くりっく365と店頭取引を実際に比べると・・・

(後になって書かれたこの記事を日付変更によりこの順番に移動しました)
(2012年より店頭取引にも申告分離課税が適用となるので、くりっく365の優位性は信用度以外なくなると思います)

取らぬ狸の皮算用、となってしまうのかもしれませんが、もしも勝ち続けられた場合に心配となってくるのが税金でした。もちろん利益が大きくなってくれば後々はくりっく365(もしくは大証FX)で・・・と思っていたのですが、改めて計算してみるとなかなか驚く結果となりましたので記事にしたいと思います。


想定したのは私のトレード方法に近い結果での利益の出方をした場合です。

それなりの利益でなければ税金の心配はありませんから、トレード回数25回で月300万円の利益と想定します。月300万円の利益を出すために100万通貨のトレードで300Pips勝っているとし、それが1年間続くものとします。

すると1年間の総利益は3600万円。ここからくりっく365と店頭取引(非取引所取引)との違いを計算していきます。


まずくりっく365からですが、こちらは税金の前に「取引手数料」という非常に厄介なものがあります。私の調べたところによると、1万通貨あたりの取引手数料は210円でした。これは片道ですから実際にはその2倍かかりますが、デイトレードの場合はその半分となるので、注文から決済までの取引手数料は315円となります。

これを先ほどの例に当てはめると、100万通貨×315円で1トレードあたり31500円の取引手数料となります。それがひと月25回ですから、月の取引手数料は787500円となります。1年では945万円ですね。かなり多いです。

総利益の3600万円からこの取引手数料分を控除すると2655万円となります。ここにくりっく365の税率20%を引くと、531万円の利益が引かれて2124万円がくりっく365を使った場合の利益となります。


では店頭取引、非くりっく365取引の場合を計算していきましょう。

こちらの場合はご存じの通り累進課税ですから、税金という面ではくりっく365よりもはるかに高くなります。今回は年3600万円の利益ということですから、税率は50%となります。

まずは控除が先です。1800万円以上の雑所得の場合の控除は279万6000円。それを総利益から引くと、3320万4000円。あとはそこから税率である50%を引くと、1660万2000円が税金と利益となります。


こうやって比べると、くりっく365の利益は2124万円、店頭取引は1660万円ですから、464万円も「くりっく365」の方が有利です。しかし「取引手数料があってもくりっく365の方が有利」とは言い切れません。実はまだ3つの要素を加味していないので、これだけでは結論を出すのは早いのです。

ではその3つの要素を説明したいと思います。

まずはスプレッドですね。くりっく365のドル円のスプレッドは1〜3です。対して店頭取引は1固定だとしましょう。この場合、くりっく365のスプレッド平均値が2とすると、1回のトレードあたりくりっく365の方が1Pipsだけ損をしていることになります。1トレードは100万通貨ですから、1Pipsは1万円です。ひと月25回のトレードで25万円の損失、年300万円の余計な損失です。これで店頭取引との差は相当埋まってしまいました。

そして国民健康保険税の問題です。これは会社の方で払われている場合はどうなのかはさっぱりわからないので省きますが、専業の個人投資家になるのであれば、健康保険税の問題が出てきます。健康保険税の税率は各市町村によって異なるようですが、支払った税金の額によって健康保険税も増加するそうです。つまり税額の高い店頭取引よりも、実質税額は低いくりっく365の方が健康保険税が安くなる可能性があります。ただし健康保険税には一定以上徴収されない上限がある(追記:健康保険税の上限は年56万円ほどだそうです)らしいですので、それを考えると必ずしもくりっく365だから有利とは言い切れません。結局は市町村の設定によるのでこの点はブラックボックスとしか言いようがありません。


一番の問題は複利です。先ほどのデータは完全に単利でのものでしたが、実際には複利で運用していきます。ということは途中で資金が減ってしまう取引手数料は確実に複利を阻害する要素となってしまいます。

これを計算すると、月あたりの取引手数料は785000円で、私のポジションサイジングをそのまま使うとするとレバレッジ25倍時には14万円(過去のポジションサイジングを使用)ほどで取引量を1万通貨増やすことになります。もしも1月の取引手数料分で残り11カ月運用したとすると、5万通貨で月300Pipsなのでひと月15万円の利益、それが11カ月ですから165万円となります。しかも毎月取引手数料はかかっているわけですから、残り11カ月分の取引手数料分を同じように運用すると、975万円の利益となります。しかもそれは複利分の単利ですから、それをさらに複利とすると大変な金額となるでしょう。もちろんくりっく365でも複利はできますが、店頭取引と比べると取引手数料のせいでこの金額だけ差が出るということです。


こう考えるとくりっく365よりも店頭取引の方が優れていることが分かると思います。トレード方法と複利によってはくりっく365の税制優遇なんて消えてしまうのです。これはおそらくトレード回数が多いためなので、もしも月1回などで同じデータとするとくりっく365の方が有効ということなると思います。

たとえば先ほどのデータを300万通貨月100Pipsにしても同じ利益ですが、店頭取引では先ほどと同じ利益が残るにもかかわらず、くりっく365では取引手数料が3倍ですからはるかに結果が悪くなりますし、逆に10万通貨3000Pipsとすると取引手数料は10分の1ですから、今度はくりっく365に軍配が上がります


私はずいぶん前から「大口の投資家の方はくりっく365の方がいい」なんて言っていましたが、よくよく計算すると必ずしもそうとは言えないみたいです。もちろんこれは各自のトレードの仕方によって大きく変わりますが、「税制優遇だからくりっく365がいい」とは必ずしも言えないようです。むしろ取引手数料のことを考えると損をする可能性もあるでしょう。

で、私はどっちを使っていくか考えましたが、やはり店頭取引でしょう。私の2月の結果は-1Pipsでした。しかしこれはトレードは何度もありましたし、これからこういう月もあるでしょう。しかしこういったときにくりっく365だと取引手数料で大きくマイナスとなってしまいます。だから少なくとも私のトレードにおいてはどこまでいってもくりっく365よりも店頭取引という結論となります。

皆さんもこのデータをもとに自分のトレードを見直されてみてはいかがでしょうか。


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大事な大事な信託保全の話

FX口座を選ぶ際の基準とも言える信託保全の有無。ごく基本的なことですが、詳しくわかっていない方も意外と多いのでは? 今回はそんな信託保全の話について書いていきたいと思います。


・信託保全とは?

まず信託保全とは何か? ということですが、これは「FX口座に預けてある顧客の資産を信託銀行により保管すること」です。顧客から預かった資産はFX業者との財産とは別に保管しなければいけないことが決められていますので、第三者による保管は確実にしなければいけません。しかし、それをより安全に管理するために信託銀行による保全、つまり信託保全を行っているのです。

信託保全がなされているFX業者が倒産した場合、信託銀行が顧客の資産を預かっていますので顧客のもとには預けていた資金が返ってくることとなります。


・全額信託保全と一部信託保全

この資金が返ってくるときに注意しなければいけないのが、「FX業者は全額を信託保全していたか?」ということです。

信託保全の内容は各FX業者によって違い、全額を信託保全している業者(完全信託保全とも)と一部だけを信託保全している業者の2つの業者に分かれます。全額信託保全をしている業者の場合は全額が返還されますが、一部信託保全の業者の場合は全額戻らない可能性があります。

FX業者がどちらの信託保全かどうかは基本的に公式サイトを見れば記載されていると思いますが、記載していない業者も少なくありません。業者が倒産すること自体非常にまれですので、個人的にはどちらの信託保全でもあまり関係ないと思っています。


・海外の信託銀行

この信託保全で注意しなければいけないのが、どこの銀行での信託保全かということです。日本の銀行であれば問題はありませんが、海外の信託銀行の場合は要チェックです。

海外の信託銀行に信託保全した場合、FX業者の倒産に伴い送られる信託保全の通知がその国の言語か英語で届くことがあるようで、「通知が来たものの英語がわからないために返信ができず、資金の返還をあきらめてしまった」ということも実際にあったそうです。

海外の信託銀行だからといってそれほど気にすることはないと思いますが、心配なら注意してもいいかもしれません。


・信託保全の義務化

先ほど書きましたが「FX業者は顧客の資産とFX業者との資産を別にして第三者にて保管しなければいけない」という決まりがありますので、資産を第三者に預けるのは絶対でした。しかしそれは信託銀行でなくても問題はありません。

これがいわゆる「分別保管」というもので、資産は第三者には預けてあるもののそれが顧客のもとに帰ってくる保証はない、というのがその内容です。倫理的に考えて返還は当然と思いますが、第三者には必ずしも返還しなければならない義務はないようです。


これでは問題があると実施されたのが「信託保全の義務化」です。

これは相対取引を行っているFX業者はすべて信託保全をしなければならない、と決められたものです。「信託保全義務化」の情報が少ないのでうまくまとめられないのですが、9月現在でも分別保管のFX業者があることを考えると現在は義務化の移行期間なのかもしれません。また信託保全は完全信託保全でなければいけないという情報もあります。

信託保全を導入するには多額の資産が必要となるため、いくら導入が義務付けられたと言っても簡単には導入することができないのが現状のようです。


・総論

信託保全が義務化により完全に導入されれば、おそらくこの記事の意味もほとんどなくなってしまうことと思いますが、いまだ分別保管のFX業者もあることですし、そういった危険性などを知るのにはまだまだ役に立つとは思います。

信託保全のことをより深く理解し、FX口座を選ぶ際の基準とするのも良いかもしれません。


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posted by ゼロハジ at 2009年09月05日 13:57 | Comment(0) | FX口座の選び方

大証FXとは?

最近話題になってきました「大証FX」。実際のところ分かっていない方も多いと思います。かという私もほとんど知りません。記事を書くにあたってこれから調べていこうというところです。ということで今回は「大証FX」の話。


さてまず最初に言わなければいけないのが「大証FX」は取引所取引だということです。取引所取引というのは「くりっく365」と同じで公的な取引所で行われる取引のことで、「くりっく365」は東京金融取引所、「大証FX」は大阪証券取引所(大証)が取引所となります。

「くりっく365」をご存知の方なら分かると思いますが、取引所取引にはいくつかのメリットがあります。それは「大証FX」も同じです。


「くりっく365」の特徴といえば

・申告分離課税により一律20%の税率
・資金は取引所へ全額預託され完全保証
・損失を3年間繰り越せる(申告必須)

といったものがありますが、これは「大証FX」でも全く同じです。


しかし、レバレッジ・取扱通貨ペアなどは異なります。2009年8月現在「くりっく365」のレバレッジは最大100倍、取扱通貨ペア数は23通貨ペアですが、「大証FX」のレバレッジは約30倍、取扱通貨ペア数は9つと結構な違いがあります。

「くりっく365」も始まった当初は同じようなものでしたから、これから「大証FX」も同じぐらいの水準までは引き上げてくるとは思います。


さてここで疑問がわきます。「同じ取引所取引ならどっちでも変わらないのでは」と思いませんか?

実は「大証FX」と「くりっく365」にはちょっとした違いがあります。「くりっく365」の場合は通常のFX口座と同じような取引なのですが、「大証FX」はオークション方式とマーケットメイカー方式を融合させた新たな取引方法を使用しています。

一見複雑なようにも見えますがいままでの取引とそれほど変わりはなく、買いと売りの差がないためスプレッド0での取引も不可能ではないとだけ言っておきます。というか私の理解力ではそれ以上分かりません(笑)。


2009年7月21日に始まったばかりの「大証FX」ですが、これからどのような変化を遂げていくのでしょうか。一投資家として気になるところではあります。


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オススメのFX口座
posted by ゼロハジ at 2009年08月28日 14:11 | Comment(0) | FX口座の選び方

オススメのFX口座

数多くあるFX会社から自分の開きたい口座を選ぶのはなかなか難しいことだと思います。どのFX会社が信用があるかどうかなんて簡単には分からないですし、FX会社のサイトをひとつづつ探すのもなかなか面倒くさいものです。

ですので私がオススメできると思えるFX口座を紹介しておきます。口座を選ぶ際の参考にしてみてください。サイドバーに載せているFX口座もそうですが、信用のあるFX会社を紹介しています。


私がオススメする口座はDMM FXマネーパートナーズです。


DMM FXはその人気の高さとスペックの高さもあり、誰にも勧められるFX口座となっています。スプレッドも低く設定されていますし、スワップ目的の投資以外であれば、この口座を選んで大失敗ということはないと思います。

マネーパートナーズの最大の特徴は100通貨からの取引が可能なFXnanoがあることです。100通貨というとドル/円でだいたい400円ほどから取引が可能ということです。いきなり数万円の取引というのがFXでは一般的ですが、こちらは数百円程度の取引でも可能ということで初心者の方も安心してトレードを始められると思いますよ。初心者の方はまずはこのぐらいで初めてみるのもよいと思います。

他の口座をチェックしたいのあれば「主要FX口座比較一覧」を参考にしてください。


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実戦の前にまずはデモトレード
posted by ゼロハジ at 2008年06月05日 15:25 | Comment(0) | FX口座の選び方

口座開設手続きの概要

FX口座を開設する場合は基本的にパソコンからになります。パソコンを使用しなくても開設することもできますが、あまり一般的ではないのでここでは省かせていただきます。


口座開設の手順はFX会社によって異なりますが

開きたい口座のサイトにアクセス

ネット上から口座開設の手続き

本人確認書類の提出

FX会社による審査

ID・パスワードの発行

証拠金の入金

取引開始

と、いった流れになります。

ちょっと分かりにくいところもあるので補足をしておきます。


まずは口座開設の手続きについてですが、手続きの際の入力事項には名前や住所などはもちろんのこと、勤務先や投資の経験があるかどうか、現在の資産額や年収などの細かい事項にまでわたっています。こういった情報は口座開設の際の審査に使われますので、偽りなく入力しておきましょう。虚偽の内容を書いた場合は口座を閉鎖される可能性がある、と約款に書かれていますので注意してください。

次に本人確認書類の提出についてです。本人確認書類とは免許証やパスポートなどのことで、これのコピーを郵送やFAX、メールなどで提出することになります。最近一般的なのがメールでの提出で、携帯で撮影した免許証などをメールにて送信するだけで本人確認書類を提出することができるのです。必ずしもメールで受け付けているわけではありませんが、用意されていれば便利なシステムです。提出の際に細かい注意点があることもあるので、各FX会社の説明をしっかりと読みましょう。

またFX会社の審査では、先ほどの口座開設の手続きの際に入力した事項によって審査が行われます。場合によっては審査に落ちることもありますし、取引に制限がかけられることもあります。これは収入に見合った投資ができるかどうかを判断しているためなので、もし断られたら自分の資産か投資経験に問題があると判断された可能性が高いです。

口座開設手続きのポイントとしては

・余裕資金での投資
・開始預託金は少なく
・レバレッジは低めに

などの項目に注意しておくと、比較的スムーズに口座を開くことができるようです。


なおFX会社によってはここに書いた内容と違う手続きがあるかもしれません。FX会社のサイトの指示に従い、手続きを完了していくようにしてください。


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posted by ゼロハジ at 2008年06月04日 15:42 | Comment(0) | FX口座の選び方

開設に必要な初回入金額

銀行で口座を開く際には最初にいくらかのお金を入れる必要がありますが、それはFX口座でも同じ事です。

FX口座の場合は取引を目的としていますから、取引のできる最低金額を入金しておかないとどの通貨ペアも売買できず、口座を作った意味がなくなってきます。そのためFX口座を作る際にはFX会社が定めた初回入金額(最低保証金)を入金する必要があります。

初回入金額はFX口座によって、高いところでは100万円、低いところでは「なし」とかなり違い、口座を作る際に気をつけておくべき事項の一つともいえます。


最近では開設の時に証拠金を入れる必要のないところも増えてきており、取引をしなくても口座を開設することができるという便利なシステムになっています。これですと入金しなくても、無料でシステムの確認やチャートのチェックが可能とあって重宝されています。


実際の取引に必要なのは4万円程度(それ以下でもできる口座もあります)でも、初回入金額が高いせいで口座開設をあきらめる方も意外に多いのが現状です。場合によっては口座開設後に出金しても問題ないところもあるので、取引のために必要なのは本当にいくらなのかを知っておく必要がありそうです。


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posted by ゼロハジ at 2008年06月03日 17:34 | Comment(0) | FX口座の選び方

信託保全について

もしもFX会社が倒産したらいったいどうなるでしょう? おそらく口座に入れてある預託金は一切帰ってこず、非常に大きな損失を被ることになると思います。こういった事態を回避するのが「信託保全(信託分別管理、信託保全管理)」という制度です。


信託保全とは預託金・保証金などの資産を信託銀行に信託する制度のことで、信託保全を導入しているFX会社が倒産したとしても、資産は信託銀行により守られているので安心というわけです。

現在はFX業者すべてが信託保全を義務付けられており、信託保全を受ける場合には申し込みなどをするわけではなく、FX会社が自主的に必ず保全しています。つまりこれからFXをするのであれば必然的に信託保全を受けるわけです。

ちなみにですが「くりっく365」のような取引所取引は「取引所への預託」なので信託保全とは違うのですが、信託保全よりもこちらのほうが信用のある預託となっています。しかし取引所取引はそれほど多くはないので、とくに意識する必要はないと思います。どこの業者を使っても資金は守ってくれるということです。

信託保全があると安心することができるのでぜひとも欲しい制度と言えますが、これを導入していることによりFX取引の際のコストが増加しているという話もあり、信託保全義務化の際に導入ができずに廃業した業者もありました


すでに信託保全は完全義務化されたので、資金が守られていない業者はなく、信託保全というものを知っておく必要もなくなってきたのかもしれません。


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posted by ゼロハジ at 2008年06月03日 16:08 | Comment(0) | FX口座の選び方

くりっく365とは?

FX会社には大きく分けて取引所取引ととそうではない普通のFX会社の2つに分けられます。取引所取引には「くりっく365(読み:サンロクゴ)」があります。この「くりっく365」取扱会社は一般的なFX会社(非くりっく365)とは異なる点がありますので、説明していきたいと思います。


まずくりっく365とは一体何なのかということですが、これは2005年の「改正金融先物取引法」の施行を受けて「東京金融取引所」によって作られた、外国為替証拠金取引の公的な市場のことで、徹底されたルールのもと透明性の高い安心・安全な取引を行えるようになっています。

基本的な取引に関しては通常のFX口座と同じですが、くりっく365のレートは複数の取引所から最も有利な取引価格を選んでいるため、くりっく365取扱会社ならばレートはどこでも同じ価格になっていて、しかもレバレッジ・スプレッドも取扱会社ごとの差がほとんどないようになっています。

各くりっく365取扱業者で異なっているのは主に「取引システム」と「手数料」です。取引システムは多機能で使いやすいところを、手数料は安い方が良いですね。


「くりっく365」には不利な点もあります。

例えば「くりっく365」のスプレッドはドル/円で1〜3Pipsと幅がありますし、スプレッド以外の取引手数料もかかってしまいます。取引手数料は控除可能ではありますが、取引手数料が高いのであれば利益が少なくなってしまいますので、くりっく365を使わない方が利益が多いということも多々あります。


くりっく365は確かに信用度がありますが、税制優遇のメリットもくりっく365だけではなくなり、さらに手数料等では店頭取引のほうが安いわけですから、よほど信用度を気にしない限りはくりっく365を使うことはないと思います。


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posted by ゼロハジ at 2008年06月03日 15:27 | Comment(0) | FX口座の選び方

FX口座を選ぶ際のポイント

デモトレードをしっかりとおこない十分に勝てるようになってきたのならば実際にFX口座を開いても問題はないと思いますが、FX口座ならばどこに開設しても大丈夫というわけではありません。

というのもFX取引を行える会社は(つまりFX口座を開ける会社)非常に多くあるうえ、レバレッジや扱っている通貨ペア数、必要となる最低証拠金の額などが異なっており、迂闊に口座を開いてしまうと別のFX会社の方が優れていたということも起こりえます。

そういったことが起こらないようにFX口座を選ぶ際のポイントをしっかりと押さえて、後悔しないFX口座を選ぶようにしましょう。


FX口座を選ぶ際に重要になるポイントは

手数料・スプレッドなどの費用
取引システムの使いやすさ
取り扱っている通貨ペア
スワップポイントの高さ
約定能力


などです。


手数料・スプレッドは何度も取引を行うデイトレードの場合などに気になってくる要素です。できるだけ安い方がいいですが、手数料・スプレッドだけを気にして他の要素を忘れてしまうようなことがないように気を付けてください。スプレッドが極端に低い業者は信用面において万全でないこともあるのでその点も気を付けておいてください。

約定能力というのは注文を約定させる能力のことですが、見掛け上でスプレッドが低いということがあっても、実際の注文をスムーズに約定させてくれないのであれば何の意味もありません。約定能力を実際に知るのは難しいですが、評判などを参考に注文の通り具合がどんなものなのかを調べておくといいと思います。ちなみにこのブログでもかなり大雑把ではありますが、各口座の評判等をまとめていますので、参考にしてください。


自分にとって一番合うFX口座を開くこともFX取引の重要な戦術の一つです。妥協をせずにしっかりと見極め、最適と思われる会社のFX口座を開くようにして下さい。


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posted by ゼロハジ at 2008年06月02日 14:39 | Comment(0) | FX口座の選び方