ゼロハジのFX検証メモを公開

少し前に書いた「ゼロハジの7年間のFXに対する結論」の最後に「補足としてメモを公開する」ということを書いていたのですが、そのまますっかりと忘れてしまっていました(笑)

そこで今回はそのメモを公開したいと思います。

今回のメモはFXの可能性を根本から突き詰めていくために何を検証したら良いか、またその結果を書いたものです。検証案はすでに検証が行われて消されているものがありますし、またラスト2年程度から書き始めているのでそれ以前のごく当然に思っている(思い込んでいる)理論などについても一切書かれていません。

メモ公開の注意として、あくまでも個人的なメモをそのままコピーペーストしただけなので、意味が通じない点や極論などがあります。あまりバカ正直に信じてよい内容ではないので、そのあたりはしっかりと差し引いて読んでください。念のため赤字で内容の補足や修正を行いましたが、書いた本人でも意味が通じない部分が多々ありました。


以下がメモのコピーとなります。

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最近の方向:感覚的トレード、長期時間足、ダウ理論

■日足の方向に対してのドルコスト平均売買
■ラインの有効性に止めをさす。本当に機能していそうなラインにのみ仕掛た場合の有効性を出す。またランダムなチャートを作り、ラインの有効性が出る確率の差異を調べる
■感覚的トレードをやってみる。テクニカルとファンダメンタルを見ずに、機械的にではなく感覚的に判断する。タイミング計らない。
■過去に行っていた「ファンダメンタルドルコスト」がまぁまぁうまくいっていたにも関わらず終了している。再度の検証を行ってみても良いのではないか。
■トレンドライン・移動平均線がダメで、経済指標もダメ、突発的なファンダメンタルもダメという状況でいけるのは、テクニカル的ファンダメンタル的に見て、日足ダウ理論しか考えられない。アベノミクスのような全体のファンダメンタルにかけ続けるというのはまだ可能性としてあるため、日足ダウ理論であればそれに近いものが達成できる。もちろん直接的に全体のファンダメンタルを試す方法もやりたい。

3日連続で下げた次の日に買い、3日連続で上げた日の次に売ると戦術を試してみたところ、そこそこの有効性が出ている。トレンドに逆らうトレードなのでストップをきつめにして検証したい。


●確率の変遷だけでは勝てない
すでにかなり長い時間浸透してしまっているので特に説明することはないが、ストップを大きくするだけとか、マーチンゲールを使うとか、そういったテクニカル的でない水準を使ったものは確率の範囲は出ないため、結局は期待値の上昇はない。確率だけではFXに勝てない。

●単純な抵抗線の売買では勝てない
抵抗線でのブレイクや反発買いすべてがダメとは思わないが、少なくとも何も考えずに売買して利益の出るものではなかった。プラスアルファが必要だろう。ちなみにブレイク側の方は本当にごくわずかな有効性が見られ、また反発側には十分なマイナスが見られた。

●MACDクロスの単純売買では勝てない
5分足ではあるが、MACDの単純売買による仕掛けは有効性は全く出なかった。騙しが多すぎるし、かなり多い検証数において結果がスプレッド分と同じだったことを考えても全く使えないテクニカルだったのかもしれない。

●チャネルブレイクアウト戦術では勝てない
データが残っていないが、約3年程度分のデータをバックテストしたことがあった。方法はおそらく40日高値・安値更新で仕掛け、その20日高値・安値をストップにしたもののはずだ。1年ごとの結果ではあったが、いずれもイーブン程度の結果にしからならず、有効性が出ている感じはない。確かに大きなトレンドでは莫大な利益にはなったのだが、それ以外の小さな相場においてはコツコツと損を重ねているのでトータルでもプラスというほどにはなっておらず、FXという性質上大きなトレンドが発生しにくいためにこういった結果になったのかもしれないと思う。

●相場に反復性はない
約200トレードほどの検証で、リミットを10、ストップを100で検証。相場には反復性(またはノイズ)があるため、より小さく入れた方に有効性が出るのではないかという疑問を検証した。結果は200トレード中182勝18敗、理論勝率が90.9%で、実際の勝率は91%。200トレードのトータルで20Pipsのプラスとなった。スプレッド分という謎はあるが、この結果を見ても相場に反復性やノイズがあるようには見えない。誤差の範囲。リミットが小さいからと言って勝ちやすくはならないだろう。

●1時間足の高値・安値更新はトレード回数が少なすぎる
回数がたった12回しかないので確定的なことまでは言えないが、確実に言えることとしては1時間足の高値・安値更新仕掛けではトレード回数が少なすぎて話にならないということ。6週の検証だったが、最初の2週は大きな下降トレンドで7回のトレード、その後は4週で5回のトレードしかない。結果はプラス14Pips、回数の少なさと1回の損益を考えれば完全に誤差の範囲なので、これで良し悪しは判断できない。実際に高値・安値更新仕掛けで有効性が出るかどうかは、今後の検証で判断する。これはあくまでも参考。

●ロンドントレーダーは時間外の動きに対応しない
ロンドン時間の動きとその終了後の動き、そして次のロンドン時間の開始時には関係があるのではないかという予想。つまりはロンドン時間で買われていて、時間外に上がっていれば、ロンドントレーダーはロンドン時間開始時に利益確定で売りをするのではないかといった予想。検証はロンドン時間の動きと時間外の動きをユーロドル・ポンド円でそれぞれ100回分調べた。予想では買いの次に買いだった場合は売りだったはずだが、実際にはそういった動きはなく、ランダムと変わらない程度の結果となった。これの裏付けはもう一つあり、OANDAで調べられるポジションの変化において、ロンドン時間開始時にポジション数の増加がみられ、またロンドン時間終了時にはポジション数の低下がみられた。つまりはロンドントレーダーは時間外までポジションは持ち越していないようだ。また同時に行ったロンドン時間開始時と終了時が相場の転換点になるのではという予想だが、比較するデータがなく、また転換の方向は予想できないために検証続行は無駄と判断した。

●まだ仮説:トレンドラインブレイクに有効性はない
トレンドラインブレイクでのトレード37回を行ったが、その結果はランダムと大して変わらないものだった。興味深いのはストップの方法違いで仕掛けは二重だったわけだが、それらを合わせたトレード回数は74回、そしてトータルPipsは-69というところ。つまりはトレンドラインブレイクの有効性はランダムと同じでスプレッド分だけのマイナスだったのではないかという仮説も立てることができる。いずれにしても今回は2か月の検証だったが、もう2か月ほどの結果がないと確定的なことは言えない。今回の結果は暫定結果。

●まだ仮説:ストップの入れ方により有効性は変わらない?
トレンドラインブレイクの仕掛けにおいてストップの入れ方による有効性の違いを調べた。一つは最適高値安値でもう一つが固定小ストップ(相場に関係なく固定Pipsでストップをとる方法)、トータルでそれぞれ37回の検証となったが、どちらも「微減」という結果。ランダムと変わらないといってもいいと思う。しかしわずかではあるが、2か月連続で固定小ストップの方が損失が少なかった。誤差の範囲と言えばそうだが、最適ストップに大きな有効性があるわけではないということは明確だし、どちらもそれほど変わりがないのであれば「とりあえず」は固定小ストップを基本に考えていきたい。注意としてトレンドラインブレイクには有効性がなかった可能性があり、ストップの入れ方により有効性が変わるのはテクニカルに有効性があるときのみの可能性もある。いずれにしても暫定結果。

●まだまだ仮説:移動平均線の向きと売買方向
トレンドラインブレイクの仕掛けの結果では「移動平均線の向きが合っている場合の結果」と「全トレードの結果」を比べてみてもその勝率にはほとんど差がなかった(方向性が合っている方がわずかに結果が良い)。仮説ではトレンドラインのブレイクと移動平均線の組み合わせは悪いのでこれに関しては何とも言えないところがある。またもう一つの移動平均線の検証として利益ごとの仕掛けでの結果もある。これはそもそも仕掛けが移動平均線+トレンドライン+高値安値なので、移動平均線がクリアでない限り仕掛けないのだから15分のデータは完全に意味なし。しかし各利益幅トレードごとに1時間足と4時間足のデータ(方向が合っているもの)を見ると、3つのうち2つでプラス勝率、一つはほぼイーブンという結果だった。ここに有効性がある可能性もないわけではないが、これも結論付けられるほどの検証回数は得られていない。暫定結果。

●メモ:利益幅データまとめ
利益幅を10、30、無限にそれぞれ設定した同じ仕掛け(3方向仕掛け)の結果の違いを観察する検証のデータまとめ。1か月の結果だが、一番よかったのは無限で-102、2番目が10の-130、3番目が30の-258となった。気になる点はすべてマイナスであるところ、つまりは3方向仕掛けにはマイナスの有効性があるのではないかという疑問が湧く。いずれにしてもデータが少なすぎる。ただのメモ。

●テクニカルだけでは勝てそうにないし、方法をコロコロ変えるのが良くないわけでもなさそう
「■現在の正解想定:今考えるFXの正解というのは、相場は間違えるということ。方法は合っていても相場が「異常」な動きをしてテクニカル的でない動きになることが多い。つまりトレードにおいては「自分が間違っているのではないか」という感情がいらないのではないかと思う。ごく基本的なパターンを覚えておけば、あとはそれの実行で勝ちと負けが交互し、最終的には利益になるパターンなのではないかと。これを試すためには、自分を信じ続けて1か月トレードした場合の結果を見ればわかる。この期間は余計な修正をせずに、基本的な仕掛けに終始したいところ。またもう一つの点として臨機応変が挙げられる。流れが変わればすぐ利食い・損切が基本となりそう。■」という仮説を立てて、実際に試してみたのだが、2か月の結果は30トレードで-13というものになった。その2か月中にはメンタルが限界を迎えてその回復のために3週間も休みを取ったりし、メンタルの安定状態でのトレードを心掛けたがダメ。いくら基本パターンを繰り返したところで、最終的には利益にはならないようだ。メンタル的な崩壊も間接的ながら避けたし、方法も変えていないこと、また今までテクニカル単体で有効性が出なかったことを考えても、やはり現在の方法とは全く違う方法を見つけない限り有効性は出そうにない。今までのようなテクニカル単体でのチェックには限界を感じる。
追記:「相場が異常な動きをして」という記述があったが、「ゾーン」にもあるとおり相場というのはそこまできれいには動かないようだ。これが失敗に終わったのはやはり「単独時間足、単独テクニカル」だったからのような気がする。

●通貨の強弱関係は1日続かない
情報商材で知った(買った覚えはないです)通貨の強弱関係について実に丸1年もの間検証した。その結果分かったのが「少なくとも1日という長期では有効性はない」ということ。通貨強弱にはもっと短い期間でのインジケーターがあるらしく、1日という単位で通貨強弱を使うのは機能しないのかもしれない。ただ一時期だけ超強力な有効性を発揮したりもしていたので、通貨の強弱関係は絶対にないとは言い切れなかった。ただこれ単体でトレードできるほどではないし、必ずしも強い通貨が上がったり下がったりするわけではないようだった。つまり使えない。

●トレンド純粋仕掛けとAストップ(ブロガーさんの名称が使われていたため修正)は機能しない
トレンド純粋仕掛けとはチャートを見て明確なトレンド(本当に誰にでも分かるレベルのトレンド)が発生している場合にその方向に仕掛け、そしてストップは更新安値か更新高値に置く(Aストップと呼んでいた)という方法を試した。2ヶ月で大きなマイナスが発生したため逆方向に仕掛け始めたが、3ヶ月でもっとマイナスというアホみたいな結果になった。ここから分かることは「トレンドが発生している方向に売買しても必ずしも儲からないこと」「前高値、前安値のストップの有効性のなさ」である。ただこれもデータが少ないので確定的なことは言えない。あくまでも参考程度に心にとどめておこうと思う。

●投資書籍の内容の簡易検証
安く引けたときの次の日は高くなるという事実はない。むしろ大きなマイナスだった。同じく2日続けて安く引けたときについては検証データが少ないが、かなり甘く見ても有効性は出ていないので無視していいと思う。
3日連続で下げた次の日に買い、3日連続で上げた日の次に売ると戦術を試してみたところ、そこそこの有効性が出ている。トレンドに逆らうトレードなのでストップをきつめにして検証したい。
2期間RSIについては読み方を間違えたのだろうか、全く機能するように見えない。他のサイトではEA化して有効性が出ていたようだが、単純な2期間のRSIでの売買は全く話にならないレベル。

●トリプルスクリーン(仮)
トリプルスクリーンとファンダメンタルの組み合わせを1ヶ月やったが、トレード回数が想定の3分の1しかなく、これでは検証の意味が感じられないため終了した。トリプルスクリーンが良いとか悪いとか判断できるレベルでもないので、また次の機会に挑戦したい。

●ファンダメンタル(仮)
上記のトリプルスクリーンの検証の際にファンダメンタルを使って分かったのはファンダメンタルには「全体」と「突発的」「予定的」ファンダメンタルがあるということ。「全体」のファンダメンタルは現在の注目されている通貨や政策など、「突発的」ファンダメンタルは要人発言や突然の発表など、「予定的」ファンダメンタルは経済指標の発表。
この中で「突発的」ファンダメンタルは比較的サプライズになりやすく、影響も小さくないが、発言時間がほとんど不明で、さらにその情報の出も遅く、しかも正確な意図が読み取りにくいなど壁があるが、ここを攻めれば有効性が出そうな気がしないでもない。

●全体のファンダメンタルで仕掛けるのは厳しい
毎日のファンダメンタルの方向をチェックし、そちら方向にストップ切り上げで仕掛ける方法を試したがうまくいかなかった。理由としては100Pips以上動くようなことがあっても原因が分かるのが数時間後・不明のままということも多く(結構重要な発見)、情報の入手速度という面で考えると「予定的ファンダメンタル」のほうが圧倒的に分があるからだ。またアベノミクスのような大相場を全体としてみた場合、かなり大きいストップが必要となり目標とするトレードとは異なっているようだった。現在どちらの方向を向いていようと、仕掛ける理由としては適していないようだ。改善の余地としては、もっと明確なファンダメンタルのときだけ仕掛けるということになるだろう。

●理論的聖杯はうまくいかない
理論的聖杯については説明が難しいのでフォルダを参考のこと(用意してません。ゴミ理論だったので無視してください)。理論的な理解と実際の計算とのズレはあるが、計算上うまく行かないのであればうまく行かないだろう。計算の仕方の難しさなど難があるが、おそらく有効性はないだろう。デモトレードでよほどの結果が出ない限りは「うまくいかない」という結論で問題ない

●ランダムなトレードはランダムな結果を生む
当たり前だが、ランダムに行ったトレードはランダムな結果となった。思ったよりもさらにランダムな結果だったのが衝撃。今までのトレードはそれなりに偏った結果だったことが分かった。

●ラインによる有効性は全く存在しない
すでに結論として似たような項目はあるが、今回は1時間足の単純なライントレード+損小利大というスタイルで175トレードやったが有効性はなし。ラインの有効性についてかなりの疑問を持っている中でこの結果から言えることは「ラインによる有効性はない(今でもそう思います)」ということ。動きの理由付けとしてラインは最適だが、実際のトレードには全く向かない。これは非常に重要な結論なのでデータ量も充分、これまでの経験も充分ではあるが、確定的とはしないでおいたほういいかも。ただ今後のトレードには大きな影響を与える結果となった。

●経済指標のゆがみはあるが使えない
経済指標の発表時に、ストップを小さくリミットを大きく入れることで数学的なゆがみを発生させ有効性を出すことに成功した。ただこの有効性はあまりに小さいため、スプレッドの拡大やスリッページの発生を考慮してしまうと明らかにマイナスになってしまう。あくまでも一要素として確認できただけだった。

●経済指標によるスキャルピングに可能性はない(非常に重要
リメンバーFXという過去の経済指標の研究サイトを使用して検証。3年と8か月分の結果が1トレードあたりの利益が6.1Pipsとなった(リミット14、ストップ7)。スプレッド拡大、スリッページ、現実的な発表からの注文時間を考えると。この時点でもトレードはかなり厳しい。また発表4秒以降(現実的なトレード時間)の有効性もチェックしていたが、スキャルピングという意味では有効性は半分を下回る。今回の検証は結果は「情報を入手し即時に自動売買できる状況であってもたいした利益にならない。もちろんそんなこともできない一般トレーダーには経済指標の発表はチャンスにもならない。ただ長期売買ならば可能性は残るのかもしれない」。つまり経済指標のスキャルピングには全くチャンスがないが、もう少し長期、1時間以上の保持を考慮したトレードであれば充分に可能性があると思う。その分ストップも大きくなるので、問題も大きいが・・・

●経済指標の有効性は3分以内になくなる(確定)(非常に重要
上記の検証の発展として、経済指標発表3分後の有効性を調べてみたが、その有効性は存在しないという結果となった。多少の有効性は出るものと思ったが、チャートを見ても3分以内に経済指標発表の有効性が消えてしまうことが多く、また実際のデータでもそういう結果なので、経済指標の有効性はたったの3分でなくなるということが確定した。つまり経済指標による売買は絶望的ということになる。

●ボラティリティブレイクアウトに有効性はない
2008年か09年から行ってきたボラティリティブレイクアウト戦術の検証だが、いずれも「スプレッド分を上回る有効性があるもののトレードに使えるほどではない」という結論に至った。そこまでひどい結果ではないものの、長く続いた検証だけに終了には寂しさを感じる。時期によれば機能する可能性もあるようだが、トレンド相場だから機能するというわけでもないようで、使いようはあまりない。派生系の検証が終了し次第、完全終了とする。お疲れ様。

●ダウ理論に有効性はない
トレンドラインなどと同じく、単にチャートにはそういったものが見える性質がある(非常に重要)というだけのことで、それがその後のチャートの動きを予想するものでは一切ないということ。ファンダメンタル的な動きを表していないわけではないだろうが、ファンダメンタルのトレンドに乗ったとしても、トレンド相場以外のレンジ相場で連敗するために機能していない。

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ここまで


改めて読み直してみると、意外に未熟なんですね私も。FXから少し離れた現在から見ると稚拙な検証を行っていたことがよく分かります。

それでも根本部分の結論には変わりないので、FXの検証の再開はやはりないと思います。

エクセルの検証データファイルも公開しようかと思ったのですが、こちらはこのメモよりも酷い内容というか、自分でも数値が何を表しているのか、またどのような検証を行っていたのかが全くわからないものが多いため、公開しても役に立たないと判断しました。

今回のようなメモを公開することで、FXに7年もの時間を費やした人がどの程度の考えを持っているのか(良い意味でも悪い意味でも)を伝えられたら幸いです。


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14年8月〜15年1月のFX業者動向

さて、今回はFX業者の動向についてまとめています。すでに恒例ではありますが、約半年間でFX業者や口座スペックがどのように変化したかをゼロハジ独自の調査でまとめていく記事となります。

年2回のこの企画、自分的には結構役立つ情報と思っています。口座を多く持ったりすることは少ないですし、一度使っている口座を変更することも少ないので、自分の使っているFX業者の変更が適正なものなのかどうかを知るいい機会になることでしょう。


<0増3減>

まずは業者の数ですが、これは0増3減となりました。ただ最近は広告を出す業者も少ないため、新しいFX業者があったとしても私が知る機会がないという点もあるため実際は2〜3は増えていたかもしれません。あくまでゼロハジ調べということです。

減ったほうは大証FXの休止関連が2件と公式サイトすら残さずにあっという間に消えてしまった業者が1件となっています。

調査段階で2〜4の業者が終了しそうな勢いを見せていますし、スイスフランの暴落により海外のFX業者が破綻しその煽りを受けること、また暴落の追証が払われるまで業者が損を抱えなければいけないことを考えると、業者の経営状況が悪化して今年の8月までに結構な業者が減りそうです。


<スプレッドは拡大傾向、スワップは減少傾向>

スプレッドには関しては軒並み拡大傾向。前回調査時の去年8月から急激に上昇しているドル円については縮小よりも拡大の幅のほうが圧倒的に大きくなっています。ボラティリティの関係でしょう。またその他の通貨ペアも拡大傾向でして、いくつかの業者は明らかに「スプレッド競争から抜けた」と考えられるほど拡大した例もありました。

スワップは相変わらずの減少傾向。ほぼすべての業者において充分な減少が見られました。また買いスワップと売りスワップの差が大きくなった業者が多く、スワップポイントが最高レベルであった業者ですらこの差が広がっていました。スワップトレーダー自体がそれほどいなくなったため、真っ先に切り捨てられているというのが私の見解です。

ちなみに1年ほど前から気にしていた最大注文数量の減少傾向ですが、これは現在では全く見られません。むしろ最大注文数量を増やしたところもあるぐらいで、当面は減少の流れは一段楽したようです。FX自体の人気が下がっているため、最大注文数量を下げて取引の安定化をする必要がなくなったのだと思います。


<モバイルトレード廃止>

今回はスペック以外に気になった点が3点あります。

まずはモバイルトレード、携帯電話でのトレードを不可にした。つまりガラケー用のトレードツールを廃止した業者が3社もありました。スマホ用のツールがありますから、ガラケーではトレードする必要がないだろうと判断したようです。この流れはスマホ用トレードツールが用意されるにつれて大きくなっていくでしょう。

またMT4の人気が再燃というか、再編されているようです。というのもスイスフランの暴落で破綻した海外のFX業者というのはMT4を取り扱っていた大手業者だったらしく、その関連でMT4でのトレードが出来なくなったトレーダーが、新たにMT4を取り扱っているFX口座を探しているようなのです。そのためMT4を扱っているFX業者の中には新規受付が多すぎて口座開設が遅れているような話もあるほどです。一時的なものでしょうが、MT4への注目度が高まる一件になるかもしれません。


<怪しい注文方法が続々>

このブログでも時々取り上げますが、FX業者が怪しい注文方法を導入する例が増えています。以前は「注文方法」ではなく「新チャート」だったわけですが、最近は注文方法そのものを導入することが増えていて、そしてその注文方法は怪しいものであると(苦笑)。さすがにいちいち計算はしませんが、多くの注文方法は表面だけがよく、実際は大きな手数料がかかったり、または内部コストというか期待値が損なわれていることがあるので、新しい注文方法を見た場合にはまずは計算から入ることをおすすめします。

ちなみにこれに関してはトレーダーを不利にさせることが業者の利益となっている部分が大きいですから、業者が利益を得るためにトレーダーを騙しにかかっているような一面ははっきりとあります。FX業者も大変なのでしょうが、ただでさえ簡単には勝てないFXという相場が、そういった思惑でさらに不利になるのはFX業界にとっていいこととは思えません。


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posted by ゼロハジ at 2015年01月31日 01:46 | Comment(0) | 小ネタ

seesaaブログが「この広告は1年以上更新がないブログに表示されております」を勝手に追加

今回はseesaaブログを使っている方への連絡的な短めの記事となります。

すでにタイトルに書いてありますが、seesaaブログが知らないうちに「この広告は1年以上更新がないブログに表示されております」と表示される広告を追加しています。

つまりは1年以上新規投稿がないseesaaブログに広告を表示するという機能なのですが、告知などもなく知らないうちに表示されている方も多いと思います。実際私のほかのブログで表示されていることを確認しました。

seesaaブログは以前から「広告を追加するときは告知しない」という手段をとっているらしく、私が使い始めてから3度目の勝手な広告追加となっています。


今回の広告の回避方法はブログからの設定では無理であり、素直に適当な記事を新規投稿し即時削除すれば問題ないと思います。またあくまでも「新規投稿」でないとダメらしく、既存記事を更新しても広告は消えませんでした。

別に事前に告知してくれればこのような悪態をつくこともないのですが、やはり何の告知もなく、知らないうちに勝手に広告が表示されているというのは非常に気分が悪いです。

seesaaブログをお使いの方はとりあえず自分のブログを確認してみると良いと思います。
posted by ゼロハジ at 2014年12月19日 23:22 | Comment(0) | 小ネタ

現在の検証と今後の展開

そういえば私のトレード検証について書くこともしばらくなかったので、今回は検証プランの経過について書いていきたいと思います。


現在検証している案は2つのみ。一つは「ぱっと見テクニカル」、もう一つが「トレンドラインの逆仕掛け」です。


<ぱっと見テクニカルの検証>

「ぱっと見テクニカル」とはFXサービスの一つであり、「形状比較分析」とも呼ばれる分析方法です。過去のチャートから現在のチャートに似ている部分を抜き出し、その後の動きの予測を行うというものです。

大体の結果はというと、1年半以上の検証でややプラス程度です。ただし過去に損益0地点まで落ちこんだことが2回もありますから、とてもではないですが実用段階ではないです。

効果を最大に見積もったとしても単体での使用はないでしょう。それどころか本当に効果があるかどうか疑問な程度です。過去に検証したプランの結果から見ても、単に長引いているだけというのが一番ありそうです。


<トレンドラインの逆仕掛けの検証>

トレンドラインについてはかなり長く検証していますが、基本的なライン反発とラインブレイクを検証したところ、一般的な反発とブレイクの有効性が全くなく、むしろ逆に仕掛けたほうが有効性が出ているという結果となったので、現在の「トレンドラインの逆仕掛け」の検証にたどり着いています。

結果としては本当にランダムとしか言いようがないです。ランダムの状態で前後していて、多少のプラスになってはいますが、これがマイナスになればそのまま終了です。単に逆に仕掛けているだけですから、いかにトレンドラインに有効性がないかというのをはっきりと思い知らされている感じです。


<今後の展開>

今年中に私はFXから引退し、このブログも終了する予定だったことはどこかの記事に書きましたが、それはまだ実現していません。

これはFXに対する未練とか心変わりではなく、先ほどの2つの検証が今年中に結果が確定し終了する予定だったのが、思ったよりも結果が前後して長引いているからです。トレンドラインのほうはすぐにでも終了しそうな勢いですが、「ぱっと見テクニカル」の方は先が見えなくて困っています。

すでにブログのネタも尽きてきましたし、検証よりも先にブログの更新が終了することもありそうです。とりあえずは今年ではないようですが。


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posted by ゼロハジ at 2014年12月12日 17:01 | Comment(0) | 小ネタ

「0.96は1 未満か?」等 面白い検索ワードを集めてみた

この検索ワード紹介企画は自分的には結構な回数を行っていたと思ったのですが、前回のこの企画が7月でしたから、実に5ヶ月も経っているようです。私も30歳になったせいか月日の流れが異様に早く感じてきています(笑)

さて、この企画はこのブログへとたどり着いた一風変わった検索ワードを紹介するという企画です。今回のデータは12年2月〜5月となっています。


「20代ホームレス「 ミュージシャンになるという夢を追うために時間が必要なんです」」

ものすごい直球のワードですが、これはおそらくこのブログの記事の一つ「勝つための努力をしていますか?」で書いた内容だと思います。元記事では「なぜか」該当部分が削除されています。どんな都合があったかは今では思い出せませんが、記憶によれば内容は「ミュージシャンになるためにホームレス生活を続けている20代のミュージシャンに対してのインタビューの中で、『夢を達成するために何をしていますか?』と問われて『そういえば何もしていない』と答えた」というものだったと思います。つまりは夢を達成したいなら努力しろとか何とかいう話です。


「プライズ景品 取れない」

わりと衝撃的な話だったので記事にした覚えがありますが、ゲームセンターなどにある高額商品の入ったルーレットゲームのようなプライズゲームというのは、一定金額が入金されるまでその商品が手に入らないようにロックがかかっていて、絶対に取れないようになっているそうです。ロック解除後もあくまでもロックが解除されただけで入手には運と操作技術が必要という鬼畜の仕様。ビデオレンタル店にあったアレもスーパーセンターにあったアレも実際は恐ろしいゲームだったということです。


「0.96は1 未満か?」

え?1未満じゃないんですか?「未満」というのは達していないということなので、1を含まない1より小さい数は未満になります。ちなみに「以下」の場合は1を含んだそれ以下の数ということです。


「pc 買い替え 3年」

かなり個人的なことですが、現在使っているPCも来年で3年目ということで買い替えを予定しているのですが、円安の影響がありPCの価格が急上昇してますね。性能面を考慮すると買い替える理由はあるのですが、価格面を考慮すると買い換える理由がありません(苦笑)


「井戸は水が出るまで掘り続けろ とは」

つまりは途中でやめたら今までの分が無駄になるから水が出るまで掘り続けろということなのですが、最近の私の考えとしては「その地域、または方法で水が出ることを確認してから掘ろう」と考えが変わりました。まぁまずはどの程度可能性があるか考えてからでもいいんじゃないかと。



今回はわずか5つのみとなりました。データ取得期間も充分に長く取ったつもりですが、イマイチ調子が出ませんでした。

これから年末へと向かいますが、FXの年末はスプレッド拡大や急激な動きの大きい時期ですから、いろいろと気をつけてお過ごしください。


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FXの基本 期待値と勝ちの先取り

FXの基本シリーズ第2弾です。前回の記事は自分的によく書けましたし、最近の円安でFX業界に新人トレーダーが増えているようなので、初心者さんにも役に立ち、なおかつ鋭く切り込んだ記事を書いていきたいと思います。


さて今回は「期待値と勝ちの先取り」です。

まず期待値とは何かということですが、これは1回のトレードあたりいくら儲かるかという水準ですね。もし期待値が100%(または1)を超えていればトレードとしては大成功です。それを下回れば酷いトレードですが、ただ仕掛けを逆にすればいいだけなのでマイナスでも問題ありません

ちなみにFXの基本的な(何の要素も加えない場合の)期待値は90〜99%ぐらいです。FXで期待値を下げる要因はスプレッドだけであり、スプレッドの影響はリミットとストップの幅により変わります。リミット2Pipsでスプレッドが1Pipsだった場合、期待値は50%になる可能性があると。逆にリミットが100Pipsであれば期待値が99%になるわけですね。このためスキャルピング(超短期取引)というのはよほどはっきりとした有効性・優位性がない限り勝てる可能性は極めて低いわけです。

基本的な期待値ではなく、トレードの期待値を知りたい場合はそれまでのトレードの結果から計算することになります。このとき参照するトレードの回数が多いほど期待値は正確に求められます。これはリミット、もしくはストップが大きいほど回数が必要になります。

期待値はFXだけで使うものではないですから、検索してもらえばすぐに出てくると思いますので計算方法は省きます。


<勝ちの先取り>

ここからが今回のメインテーマ「勝ちの先取り」になります。

1回100円 当たり200円のくじ(当たり5枚 ハズレ5枚)
×××××○○○○○

1回100円 当たり1000円のくじ(当たり1枚 ハズレ9枚)
×××××××××○

1回100円 当たり111.11円のくじ(当たり9枚 ハズレ1枚)
×○○○○○○○○○



はい3つのくじを用意しました。どれを引きたいでしょうか?3番目のくじは端数があるので引きたくはないですが(笑)、計算上端数が出てしまったので仕方ありません。

先ほどの期待値で見ると「10枚すべて引くのに1000円、戻ってくるのが1000円なので期待値は100%」ということになります。もちろん3番目は端数があり戻ってくるのが999.99円になりますがその点はさすがに我慢していただきたい(苦笑)

つまりどれを引いても同じですね。期待値が計算できる方であればどれを引くかは意識することは少ないと思いますが、それでも3番目は当たりが多くハズレが少ないので選びたくなる気持ちがあります。


ではFXだとどうなるか考えてみましょう。

勝ち200円 負け-200円(勝ち5回 負け5回)
×××××○○○○○

勝ち1000円 負け-111.11円(勝ち1回 負け9回)
×××××××××○

勝ち111.11円 負け-1000円(勝ち9回 負け1回)
×○○○○○○○○○



FXという性質上から期待値は100%としました。

さて、この3つのパターンがあった場合、どのパターンを選ぶトレーダーが多いかというと圧倒的に3番目になります。おそらく95%以上のトレーダーは3番目を選択します。もちろん期待値上の有利はありません。

なぜ3番目を選ぶのかというと、意図的に選んでいるというよりは勝ちが先に来るために「優位性のあるトレードを行えている」と勘違いしてしまうからでしょう。実際には勝ちが「多く」負けが「大きい」トレードなだけで期待値的には変わらないのですが、勝ちが優先することで勘違いする可能性が増えるようです。


勝ちが先というのは、先ほどの例において「○」が先行することです。例えば5回トレードして「○○×○×」という結果だった場合、「このトレードなら勝てる」とは思わないでしょう。負けが入っていますから負けの可能性を考えます。しかしこれが「○○○○○」だった場合はどうでしょうか、負けが一切なく5連勝ですから、「このトレードなら勝てる」と思ってしまうことでしょう。そしていつか来る大きな負けで二度とトレードをやらなくなるというFXの黄金パターンです(苦笑)

そもそもこの勝ちを先行させるというやり方はエセトレーダーの常套手段です。勝率だけで物事を考える初心者トレーダーを対象に詐欺商品を売るわけですから、そのためには一定の効果があることを証明する必要があります。ですから勝ちを先行させていかにも有効そうな雰囲気を出す必要があるわけです。むしろそれが一時的なものだということすら分からないトレーダーがさらに広めているので収拾がつかなくなっている背景もあります。


今回のまとめは「期待値を知る、計算する」ということと「勝ちが先行するトレードは後で痛い目を見る」ということです。


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カバー取引コピペの人を分析する

おそらくもう書くことはないと思っていたのですが、せっかくカバー取引における重要なデータのリンク先を提示したのに無視し(おそらく読まれてもいない)、延々とカバー取引を否定するコピペをコメント欄に貼ってくる方について書きたいと思います。

この方は1年と少し前ぐらいからうちのブログ含め多くのブログやサイトに「カバー取引は行われていない」「FXは合法的な”のみ”行為だ」などといったコメントをコピペしています。私のところだと10回ほどありました。


なぜこのようなコピペを貼っているのか、少し考えてみたいと思います。


<宣伝目的>

まず一番に考えられるのがサイトの宣伝のためでしょう。

問題のコピペには必ず多数のリンクが貼られています。一般的な質問サイトや大手ニュースサイトの記事にもリンクされているのですが、その中には必ずある個人サイトが含まれています。むしろコメントの内容はその個人サイトをそのまま移しているかのごとくであり、その管理人がこの件の犯人と考えることも可能です。

ですからこの個人サイトの宣言のためにやっているのではないか、というのが自然な考えになると思います。


<注意喚起の活動家?>

2つ目にありそうなのが「活動家」であるということ。

FXというのはお世辞にも人のためになるものではないですし、また絶対に勝てない注文方法をサービスとして提供しているなどブラックな部分は確実にあります。

そのためこれに嫌気がさした方がFXがこんなに危険で怪しいものなんだということを伝えるために活動している可能性はあるかなと。コメントの内容は毎回微妙に異なっていますから、より伝えやすく考えているのかも?

まぁその割には事実ではない憶測を引き出しているのは残念なところ。情報を鵜呑みにせずきちんと考えて書けばそれなりに受け入れられる意見だとは思います。


<いたずら・スパム>

いたずらという可能性もあるでしょう。

FXのサイトに限らず似たようなことをしている方はいるようで、政治批判系のコピペをコメントとして貼っている方は多いようですね。はっきりと営利目的のものもありますが、だいたいはいたずらでしょう。

ですからカバー取引に関するコメントのコピペもいたずら目的というのも妥当な考えでしょう。すぐに削除するので気付く方は少ないと思いますが、コピペでなくてもいたずらのコメントは少なくありません。



まぁなんにしても、貼るにしてももう少しマシな内容で、なおかつ同じところに貼り付けないように気をつけてもらいたいものです。何度も貼られるのでスパム行為としか捉えようがなくなってしまいます。注意喚起としては悪くないのですから、方法を良く考えてもらいたいところ。


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1年7ヶ月の検証の結果が悩ましい

はい今日の二記事目は「ぱっと見テクニカル」が機能しているかもしれないという内容です。


現在私が検証しているのは2案のみ。一つが「トレンドラインの逆仕掛け」であり、この結果は「ランダムと同等」ということで終わりそうですが、終了まではもう1〜3ヶ月程度かかりそうです。

問題は二つ目の検証である「ぱっと見テクニカル」です。


<なかなか良い結果>

「ぱっと見テクニカル」の検証は去年の2月から始まっていて、すでに1年7ヶ月もの検証を終えています。トレード数は474。

そして結果はというと・・・プラス419Pipsです。

474トレードしているということはスプレッドを最低の「ドル円スプレッド1Pips」で見積もっても474Pips分のマイナスがあるはずなのですが、それを上回ってのプラス。しかも最初の1ヶ月以降はずっとプラス状態を持続していて、トータルがマイナスに転じたことがありません。


<気になる点も>

正直このままリアルトレードに採用しようと思ったのですが、どうしても気になる点が。

それはトータル0付近まで落ちたことが4度もあること、そして利益の推移が右肩上がりでないことの2点です。


トータル0付近まで落ちるほどの急激な負けの連続があるというのは、現在はたまたまプラス推移しているだけの可能性を示唆していますし、利益の推移が右肩上がりではないというのは、有効性が発揮されていない、ランダムな結果である可能性を示唆しています。


この2つの点から見るとどうしても踏み切れるほどではないと判断してしまいます。トータル最高益の直後に0付近まで落下するようなことも見られましたから、さすがにリアルトレードには早いという判断でいいと思っています。

でも全くあきらめていたFXの検証でこういった結果が出るのは意外でした。今年中にFXを引退するであろうことは何度か書いていましたが、この検証の結果を受けてまたしばらくの間検証を続けなければいけなくなりました。今年中の引退はなさそうです


一記事目にも書きましたが、10月中はブログの更新をしません。11月の前半までこのブログはお休みです。コメントに関しては毎日ではないですが確認はしていきます。


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FXの基本 ストップを大きくすれば勝率が上がる

なんだか最近の投資サイトの記事というのはFXの本当にごく基本的な知識しかなく、応用的な記事は推測で書かれるという初心者ぶりを見せていて、FX初心者には本当に不遇の時代になったなぁと実感しています。

FX自体の人気が大きく低迷しているので、参加者も減り、記事を書く側のレベルも下がっているのでしょう。ブログもメンタル知識の宝庫になっていて、たいした中身もないですし(苦笑)


ということで今回はFXのごくごく基本に迫ってみます。シリーズ化するかは分かりませんが、今回書くのは「ストップを大きくすれば勝率が上がる」です。

ちなみに「そんなこと知っているよ」という方は読んでも仕方ないと思います。今回は超初心者向けに書くつもりなのでその点は注意してください。


<ストップとリミットの関係>

まずFXの基本的な勝率というのは50%というのはわかると思います。上がるか下がるか2分の1なので50%ということですね。これに様々な要素を組み合わせて勝っていこうというのがFXの基本的な流れになります。

ではこの50%を70%にしたら利益が出ると思いますか?初心者の方はここで「利益が出る」と答えてしまうでしょうが、実は違います。

株式の大型トレーダーもよく勘違いしているのですが、投資において勝率というのはたいした意味を持ちません。私ですら勝率99.9%にできますが、相場で利益を上げることは出来ないと


なぜ勝率が高くても利益が上がらないのかというと、これはストップとリミットが関係してくるからです。


ここで簡単な問題です。

リミット10ストップ10のトレードと、リミット10ストップ100のトレードの場合、どちらが勝ちやすいでしょうか?

当然後者のストップが大きいほうですね。ストップが大きいほど損失に耐える時間が長くなり、リミットまで持ち直す可能性が高くなりますから、勝つ可能性が高くなります。

では先ほどの条件を繰り返した場合、後者の方法では利益が出るでしょうか?

後者の方が勝てる可能性が高いはずですから、利益も出そうなものですが、実際にはそんなことはありません。後者のほうが勝率は高いです。しかしその分負けた場合(ストップにかかった場合)の損失が大きいため、前者と後者のどちらの方法を使っても利益は出ません。繰り返すことで結果はどちらも0に近づきます。


<比率が重要>

リミットにも同じことが言えます。リミットを小さくすれば勝率が上がり、リミットを大きくすれば勝率が下がります。

このストップとリミットの比率による勝率の変化については、(割と本当に)このブログの最大の発明である「基本勝率の計算方法」により求めることが可能なのですが、需要が全くないためいちいち説明しません(笑)


この「ストップを大きくすると勝率が上がる」という背景からみると、一般的に解説されているトレード方法の不都合さが見えてきます。

多くのサイト・ブログでトレード方法が紹介されていますが、その方法がどの程度効果があるのかというのはストップとリミットの値・比率を公開しない限り何の意味もないものになります。先ほど書いたようにどのようなトレード方法をしたとしても「ストップを大きくすると勝率が上がる」のですから、そのトレード方法が効果があるのかどうかを知るための最低限の情報としてストップとリミットの値、もしくは比率が必要になるのです。


<過半数はド素人>

このことを知っていると、FX業界にはド素人しかいないことはすぐに分かると思います。

10Pipsを100連勝したところで、ストップが1000Pipsなのであれば当たり前のことですし、よく言われるリミット3:ストップ1という黄金比率については、これは基本勝率が25%ですから、それを50%の勝率で行えるのであればトレーダーを引退する前に国が買えるほどにお金を稼げることになってしまいます


ということなので、トレードの前提条件としてストップとリミットの比率により勝率が決まっていることは覚えておかなければいけません。と言っても先ほど書いたように、FXトレーダーの大半はド素人ですから、プロトレーダーでもこの事実を知らないのが現実です。

もしこの記事をFX初心者の方が読んでいるのであれば、FXというのは素人が多く、情報取捨選択からしてすでに難しいということを分かってもらいたいところです。


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北朝鮮がFXで資金洗浄(マネーロンダリング)

以前からこのような使い方が出来てしまうことは警告されていましたが、まさかあの国が実際に行っていたとは・・・以下引用です。

外国為替証拠金取引(FX)をめぐる金融商品取引法違反容疑で大阪府警に逮捕された静岡県の貿易会社代表(41)の顧客向け口座が、北朝鮮の兵器密輸の資金洗浄(マネーロンダリング)に使われていた疑いがあることが7日、公安関係者への取材で分かった。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記直轄の工作機関が運用していたとみられる。国際社会が懸念を深める北朝鮮の資金洗浄の一端が浮かび上がった。

府警によると、貿易会社代表は、中朝国境付近の中国・延吉を実際の拠点として活動。先月下旬、無登録で日本国内の顧客の資金をFXで運用した疑いで逮捕された。日本の金融機関で開設した顧客名義の口座は計数十にのぼり、取引用IDとパスワードを預かって取引していたという。

〜中略〜

資金洗浄のために、偵察総局は香港に別のダミー企業も設立。香港のこの企業が、兵器密輸などで得たとみられる資金を使って、香港のFX市場で売買を行い、それと同時に浙江省のダミー企業が同額で逆の売買を実施、香港のダミー企業が損失を出すと、その分が運用益として日本の顧客口座に入るといった仕組みをつくっていたとみられる。さらに、中国国内の一般の口座などを使った運用も組み合わせ、資金洗浄を完成させていたとされる。

北朝鮮との武器取引は国連の制裁対象で、資金の流れに対する欧米の監視も強い。北朝鮮は中東やアフリカ諸国、テロ組織との取引で得た資金を、英独や中国、マカオなどいくつもの口座に小分けし、管理・運用しているとされる。日本の個人投資家の口座はマークされる可能性が低く、洗浄ルートの一つに選ばれたようだ。

引用元:北朝鮮、FXで資金洗浄 日本の不正口座操作 大阪府警が摘発 北朝鮮、FXで資金洗浄 日本の不正口座操作 大阪府警が摘発 2ページ目



日本でもヤクザのマネーロンダリング先としてFX口座が使われるのではないか、という懸念は以前からありましたが、まさか国際的に、しかも北朝鮮が関わっているというのは意外でした。


流れとしては

北朝鮮が兵器取引で資金をゲット → 中国に北朝鮮のダミー企業 → 香港と日本のFX口座を入手 → PCを遠隔操作しそれぞれ反対売買を行う → FX口座の利益として北朝鮮口座へ


これはあくまでもマネーロンダリングですから、利益を得る必要は全くなく、ある程度の手数料を払って兵器取引の売り上げをFXでの売買益に転換して北朝鮮に戻す作業なわけです。

記事にもあるように兵器取引は制裁対象なので、そのまま北朝鮮には資金は渡せないわけです。そこでいったんFX口座へと入金し、また別のFX口座と反対売買することで、最終的にFXの利益として北朝鮮に戻すことが出来ると。


FX口座は手数料無料も多いですし、スプレッドも誤差程度ですから、マネーロンダリングには向いているのかもしれません。もちろん一般の方には一生縁のないことでしょう。


気になったのが今回逮捕されたのは静岡県の貿易会社代表であり、さらにその容疑が無登録で顧客の資金を運用していた「金融商品取引法違反」だったということです。国際的な背景があったとはいえ、意外に軽いんだなというのが印象。しかもこの貿易会社に名義を売った日本人もいるのでしょうし、北朝鮮だけを責められないのがなんとも言えないところです。


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14年1月〜8月までのFX業者動向

前回(13年夏〜14年1月までのFX口座の変化動向FX口座の変化動向その2)からだいたい半年経ち、自分の中で恒例となっているFX業者のチェックを行いましたので、今回は14年1月から8月の期間のFX業者の変化の動向をまとめていきたいと思います。


<0増3減>

まず業者自体の増減ですが、これは0増3減でした。増えたところはなく、3つの業者が撤退や事業譲渡を行っています。もちろん独自調べなので誤差はあるでしょうが、業界の衰退が見られた感じです。

ちなみに撤退予定というか、「運営的にもう無理だな」と思う業者は4つほどありました。ですから次回(来年1月)のチェック時にはまた衰退が見られるだろうなと。このあたりには容易に推測できる理由もありますが、それは後述します。


<スペックの変化>

スプレッドの変化は大きく上昇したところも少なくない一方、大きく減少したところもあり、また誤差程度の修正を行ったところも多数ありました。全体で言えばそれほど変わりないと思います。大手は減少傾向、中堅は拡大傾向という感じでしょうか。

最大注文数量については全く変化がありませんでした。もう充分に下がっているので、これ以上下げる必要がなくなったのでしょうか?

スワップポイントについては豪ドル円を基準に判断しているのですが、1月以降豪ドルの政策金利が下がったわけではないのに、スワップ自体は下がっています。だいたいどこも1万通貨あたり10円程度下げてきています。前回も書きましたがスワップ自体の注目度が低いため真っ先に切り捨てられる要素になったのだと思います。


<付随サービスの終了>

先ほど「衰退が容易に推測できる」と書きましたが、その理由は付随サービスの終了にあります。今期の調査ではとにかく付随サービスの終了が目立ちました。

取引量の減少から撤退が相次ぐCFDサービス、また一時ブームとなったミラートレード、また情報サービスの終了や複数用意されていた口座種類を統一するなど、FXトレードに必須ではない要素は切り捨てられている現状です。

これはCFDサービスが撤退せざるを得ないことと、またバイナリーオプションの規制で利益率が下がったことが影響し、事業規模を維持できないからだと推測できます。


さらに問題なのが、今年10月の「大証FX(OSE-FX)」の休止です。

「OSE-FX」と名称が変わったことすら知らなかったぐらい不人気の「大証FX」ですが、今年10月23日をもって取引休止となります。取引所取引ということではありますが、店頭取引にも申告分離課税が適用されたこともありますし、「くりっく365」の方が人気が高いため必要性は低かった背景があります。

これをメインにした口座ではすでにサービス終了を決めているところもありますし、また店頭取引のメイン口座と共に運営しているところもありますから、前述したように事業規模が維持できなくなる可能性はあるでしょう。


ということなので、来年の夏ごろまでに10社程度の撤退があるのではないかと予想しています。「大証FX」関連で3〜4は減るでしょうし、すでに運営が危ういところもいくつかありますから、FX業界が大きく衰退する1年になるのではないかと思います。


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とりあえずの報告と更新

すいません。更新を3週連続忘れてしまいました。

一応現在でも毎週更新を目標にやっていますが、8月に入ってから引越しがありまして、そのせいでついつい後回しになった次第です。

あまり長い期間更新しなかったので、更新の意欲がなくなったように見えますが、更新の意思はまだあるということで、今回はとりあえずの報告と更新だけしました。引越しの件はまた後で書くかもしれないですし、書かないかもしれません(笑)
posted by ゼロハジ at 2014年08月25日 01:40 | Comment(0) | 小ネタ

時代はマイナススプレッド!? その可能性を追ってみる

はい、私もFX口座は結構チェックする方なのですが、全く知らなかったわけでもないものの「マイナススプレッド」が日本で取り上げられたのは意外です。以下引用。

今、国内のFX(外国為替証拠金取引)業界にちょっとした異変が起きている。FX会社が個人投資家に提示する「スプレッド」の引き下げ競争が再燃しているのだ。再燃のきっかけとなったのが、昨年から登場し始めた、スプレッドの“逆転現象”。この逆転現象はFXの常識を打ち破るもので、1998年に個人向けFXがスタートして以来、初めての出来事だ。

〜中略〜

そして、昨年後半についにbidがaskを上回る“逆転スプレッド”が登場した。それ以降、業界でのスプレッド引き下げ競争が再燃。有力FX会社が、一斉にスプレッド縮小の動きが出始めたのだ。現時点でマイナスのスプレッドを提供しているのは、セントラル短資FXと日産センチュリー証券の2社である。
 
とはいえ、“逆転スプレッド”はいかにして実現したのか。実際に逆転スプレッドを提示している、日産センチュリー証券の商品企画部長・宮入義勝氏に聞いた。

「当社の『アクセスFX』は『NDD(ノー・ディーリング・デスク)方式』を採用しています。NDDとは、投資家からの注文を、FX会社にレートを提示するカバー先と呼ばれる金融機関や、インターバンク市場へ直接発注し、執行する方式です。FX会社のディーリングなどが介在しないため、“取引の透明性”と約定力が高くなります」

引用元:FX会社のスプレッド競争再燃 逆転スプレッドの登場が契機か


念のため書いておくと、この元記事は日産センチュリー証券のステマ記事なので、まともに読んではいけません。スプレッド競争は起きていますがだいたい横並びで再燃はしていませんし、逆転スプレッドは狙ったものではなくNDDにより起きているものなので、ほとんど競争のしようがありません。


さて、このマイナススプレッド、FXの優位性としてどの程度意味があるのかを調査してみたいと思います。

引用記事にもあった「日産センチュリー証券」と「セントラル短資FX」がマイナススプレッドを導入していると言うことなので調べてみると・・・


<提示率が低すぎる>

まず「日産センチュリー証券」のマイナススプレッドについて、これは引用記事の2ページ目によると、マイナススプレッドの最大幅は1.6Pips、そしてマイナススプレッド(記事中では「逆転スプレッド」)の提示率は全取引時間の0.34%とのこと。

最大幅1.6Pipsは分かります。しかし提示率0.34%というのはどういうことなのか。

0.34%というのは、1日を秒数に換算すると86400秒、そして0.34%はその中の293.76秒ということに。約294秒に1秒がマイナススプレッドの表示ぐらいの提示率となっています。5分で1秒ぐらい。


次は「セントラル短資FX」、こちらは「ウルトラFX」というのがマイナススプレッドが発生する可能性のある商品らしく、ちょっと検索にかけるだけでスプレッドの提示率が出てきました。

ドル円のマイナススプレッドの提示率は-0.1Pipsまでで「0.06%」、6月いっぱいの営業時間で1094秒の提示だそうです。ちなみに約定率は100%、99.99%でもなく「約」がついているわけでもなく「100%」となっています(つまり怪しいということ)。全約定の0.9%がマイナススプレッドでの約定だそう。



<考えるだけ無駄>

いずれのデータもそうですが、マイナススプレッドの提示率がとにかく低いため、それを意識してトレードする価値はないように見えます。それだけに特化するにはチャンスが少なく、またついでを狙うのであれば、結局は他の口座と同じようにスプレッドの平均を考慮する必要が出てくるでしょう。

また問題として大きいのが、その時点で注文したからといってその瞬間に約定するとは限らないということです。わずか1秒の遅延であっても、マイナススプレッドの恩恵を受けられないことが考えられますから、狙いにくい割にはリスクが大きい気がします。

確実な優位性、アービトラージの手段、などいろいろと考えたくなることはあるのですが、少なくとも今現在は考えるに値しないほど小さい要素に収まっていると思います。


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「何月からアリはかつどうしはじめるの」等 気になるワードを集めてみた

はい、先週もそうですが、このブログの更新を忘れることが多くなってきました(笑) 興味が薄いというのも確かにありますが、他に興味があることもあるのでついつい後回しになってしまうのが実状。

またFXのネタ自体がないというのもあります。FX関連のニュースは探しているのですが、あまりないのが現状です。

ということで今回は「検索ワード集め」となりました。自分的に書きやすい記事を書くというのもブログ更新を続けるうえではたぶん大事なことだと思います(笑)

今回のデータ取得期間は12年1月ごろです。



「1923年 日本 円 価値」
「1939年のドルの価値は」

なんとなく分かります。おそらく映画・ドラマ・小説などの時代背景を知るために検索したのだと思います。私も調べたことがありますが、物価と一緒に調べると感覚が良くつかめる気がします。


「fx きたーー」

何のことかと思ったら、目薬のCMのネタでした。ものまねで有名なネタですが、元のCMって90年代初頭なんですね。意外な古さに驚きです。


「fx ぶろぐ 雑誌にのるには」

このブログの更新が始まったときの目標に「雑誌に載る」なんてのもありましたが、現在ではそんなこと考えも付かないです(笑) 私もいろいろ調べたんですが、雑誌に載るには「自薦」が多いようです。すでに人気のブログに声がかかることもあるようですが、そもそも雑誌でそういったブロガーを募集していますから、雑誌に載ったからすごいというわけでもないよう。


「fx 表示レートが全く違う」

表示レートが違うから不正をしているという意見はよく目にするのですが、そもそも完璧なレートというもの自体が存在していない点が理解されていません。インターバンク市場というのは存在しないですし、FXのレートはFX業者が多数の銀行を参考に値をつけているものなので、各社違うのは当たり前です。もちろんだからレート乖離があってもいいということではないですが、多少の誤差は問題にすらならないということです。


「fxまたまた通りすがりブログ」

たまたま・・・またまた・・・合ってるのかどうか微妙なところ。


「fxやるくらいなら」

バイトしたほうがマシ。つい先日私がFXに使った時間を時給換算してみました。多少低めに見積もって600円で計算したんですが、それでも240万円分にもなる時間の浪費、バイトしたほうがマシと考えるのは全く持って自然です(笑)


「カジノ必勝法をfxに応用できないか」

そもそもカジノで「必勝」できるならカジノに行けばいいと思います。


「もしもーし、誰かいるの? から始まるゲームは?」

なんかホラーな検索ワードです。クイズか何かの問題なんでしょうか、検索しても何もないですし、文章として薄気味悪さを感じさせてくれるワードでした。


「何月からアリはかつどうしはじめるの」

たぶん子供が検索したんでしょう。一応調べて見たことろ、アリというのは冬眠するらしく、春になると活動が再開するとのことです。だいたい3〜4月ぐらいでしょうか?


「宝くじシミュレーター 信憑性」

あの有名なヤツですよね。私も何度か遊んだことがありますが、全く当たらない。ここまで当たらないのかというぐらい当たらないです。でもあれって同番号が発生するからわずかに外れやすいとかいう話は見たことがあります。でもまぁ現実でも全然当たらないものでしょう、1等当てるには1000万枚も買う必要があるんですから(苦笑)



今回はここまでです。また面白いネタを集めて記事にしたいと思います。


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悪質広告に対するモラルが問われる

まずは引用から。

国民生活センターは19日、自動売買ソフトなどを購入させ、海外の業者を通じて行う外国為替証拠金取引(以下、海外FX取引)に勧誘するトラブルが増えているとして、消費者に注意を呼びかけた。

同センターによると、2012年度以降、海外FX取引をめぐる消費者トラブルが増加。2013年度に全国の消費生活センターなどに寄せられた海外FX取引に関する相談件数は132件と、前年度より34件増えている。契約当事者の年代別では、30歳代〜50歳代が全体の6割以上を占めるという。

相談内容は、インターネット上の広告を見て、国内の業者から自動売買ソフトなどを購入後、海外の口座に入金して取引を開始したものの、利益が出ているはずなのに、海外の業者に取引口座からの出金を求めても応じてもらえないといったケースが多いという。

〜中略〜

同センターは、海外の業者との取引に伴うリスクを理解し、無登録の業者との契約は行わないことや、「絶対もうかる」といったセールストークをうのみにしないこと、取引の仕組みがよくわからない場合は契約しないことなどを呼びかけている。また、トラブルに遭った時は消費生活センターなどに相談してほしいとしている。

引用元:自動売買ソフトを購入させ、"海外FX取引"に誘う手口に注意!--被害平均500万円



自動売買ソフトを購入させて海外FX口座を使用させる。コレを行った方が儲かるのはまず自動売買ソフトの販売利益、そして海外口座の広告収入という二重の利益です。実際に詐欺を行っているのは海外口座なので広告者自身は必ずしも罪に問われないというのもポイント。

推定ではありますが、広告者は1件当たり1万円〜2万円程度の利益になると思います。自動売買ソフトの販売額が高いと買いにくくなるため、広告収入目的であればソフトの価格は安く、そして広告収入を多量に発生させ、そこから特別ボーナスにつなげていくのだと思います。


こういった悪質商法は山ほどあるのでそれ自体は別段珍しくもありません。FX関連でも情報商材でずいぶんと痛い目を見た方もいるでしょうし、そういった存在自体は非常に一般的です。


<悪質広告に対するモラル>

実は私のところにもおそらく引用ニュースと同じであろう「自動売買ソフトの広告を出してくれ」という依頼は結構来ます。別にブログの人気がどうこうではなく、メールアドレスをさらしているところには一律で送っているのだと思います。

実際に広告が貼られているのは見ていますし、契約している方も少なくないのでしょう。しかしその先に詐欺会社があるということ分かっているのでしょうか?おそらく分かっていないでしょう。ただそれが本当に機能するものだとは微塵も思っていないはずです。

情報商材もそうなんですが、悪質な広告を自分のサイトに張るというのは犯罪ではないですが、少しモラルに反するなぁとはずっと思っていました。最近になって多数のサイトが目に見えて悪質な商材やソフトの広告を出すようになってその思いは強くなった気がします。せめてはっきりと分かるような悪質な広告に関しては倫理的な理由から無視するようなFX業界になると良いのですが。


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資金管理2%ルールの解説

私がFXを研究している中で出た結論の一つに「FXでの資金管理は1回のトレードあたり1%〜4%が適正」というものがあります。

ポジションサイジングの方法はいろいろあります。20万円など一定の金額を1ユニットとして行うものや、私が行っていたように最大の連続負け回数を想定してその分の余裕を持つものなど、雑誌で読む以外にも自分でも思いつきやすいのがポジションサイジングの方法です。


私は一時期そういった様々なポジションサイジングの方法について平行して計算してみたことがあります。しかし結果は一般的に知られている「2%ルール」、つまり「1回のトレードあたり資金の2%を賭ける」というものが最良でした。もし幅を加えたとしても1〜4%までということもこのときに判明しています。


<最良の結果は最高の結果ではなかった>

手元にデータがほとんど残っていないため記憶を頼りにするしかありませんが、様々なポジションサイジングを試す中で2%ルールが勝ち続けていたわけではありません。例えば50%の精度を90%まで高めるような有効性があった場合、この場合2%というリスクはあまりに低すぎ、また他のかなり無理をしているようなポジションサイジングの結果がずば抜けてよい結果を出します。

これはポジションサイジングどうこうという話ではなく、そのリスクの差によって違いがついているわけで、そもそもそこまでの有効性があればポジションサイジングなど必要すらないということです。

しかしもしそこまでの有効性ではないと想定した場合も、やはり他のポジションサイジングが勝つことはなかったわけではありません。


<2%は万能>

ですが、条件を少し変えるとそのポジションサイジングの方法の結果が大きく悪化してしまうのです。トレード方法によりポジションサイジングの結果が変わってしまうため、「このトレード方法にはコレ、こっちにはコレ」という感じでポジションサイジングの方法を変えるのが最高の結果を生みます。

しかし2%ルールであればどのトレード方法にも対応します。また最適化されすぎたポジションサイジングは突発的な事態にも弱いという欠点もあり、総合的に見た場合、また管理のしやすさを考えた場合「2%ルール」を選んでおけば何の問題も起きないという結果になりました。


はっきり言ってしまえば、ポジションサイジングにより資金の伸びは確かに変わりますが、内蔵するリスクが同程度であれば同じ結果となります。つまり特殊なポジションサイジングを採用して試行するぐらいなら、2%ルールの「%」部分を変更したほうがはるかに管理が楽だし適正リスクをとりやすいということです。


<1〜4%の根拠>

2%ルールの範囲として「1〜4%」の変化の幅についても書きました。

これの根拠については、まず1%を最低リスクとしたのはそれ以下のリスクを必要とするトレードというのは有効性があまりに低く、そもそもトレードとして使うに値しないと判断できるためです。

有効性が高ければ高いリスクをとっても問題なく、また有効性が低ければ低いリスクしかとってはいけません。ですが1%以下のリスクをとってトレード回数を増やさなければいけないようなトレード方法は有効性という点で揺らぎが大きすぎるため失格と言えます。アービトラージなどであれば別でしょうが、その場合はそもそもポジションサイジングの概念が必要かどうかから考える必要があるでしょう。


最大を4%とした根拠はそれ以上のリスクをとると資金が破綻することが多いというのが一番ですが、また別にそれ以上のリスクをとっても問題ないレベルの有効性なのであれば、リスクについて意識する必要もほとんどなくなるからという嫌味も込めています。まぁはっきり言えばそんなレベルの有効性など存在しているわけがないという話です。


とにかく資金管理で迷ったら2%ルール。というかどういったポジションサイジングが最適なのかを調査するのは時間の無駄なので最初から2%ルールを推奨します。まぁそれ以前にトレードの有効性がない限り何の意味もない話なのですが(苦笑)


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posted by ゼロハジ at 2014年06月21日 00:35 | Comment(0) | 小ネタ

何かがおかしい「日本人のFX事情」のデータ

はい、今回はデータから見るFXということで、先日公開された「日本人のFXトレーダーについて」を取り上げてみたいと思います。

このデータは「Dynamic Trade」が行っているアンケート調査のもので、日本人が行っているFX運用についての動向を結果として表したものです。


項目は「FX利用者の年齢」「FX利用者の職業」「FX平均投資額」「レバレッジ」「FX以外の資産運用」「FX取引をよくする時間帯」「FXを成功させるうえで、最も重要だと思う事」の7項目。

気になる項目を挙げていくと、まずは「FX利用者の年齢」です。

リンク先のデータを見ると、20代がわずか2%であり、40代が43%ともっとも多く、60代でも4%いるという驚きのデータ。私の感覚で言うと20代がもっとも多いと思ったのですが、意外すぎる結果が出ています。


次に気になるのが「FX平均投資額」。その平均額は実に「116万8600円」だそう。以前見たFX調査のデータでは20〜30万が一番多かった気がしますが、それとはまたずいぶんと乖離したデータとなっています。

また「FX以外の資産運用」のデータによれば、FXをやられている67%の方は株式投資にも参加、また42%が投資信託にも参加しているというデータ。67%というと3分の2ですから、FXトレーダーの大半は株式投資をやっているという話です。


<信憑性薄し>

いくつか挙げた中ですでにおかしな点があったと思いますが、そうです。このアンケート調査には難があります。

アンケートの調査方法を見ると「現在FX投資を行っている20〜69歳の男女50人ずつ、計100人」となっていますから、1人あたり1%という大きな比率を占めるアンケート調査なわけです。

また最初から100人のうち20代が2人しかいないということでもあり、年齢層のデータがうまく機能していないことが分かります。同じく40代が多いことで証拠金の平均額が上昇していることも想像に難くないです。

そもそもこの100人はどうやって選出されたのでしょうか?アンケート設置型であればこんなに切りのいい数字になるわけがないですし、100人の選出時点でなんらかの意図が働いたのかも?


ちなみにこの調査を行ったのは海外のFX口座であり、プロモーションのための調査であることは間違いありません。

ただ気になるのがこの海外口座はレバレッジ規制の対象外であるのに、アンケートの「レバレッジ」の項目のアンケート結果は25倍が最大になっていること。つまりアンケート対象者は「この海外口座のトレーダーではない」ということなわけで、ますますアンケートの信憑性が薄れていきます。


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posted by ゼロハジ at 2014年05月30日 18:52 | Comment(0) | 小ネタ

「金額の壁」でトレードが鈍る理由

つい先日読んだ投資関係ではない一般の書籍の中で、1回のトレード額が10万円を越えるとぱったりと勝てなくなるトレーダーのことが紹介されていました。その項は「限界を知る」とかなんとかいう話であり、ギャンブルで勝って不安にならない金額があなたの限界である、という流れ。

つまりはそのトレーダーの限界は10万円前後ということを言いたかったのでしょう。FXに関わってから「この金額を超えると勝てない」という話はよく目にしています。


<精神の揺らぎ>

この「金額の壁」の影響としては、金額が大きくなることで動揺が発生するため、とされています。個人の収入と預金額、そしてリスク許容度によりこの壁が見えてくることでしょう。さすがに月収の3倍の額や、預金額の100%を超えるような取引を1回の取引にかけた場合に、眉一つ動かさないような人はいないということです

そのため勝っているトレーダーであっても、現実的な金額、せいぜい10万円単位のトレードに終始しているということはよくあります。「勝っているならもっと勝負するべき」とは思いますが、この「金額の壁」を盾にされると「そういうものなのか」と思う部分もないわけではないです。


<リスク管理の問題なのではないか>

しかし私は「金額の壁」により、トレードに精神的な影響が発生することはまずないと考えています。つまり金額が上昇したから動揺しトレードに影響を与えることはないと。もちろん金額が上昇しポジション数が増えたことでトレードが鈍る、約定が遅くなるという意味では確実にあります。1万通貨と1000万通貨でまったく同じ条件でトレードできるわけがないですからね。

では何が問題なのかというと、これは「損失に耐えるための余裕資金が減ること」が問題なのです。

私の経験上勝っているトレーダーの大半はポジションマジック、つまりはストップを大きくすることやナンピンすること、マーチンゲールを行うことで小手先の勝利を得ているだけです。有効性という意味では全く何の利もありません。確率を変化させ、勝ちが先になる可能性を高めているだけなのです。


こういったプレイヤーが困るのは資金が追いつかなくなることです。

塩漬けを例に考えると分かりやすいです。

塩漬けというのはストップを設定せずに莫大な損失を抱え続け、利益に転換するまで待ち続けるという手法のこと。株式で当たり前のように使われている手法であり、FXでもこれを使っている方は山ほどいます。

しかし自己資金を超えて損失が発生すると大きな問題となります。資金がある限りは入金を繰り返してポジションを維持すればいいですが、限界を超えてしまうと負けが確定してしまい、損失だけが残るという最悪の状況になります。

ですからこれらを行う場合はポジションが小さくなりがちです。ポジションを小さくすることで損失の許容度を上げているのです。

ではここでポジションを大きくしたらどうでしょうか?いつもよりも大きなポジションを持ったことで損失の許容度が減少し、確率的に負けやすくなります。これは先ほどの「金額の壁」と全く同じ要素、つまりは金額が上昇することでトレードにマイナスの影響を与えるということを示しています。


<まとめ>

金額がメンタル的にトレードに影響を与えることは「絶対ない」とまでは言い切りませんが、表面上に現れる「金額の壁」というのは、単にポジションが大きくなったことで損失許容度が減少し負けやすくなっている状態のことを示していると考えています。

ちなみにこれは自己資金とも関連があります。1万円程度であれば自分の都合である程度簡単に用意できますが、100万円以上となると簡単にはいかないように、自己資金が大きい方ほど大きな金額でトレードを行い、また損失許容度も大きいためトレーダーとして非常に優秀に見えます。もちろん有効性という意味では一分の理もないので注意が必要でもあります。


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posted by ゼロハジ at 2014年05月09日 15:01 | Comment(0) | 小ネタ

さよなら ボラティリティブレイクアウト戦術

名残惜しくはありますが、2009年の10月から行っていた「ボラティリティブレイクアウト戦術」の検証が終了しました。この終了に伴って検証プランは残すところ2つのみとかなり寂しくなっています。

この「ボラティリティブレイクアウト戦術」の検証は形を変えつつも私のFX暦でも最も長い検証期間を誇っていました。5年近い付き合いということもありますし、今回は「ボラティリティブレイクアウト戦術」についてまとめていきたいと思います。


<ボラティリティブレイクアウト戦術とは>

まずトレード方法としては全く有名ではない「ボラティリティブレイクアウト戦術」の解説からです。

このブログの主要検証だけあって話題にすることはありましたが、解説を飛ばすことも多かったので意味が通じていないことも多かったかもしれません。

この方法は「前日の高値と安値の差に0.4倍し、当日の始値からその値以上動いた際に逆指値で仕掛ける」というものです。前日の高値と安値の差が80Pipsで、当日始値が100.00円だった場合、80の0.4倍で32Pips、100.32円で逆指値買い、99.68円で逆指値売りとなります。もちろんこの値が有効なのは1日だけで、次の日にはまた計算しなおす必要があります。

本来であれば窓開きも計算するのですが、FXではそれが発生することはほぼないのでそのルールは削除して使っていました。またリミットとストップについての言及もなかったので、それもいろいろと検証していましたが、特に有効なリミットとストップの入れ方があるわけではないようです。


手法の作用としては「価格変化の幅に対応すること」「大きな動きの発生をつかみ、トレンドの初動に乗ること」だと思います。これはあくまでも私の推測です。


<知った経緯>

この全く有名ではないこの手法を知ったのは「新版 魔術師たちの心理学」の41ページからです。わずか11行しか解説されておらず、また勝てる方法と解説しながらも「トレードに失敗する条件の解説」として掲載するなど書いた意図が分からないものではありますが、とにかく何でも試すつもりだったそのときはすぐに検証を始めたというわけです。

その書籍中だったか、もしくはネットで調べたかは定かではないですが、「ボラティリティブレイクアウト戦術」はトレーダーの「ラリー・ウィリアムズ」が得意であり、その詳細は「ラリー・ウィリアムズの短期売買法」に書かれているということでそちらも購入しました。

しかしその内容はカーブフィッティング以上のものではなく、少なくとも「ラリー・ウィリアムズ」から「ボラティリティブレイクアウト戦術」の有効性を問うのは無理でしょう。彼がこの方法の発案者でないことを祈るしかないです


<検証の経緯>

そういった裏があるにはあったものの、意外にもこのトレードは検証後すぐに結果を表しました。検証直後から高い有効性を見せ、4ヶ月程度でリアルトレードに採用、1年9ヶ月ほどリアルトレードで使っていました。

その結果はトータルではプラス1万数千円ぐらいでしたか。今考えればマイナスでなかっただけでよかったものです。


また最初の検証を行っているころから、倍率を修正してみたり、リミットとストップの値を変化させてみたり、さらには他のテクニカルと組み合わせてみたりしましたが、それにより有効性が変化することはほとんどありませんでした。いくつもやれば多少の前後はありますから、方法自体の元の有効性には変わりはないだろうと思います。


<結論>

「ボラティリティブレイクアウト戦術」を長年検証してきた私としては、この戦術には有効性があるだろうと感じています。しかしトレードには使えません

かなり多くのパターンで検証トレードを行っているため、全体の動向が把握しやすいのですが、基本的にこの戦術はランダムトレードよりも大きな有効性を発現します。だからこそ最初の検証で高い有効性を発揮したわけです。

ただこの有効性というのは「ランダムトレードより大きくスプレッドよりも小さい」という情けないものであり、トレードの基礎として使えなくはないですが、トレードで勝つにはこれ以外にもっと大きな有効性を発揮するトレード方法が必要になります。


ということなので、トレードの一要素として「ボラティリティブレイクアウト戦術」を覚えておいても損はないと思います。もちろん5年も検証しているトレーダーが「有効性があったとしてもスプレッド分の損失を上回らない程度」と表現していることは充分に考慮していただいたほうがいいと思います。

今回のこの検証に伴い5年続いたこの戦術ともお別れです。さよなら、「ボラティリティブレイクアウト戦術」。今までありがとう。


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posted by ゼロハジ at 2014年05月02日 14:50 | Comment(4) | 小ネタ

超高速取引から生まれる有効性

今回は軽めに行きます。まずは引用から。

4月4日には、HFTがインサイダー取引規制法に違反していないかを司法省が調査しているとホルダー米司法長官が明言した。先週の初めには米連邦捜査局(FBI)がHFTを調査していることが発覚し、ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官、商品先物取引委員会(CFTC)、証券取引委員会(SEC)などもHFTを調査していると伝えられている。


 フラッシュ・ボーイズと呼ばれるHFT業者は、伝えられているところによると、顧客の注文の1000分の数秒前に割り込むチャンスを与えてくれる取引所への超高速接続を通じて有利性を獲得しているという。シュナイダーマン州司法長官はこれを「インサイダー取引2.0」と呼んでいる。その過程で実際のインサイダー取引規制法が破られているかどうかはもはや重要ではなくなっている。

〜中略〜

先週、どうしたわけか、電子取引に特化した最初の企業、バーチュ・ファイナンシャルの新規株式公開(IPO)が延期された。潜在的な投資家向けのロードショーが始まろうとしていた矢先の発表だった。同社がSECに提出したS-1申請書(上場申請書)は、特に同社がいかに多くの利益を上げているかが示されていることもあり、近年で最も読まれている規制当局の文書の1つといえる。準備段階の目論見書には2009年1月1日からの2013年12月31日までの1238営業日のうち、損失を出した取引日はわずか1日と記載されている。この統計にはウォール街も騒然とした。

引用元:マイケル・ルイス氏の著書で注目された超高速取引



元記事が長いので引用部分が少し飛びがちですが、要点をまとめると以下のようになります。

・HFT(ハイフリークエンシートレーディング)と呼ばれる超高速取引がある
・これは顧客の注文に割り込み有効性を生む方法である
・インサイダーや市場操作の可能性が示唆される
・1238営業日で1日しか負けたことがない

だそうです。


<HTFとは>

HTFとはなにかということですが、これは顧客の注文が執行されるごくわずかな時間に間に、その注文に対して有利な注文を超高速で行うことで有効性を生むという方法のことだそうです。

つまりは後出しですね。相場に影響を与えるような大量の買い注文を約定前に確認できるのであれば、それに乗ずるように事前にトレードすれば有効性が生まれるのは間違いありません。

仕組みについては全然分かりませんが、取引の公平性という意味では「酷い」の一言です。大量の注文が約定前に確認できる仕様ということですし、また他トレードよりも高速という点もそうですね。


<有効性としてはアービトラージの分類>

有効性の出方としては、テクニカルでもファンダメンタルでもなく「アービトラージ」がその種類となるでしょう。

過去にアービトラージにより有効性を生んだ例は少なくありませんから、これもその一つということでしょう。もちろんアービトラージというのはすぐに穴が埋められるものですから、そのうち使えなくなるのは間違いないでしょう

いずれにしても個人取引とは無縁であり、なおかつ真似もできないということでプロトレーダーとアマチュアトレーダーとの差を感じるようなニュースでした。


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posted by ゼロハジ at 2014年04月25日 14:19 | Comment(0) | 小ネタ