに下がっているというのが正直なところ。やはり2等の1000万円相当の賞品のところでコストがかかっているからでしょう。



「サマージャンボミニ7000万(市町村振興 第697回全国自治宝くじ)」

(7000万×10)+(100万×40)+(10万×300)+(7000×5万)+(300×100万)

=7億+4000万+3000万+3億5000万+3億

=14億2000万


14億2000万÷30億=0.47333・・・

0.4733×100=47.33%



こちらの期待値は47.33%となりました。去年の同じ7000万ミニの期待値は47.66%ですから、こちらも減っています。

少し前のジャンボ系宝くじの期待値を調べて見ましたが、今回の期待値はやはりだいぶ低めである印象を受けました。賞品のコストがジャンボミニの方まで影響を与えたのでしょうか?それともたまたま?いずれにしても新たな試みはメリットもデメリットも生んだような気がします。
posted by ゼロハジ at 2016年07月07日 05:04 | Comment(7) | FX初心者用記事まとめ

「ランダムな結果と同じ」という小さくて大きな謎

私のトレード検証において一番多い結果が「ランダムなトレードと同じ結果」だということはよく書きます。これはランダムにトレードした場合にスプレッド分だけマイナスになるように、意味のあるトレード方法を行ってもスプレッド分だけマイナスになってしまうという悲しい結果のことです。過去の例で言えば十数個の方法でこの結果が出ていて、FX相場のランダム度の強さを感じています。

ちなみに2番目に多いのは「マイナスが大きく、なおかつ逆の仕掛けを試せない方法」です。マイナスならマイナスで逆の仕掛けをすれば良いだけですが、逆方向への仕掛けを行えないものも少なくないので、そういった場合はマイナスのまま終了ということになっています。


さて、一番多い結果である「ランダムなトレードと同じ」ですが、実はこの結果には納得いかない点が存在しています。


<ゼロサムゲームであるならば>

一般的にはFXはゼロサムゲームと言われています。つまり参加者の投資金の総和をみんなで取り合っているという図式です。実際には控除率としてスプレッド分が引かれていることは忘れてはいけません。

では仮想の相場世界を作って100人の投資家で考えてみましょう。それぞれの資金は100万円、合わせて1億円の資金です。これをFXのような投資を擬似的に行ってやり取りしていくとします。とにかくこの枠でやり取りをするというところが大事なので細かい点は無視します。


さて、100人いれば50人が勝って50人が負けるようなことにならないでしょう。現実のFX業界でも勝っている人は1割といいますから、10人が勝ち90人が負ける結果、勝ち組トレーダーは10人で4000万円の残高、負け組トレーダーは90人で6000万円の残高となったとします。

一人当たりに換算すると、勝ち組トレーダーは400万円、負け組トレーダーは66.6万円です。負け組トレーダーの資金から33.3万円が勝ち組トレーダーへと流れていった構造。とくに驚くこともない普通の図式な感じはあります。


<ランダムなトレード?>

問題は冒頭の「ランダムなトレードと同じ結果」というもの。

先ほどの負け組トレーダーというのは有効性という観点から見ればマイナスの有効性を持つトレードをしていることになります。当然勝ち組トレーダーはプラスの有効性を持つトレードですね。

ではここでランダムなトレードを行った場合はどうなるのでしょうか。ランダムなトレードをしただけで負け組トレーダーよりも良いトレードをしたことになるというのもおかしいですし、何らかの法則性があるのであれば、より法則性に近い勝ち組トレーダーに負けるのは当然、結果として負け組トレーダーと同じになる可能性もあります。少なくとも100万円から開始して100万円で終わるような結果にはならないでしょう。勝ち組トレーダーにより多少の損失を生むことと思います。


これはFXで直接考えても分かりやすいですね。プロトレーダーとアマチュアトレーダーには情報の入手量・入手速度という大きな差があり、当然のごとくプロトレーダーのほうに優位性があります。ランダムなトレードとプロトレーダーではプロトレーダーが勝ち、ランダムなトレードとアマチュアトレーダーではどうなるか分からない、という感じになると思います。

ですからFXの世界でもプロトレーダーには大きな残高が残り、アマチュアトレーダーには少ない残高が残るという図式になるはずなのですが、実際にはアマチュアトレーダーの残高というのはランダムなトレードと同じ、つまり徐々にスプレッド分マイナスという結果になることが圧倒的に多い。


<個人取引の壁>

これは単純にアマチュアトレーダーの規模が小さいことにあるからでしょう。皆さんご存知のようにFX業者というのはカバー取引を100%行っているわけでは有りません。ほとんどがカバーを行わないものであり、こういったカバーを使わないトレードは相場に対する影響は全く有りません

またそもそもプロトレーダーとアマチュアトレーダーの規模が違うため、個人取引の影響はかなり薄いものとしてみて間違いないでしょう。


<勝ち組トレーダーの利益はどこから?>

話がズレたので戻します。

勝ち組トレーダーは利益を手に入れ、ランダムトレーダーはスプレッド分マイナスという結果、そして負け組トレーダーも実はランダムなトレードと同じ結果という状態がFXの現状です。

つまり勝ち組トレーダーの利益の出所というのが存在していないのが謎なのです。もしもランダムなトレードを行ってスプレッド分以上のマイナスがほとんどなのであれば私も驚かないのですが、それをやってランダムな結果が表れてくるというのは、利益を吸い取っている勝ち組トレーダーの存在がいないのでは?という疑問がわいてくるのです。


<仮説>

しかしランダムなトレードをしてスプレッド分マイナスという結果が表れる理由は考えられないわけではありません。以下仮説。

・極端なランダム化
・実はそれほど勝ってない(手数料目的)
・プロトレーダーの優位性0

極端なランダム化というのはそのままですね。ほとんどがランダムで微細な有効性しかないために、全体で見て大きな利益を生むことが少なく、逆に負ける側もランダムトレードと同程度のマイナスにしかならないというもの。また次の「実はそれほど勝っていない」というの同じで、相場に影響があるほど勝っているトレーダーは少ないのではないかと考えるのは、案外ありそうな仮説ではあります。

プロトレーダーの優位性0というのは、アマチュアトレーダーとプロトレーダーを比べた場合にプロが優位なのは当然で、アマチュアのほうが規模が小さく影響が少ないのではないか、ということはすでに書きました。そこでチャートを動かしているのはプロトレーダーということになるわけですが、このプロトレーダー同士を比べた場合、そこに優位性というのは存在していません。もちろんトレードの規模による差はありますが、全体の流れに乗るために必要な情報の入手という意味では別に差がないと。だから優位性がないために誰もが大して有利になる状況でもなく、結果としてランダムに近い結果になっているのではないかと。


いずれにしても誰かが大勝ちしている状況というのはFXではあまり考えられないなぁと。株ファンドなどと比べても、為替ファンドの利率はかなり低いですから、大規模な投資家が大もうけするのは無理なのではないかと。ちなみに相場に影響がない程度の小規模投資家であれば大勝の可能性はあるので、今回はあくまでもチャートに影響を与えるだけのトレードという視点で書いてみました。


追記:私が検証に使っているのはデモトレードだからと思われる方もいるかもしれませんが、私が言いたいにはチャート上に非効率が存在していないのがおかしいということです。有効性があるのであれば、どこかにマイナスの有効性もあるはずなのですが、どのようにトレードしてもランダムな結果というのはそれなりに理由があるのではないかと考えています。


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posted by ゼロハジ at 2013年11月19日 17:54 | Comment(4) | FX初心者用記事まとめ

FXの経験を積んでも勝てるようにならない

最近FXを否定する記事ばかり書いてますが、FXを肯定する記事の間違いを正すという意味でも多少こういった記事があってもいいかなと。もちろんあまり好まれないのも分かってはいるのですが、ある程度理論的に否定できる部分も少なくないので記事にしています。

さて、今回はFXトレーダーが経験によりどのように成長するかというもの。


<経験5年以上のトレーダーと初心者>

多くの物事において、経験と成長は正比例して伸びていく関係にあります。どの分野でも良いですが、時間をかければかけただけ成長するのが普通ということですね。もちろん人間には限界があるのでスポーツでは時間のかけ方と同じく肉体的な才能も必要になってきます。

ですが肉体的な才能が必要ない場合や限界まで近くない状態では、経験した時間が多ければ多いほど習得することが多いと。私が好きなゲームでもそうですし、ダンスとか、イラストを描くことなども経験を積めばうまくなっていきます。


しかし、トレーダーには経験を積むことによってうまくなっていくという要素はありません

試しに考えてみてください。この記事を書いている私、つまりゼロハジというトレーダーは5年以上もFXに関わっていますが、それでもまだランダムなトレードを超えることができずにいます。しかしこれは全然珍しくありません。FXの世界を見れば一般的なことです。

つまり私は数千時間という時間を費やして勉強し、検証しているというのに、昨日から始めたトレーダーと同程度のトレードしか出来ないのです。もちろん知識の差は圧倒的ですが、その知識はトレードの直接の役には立たないわけで、トレードという意味ではその効果に差はありません。


<一般的な成長率とトレーダー成長率>

ここに一般的な物事の成長率とトレーダーの成長率とを図にしてみました。

一般的な成長.pngトレーダーとしての成長.png

一般的な物事を成長する場合に一番成長するのがやり始めです。例えばイラストを描くことを始めた場合、まずはイラストを書くのに何が必要かとか、イラストを書くための時間、イラストの大きさ、色使いなど非常に多数のこと一挙に学びます。やり始めた時というのは一番成長率が大きい時期なのです

そしてそこからイラストをいくつも描いていき、また他人のイラストを見たり、書籍などで勉強するなどして少しづつ成長するのが中間の成長となり、最後の方の成長となると、イラストのうまさというよりは特徴的なキャラクターの描き方とかデザイン的な能力が求められ、イラストを描くという意味では成長はほぼなくなる、というのが一般的な物事の流れでしょう。初期は大きく成長し、中期は少しづつ成長し、後期はほぼ全く成長がない、というもの。


ではトレーダーの成長を考えて見ましょう。トレーダーの場合、初期の成長というのは口座の選び方や税金の種類、チャートの見方、テクニカル・ファンダメンタルなど多数ありますが、これらはトレードで勝つという目的に対して貢献度がほぼ全くありません。極端な話、適当でもトレードの勝ち負けへの影響はないと。

そして中期においては成長が全くなくなります。つまりは私がこの中期に当たるわけですが、どのようなテクニカルやファンダメンタルを試しても勝てず、ランダムなトレードを超えられないトレーダーという感じです。通常なら時間と経験により成長するはずなのですが、いくらやっても成長なしという不思議な状態が続きます。そして後期、この場合「有効性のあるトレードができるようになる」と初めて成長が認められるという感じです。

つまりは「有効性のあるトレードができるかどうか」により、成長があるかどうかはっきり分かれてしまうということです。時間というよりはそのトレードができる才能、情報、知識があるかどうかということであり、時間をかけたぶんだけ成長する類のものではないわけです。


<トレーダーの中間は0>

前々から感じてはいたのですが、「トレーダーのミッシングリンク」というものがあるようで、つまりは全く勝てないトレーダーと勝てているトレーダーの中間のトレーダーが存在していないと。もちろん投資という性質上、勝てているのであれば資金は勝手に増えていくので、中間というのも曖昧な表現ではありますが、まぁ分布が極端な感じがあります。

しかしおかしいわけでもないです。FXはゼロサムゲームであり、そのゼロサムから得る側なのか、失う側なのかというのははっきりとライン分けされていますから、そのラインを超えて勝ちを持続できれば大きな利益にもなるというものです。


また、前記事でも書きましたが相場観というものが有効性を生むと考えたとして、初心者トレーダーよりも遥かに相場観があるはずの熟練トレーダーでもランダムなトレードになっていることの理由がつきません。たしかに大きな利益にはならないでしょうが、多少の利益にはなるはずなのに有効性0、ということは相場観というもの自体の存在が疑わしいと考えられます。

まぁなんにしても、何らかの気付きがない限りFXで勝てるようにはならないということでしょう。


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posted by ゼロハジ at 2013年11月15日 16:10 | Comment(6) | FX初心者用記事まとめ

為替操作疑惑の問題はどこに?

ついこの間(外国為替指標レートをディーラーが操作−顧客の注文を先取り - Bloomberg)もありましたが、今回もまたもや「為替操作疑惑」についてのニュースが流れました。以下引用。

10月15日(ブルームバーグ):外国為替市場の指標レートの操作疑惑をめぐる調査の一環として、現在米JPモルガン・チェースのロンドン在勤チーフディーラーを務めるリチャード・アッシャー氏が英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS )在籍中に記した簡易メッセージを英規制当局が調べている。事情に詳しい関係者2人の話で明らかになった。

関係者の1人が匿名を条件に語ったところによると、他社のトレーダーに宛てたこのメッセージにはアッシャー氏の取引ポジションの詳細などが含まれていた。直物為替トレーダーだったアッシャー氏は2010年にRBSを退職したが、退職と調査は無関係という。別の関係者によると、当局の調査ではアッシャー氏側の不正は示唆されていない。関係者らは調査を受けている他のトレーダーの通信記録の数については言及しなかった。

〜中略〜

ブルームバーグ・ニュースは6月、一部銀行のトレーダーが簡易メッセージを通じてポジションに関する情報を共有し、WM/ロイターのレートが決まる前と60秒のウィンドウ(時間窓)が開いている間に取引を実行して利益を得るため同レートを操作しようとしていた可能性があると報じた。関係者の1人によると、RBSは報道を受けて内部調査を開始し、記録を発見した。

引用元:為替操作疑惑の元トレーダーはJPモルガンのアッシャー氏 - Bloomberg



はい、ということで為替操作に関する記事なのですが、このニュースが一番分かりやすかったですね。

他のニュースも読んではいたのですが、「他トレーダーとのチャット」が焦点になっているものもあり、どこに問題があるのか良く分かりませんでした。他トレーダーとのチャットは以前見たNHKの銀行ディーラーの回でも、他銀行とのチャットを行っている場面ははっきりと放送されていましたし、それ自体に問題があるわけがありません。


<指標レートの問題>

ではどこに問題があるのかというと、引用記事にあるように「WM/ロイターの指標レート」を操作して利益を得ようとしたということです。ですから必ずしも通常の為替レートの操作ではないという点が(たぶん)重要。

この「WM/ロイターの指標レート」とは何なのかというのは、別のニュースである「為替指標レート不正操作疑惑、RBSなど大手行も社内電子メール調査 - WSJ.com」を参考にするとよいと思います。

つまりは市場の基準値というところなのでしょう。第三者による公正な値付けということだそうです。ポートフォリオの損益を計算する際の基準になるとのこと。またこのレートを参考にトレードを求める投資家もいるようです。

そしてこのレートを操作するような取引を行っていたということだそうです。操作はそれほど難しくはなく、基準時間が決まる午後4時前後の60秒間に集計されるデータをごまかすような取引をすれば不正が可能となりそうです。

これがどの程度の影響・利益となるのかは個人投資家では分かりそうにない世界ですが、個人投資家への影響も全くの0というわけではないでしょう。


<不正の意味を考える>

今回の不正は基準レートの操作取引ということでしたが、ここから利益を得るにはどうすればいいのか考えて見ます。

まず基準レートというのは、その時点での為替レートの基準値ということですから、もしこの基準レートを実際の為替レートと乖離させることができれば、そこから利益が生まれる可能性が出来ています。

たとえば基準レートを操作して実際よりも高く設定させた場合、実際の為替レートでトレードしているところで買い、基準レートで売買している業者に売るということが考えられます(出来るかは不明)。また基準レートによりポートフォリオの基準額が決まるそうですから、基準レートを安く見せてポートフォリオを割安に購入するようなこともできるわけです。

いずれにしても不正はアービトラージで利益を得るためのワンステップという感じでしょうか。不正そのもので利益を出すことは流石にできないでしょう。集計される取引量を増やすだけですから、この時点で利益にはつながらないような気はします。


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posted by ゼロハジ at 2013年10月15日 17:03 | Comment(0) | FX初心者用記事まとめ

ドル円95円後の展開を考える

心理的ラインと言われていたドル円95円ですが、なんだかんだ言ってもそのラインは易々と超えてしまいました。日経平均のほうも年内1万2000円の予想もすでに達成されています。

相場師にとっては好相場なのかもしれませんが、逆に「経済的には行き過ぎている」という声も出始めているのも事実。円が安くなるのは別にいいんでしょうが、そのペースがちょっとおかしい。あまりに急すぎて歪みが出始めているという話もあります。

そんなこんなで注目度の高いドル円相場ですが、この95円越え後の展開を考えてみたいと思います。


<抵抗なかった95円ライン>

まず95円越えの経緯ですが、連日の指標の改善でリスク選好からドル円が買われた形です。意外にも円がらみの動きではなく、主にドル関連での動きでした。もちろん「望まれているさらなる円安」という背景もあったんでしょうが、動かした要因となったのは世界経済の回復による「リスク選好」のようです。

このときに95円を超えているわけですが、この95円というライン、今年はじめから「ドル円最適ラインは90〜95円」という思惑があったわけで、95円で一旦抵抗されるのではないかという感じがありました。しかし実際にはたいした抵抗もなく素直に95円超え、さらには96円もラクラク超えてきてます。

ですから経済的には95円は節目であっても、相場的にはそれほどの意味は持たなかったのかもしれません。


<2つの今後>

95円を超えた今後としては2つの見方があるようです。


まず一つがこのまま100円をつけてしまうという見方。先ほどの90〜95円という思惑があったように、今度は「100円をつけるのではないか」という思惑が生まれてきています。相場は結局は個々の思惑で動きますから、案外実現する可能性もあるでしょう。

もう一つは政府が円安を抑えてくるのではないかという見方です。今日の円相場もそうですが、政府は行き過ぎた(急すぎる)ドル円相場と思っているようで、ここで一旦落ち着かせようという意図が見て取れます。現在は円主導の円安ではないですが、それでも政府が円高に誘導するような見せ方をすれば円安の動きが鈍くなる可能性はあります。


<円相場これからのポイント>

円関連の動きで注目なのが、4月初旬、もしくは今月中に臨時会合があるのではないかと言われている「日銀政策決定会合」でしょう。

日銀人事で揺れ動いた円相場は、次は日銀政策決定会合待ちとも言われていて、そこでの発表は円相場に対して大きい影響力を持つのは間違いないです。大胆な緩和策があれば更なる円安、何もなければ円高の要因になるでしょう。


<実生活と円安>

ところで円安ということを生活を通じて実感することが多くなってきませんか?

私は例のゲームダウンロードサービス「Steam」でゲームを購入する際に、ドル支払いのために価格が10%以上も上昇しているのは感じてました。このまま100円なんて超えると購入も控えたくなってくるレベルです。

そういえば円安でパソコンの値上げやガソリンの値上げが言われてますね。他にも様々な値上げが取り上げられてますが、それらは本当に円安に関係があるのかは分かりません(笑)

私は円高のときに「円高のメリットを探すべき」的なことを書いてましたが、今度は円安のメリットを探すべきときが来ているのかもしれないですね。


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posted by ゼロハジ at 2013年03月12日 13:21 | Comment(6) | FX初心者用記事まとめ

FX初心者用記事まとめ

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2.そもそも外国為替って何?
3.株式とは違い24時間取引可能
4.少額からでも始められるレバレッジ
5.通貨ペアとは?
6.通貨の金利差「スワップポイント」

FXの基礎知識
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2.取引の際にはスプレッドに注意
3.取引レートの最小単位Pips(ピップス)
4.リスクコントロールを知る
5.マージンコールと強制ロスカット
6.ロスカット(損切り)は超重要
7.相場を分析する2つの方法
8.いろいろな注文方法の解説
9.自分に合った投資期間選び
10.デモトレード(バーチャルFX)に挑戦
11.余剰資金を使って投資する
12.FXでの税金知識

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4.トレンドの変化を把握「トレンドライン」
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6.「MACD」で売買のタイミングを計る

情報を活用する(ファンダメンタル分析)
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4.災害が起きると・・・
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6.情報はどこから入手?
まずはデモトレードに挑戦
1.実戦の前にまずはデモトレード
2.チャートの見方を練習
3.注文の仕方や数値の見方をチェック
4.ロスカットのタイミングにも気を使う
5.取引システムは使いやすい?
6.勝てるまで口座は開かない
7.オススメのデモトレード口座

FX口座の選び方
1.FX口座を選ぶ際のポイント
2.くりっく365とは?
3.信託保全について
4.開設に必要な最低証拠金
5.口座開設手続きの概要
6.オススメのFX口座

FX実践体験記
1.見方をチェック(1日目)
2.相場上昇でもプラス0(2日目)
3.安値で買ったら急激な相場上昇(3日目)
4.負けて 負けて また負けて(4日目)
5.予想外な結末(最終日)

FXで勝つためのポイント
1.自分の投資スタイルを確立する
2.トレンドに乗るのが基本
3.ナンピンと塩漬けは厳禁
4.取引記録を付けておく
5.ロスカットはしっかりと
6.ポジションを持たないという選択肢
7.大儲けを狙わない




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posted by ゼロハジ at 2008年06月26日 14:04 | Comment(0) | FX初心者用記事まとめ