FXとは?
1.FX(外国為替証拠金取引)とは?
2.そもそも外国為替とは?
3.株式とは違い24時間取引可能
4.少額から始められるレバレッジ
5.通貨ペアとは?
6.通貨の金利差「スワップポイント」

FXの基礎知識
1.取引の際にはスプレッドに注意
2.レートの最小単位Pips(ピップス)
3.リスクコントロールを知る
4.マージンコールと強制ロスカット
5.ロスカット(損切り)は超重要
6.相場を分析する2つの方法
7.いろいろな注文方法の解説
8.自分に合った投資期間選び
9.余剰資金を使って投資する
10.FXでの税金知識



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チャートの見方(テクニカル分析)
1.チャートからトレンドを読む
2.基本中の基本「ローソク足」
3.値動きを平均化「移動平均線」
4.トレンドを把握「トレンドライン」
5.「RSI」で加熱度のチェック
6.「MACD」で売買タイミングを計る

情報活用(ファンダメンタル分析)
1.ニュースや政策から相場を読む
2.経済指標の発表をチェック
3.要人の発言によって・・・
4.災害が起きると・・・
5.為替を動かす情報とは?
6.情報はどこから入手?

まずはデモトレードに挑戦
1.実戦の前にまずはデモトレード
2.チャートの見方を練習
3.注文の仕方・数値の見方を確認
4.取引システムは使いやすい?
5.勝てるまで口座は開かない
6.オススメのデモトレード口座
FX口座の選び方
1.FX口座を選ぶ際のポイント
2.くりっく365とは?
3.信託保全について
4.開設に必要な初回入金額
5.口座開設手続きの概要
6.オススメのFX口座

FX実践体験記
1.見方をチェック(1日目)
2.相場上昇でもプラス0(2日目)
3.安値買いで相場上昇(3日目)
4.負けて負けて また負けて(4日目)
5.予想外な結末(最終日)

FXで勝つためのポイント
1.自分の投資スタイルを確立する
2.トレンドに乗るのが基本
3.ナンピンと塩漬けは厳禁
4.取引記録を付けておく
5.ロスカットはしっかりと
6.ポジションを持たないという選択肢
7.大儲けを狙わない

ゼロハジの7年間のFXに対する結論

はい、しばらくの間更新も途絶えがちな期間が結構ありましたが、実生活のほうで少し落ち着きを取り戻したところで、今回の更新となります。


さて、私のFXの検証は更新を休んでいる間にも行われていて、しかも結果が出て終了に至っています。以前から宣言していた通り、私のFXの検証はこれにて完全終了ということになりますが、検証の終了時にはFXのまとめを書くということは決めていたため今回はその更新となります。FXに真面目に取り組まない期間が半年以上もあったため何を書こうとしたのか忘れてしまっている部分があるのはご了承ください(笑)

なお、FXに関わった7年という長い期間の知識と経験を詰め込んだ記事となります。今回は初心者は置いてけぼりですし、中級者・上級者さんでも納得いかない内容でしょうが、一意見として読んでいただけると幸いです。


<調整による一時的な勝ちが多い>

まずトレード方法の検証で一番厄介だったのが「ポジション数の調整やリミットストップの変更による見かけ上の勝ちだけになっているトレード方法が多い」ということ。これはかなり早い段階で分かっていましたが、FXトレードの99%がコレといっても過言ではないほどでした。ちなみにこのブログではそういった調整を「ポジションマジック」という造語で表現していましたが、今回はFX自体のまとめ記事ということで表現を変えています。意味は同じです。

ポジションの調整というのは「ナンピン」や「マーチンゲール」のことであり、リミットやストップの変更というのは「塩漬け」的な要素のことです。実際には複合的だったり、一時的な使用だったりはしますが、それを行うことにより「勝ちやすい代わりにリスクが高い、もしくは勝ちが小さい」というトレード方法に仕上がっていて、トレード方法の有効性とは全く関係のないところで勝ち負けが発生しているものがほとんどです。


またこれらの事実は多くのトレーダーが全く理解していない要素でありまして、実際は「ナンピン」を行っているだけなのに、その部分はトレードには関係ないと思い込み、仕掛けの部分だけを紹介するようなトレーダーがほとんどになってしまっています。

私が読んだ書籍でもトレード方法は興味を引くものなのに、実際のトレードは「塩漬け」というものがあったりしました。これでは「塩漬け」による勝率の上昇なのか、トレード方法による有効性の発揮なのかが分かりません。もちろん使っていた本人もわかっていなかったと思います。


多くのトレード方法はそういった調整によるものであるため、参考にしても大丈夫な情報が少ないこと、また実際にトレードから有効性を発揮して勝っているプレイヤーが「ほぼ」いないこと。「ほぼ」というのは私がFXに関わってきたこの7年間、勝っているトレーダーが公開しているトレード結果において調整や不正(画像やデータの捏造)が行われていなかったもの、つまりトレードに有効性があると判断できたものが「一つもなかった」というところから、「トレードから有効性を発揮して勝っているプレイヤーがほぼいない」と判断しています。


<成長しない分野>

50%→90%→95%→99%→99.9%→99.99%

この数字というのは「私がFXで生き残れない・勝てない可能性」を%にして表したものです。

最初始めたときは50%でした。おそらくほとんどの人はすぐに敗退するでしょうが、ある程度粘り強くやっていれば可能性はあるだろうと思っていた時期です。その後90%になったのはFXというのは本当に一部の人以外は話にもならないレベルなんだというのが分かった時期です。始めて1年もしないぐらいでした。

その後99%になったのはFXを始めてから3〜4年のときだったと思います。99%というのはコレまでの意味合いとは違い、FXの終着点は「勝てない」のではないだろうかと思い始めた時期です。勝てるようになる可能性は0ではないけれども、それは自分のせい云々ではなくそもそも投資のジャンルとして勝てないのだろうと考えていたのです。

実際その後様々な要素が分かってくるにつれてこの仮説は現実味を増してきました。またあとで書きますが、その後勝てない可能性が99.99%になった詰めの一手がファンダメンタルの有効性の発見でした。私の中でこの一手が完全にFXの検証の最後となり、たとえどのようなFXの検証の可能性を考えても、これまでの検証の結果と要素によりすべて理由がつけられるようになってしまったというわけです。


そういった理由付けとして小さくなかったのが「FXは時間により成長しない」ということでした。

野球や将棋などどのような分野でもいいですが、人間というのは必ず成長を見せます。そしてその成長はその分野に関わった時間に比例するという傾向があるのです。

しかしFXにはそういった傾向がありません。7年、おそらく数千時間以上もFXに時間を費やしてきた私と、昨日からFXを始めたトレーダーとの結果を比べた場合、通常の分野であれば私が勝つのが当たり前です。しかし実際にはその結果に大きな差はない、というか全く差が出ないことが予想されます。

もちろん1年限定とか、勝負は1回だけというのであれば、小手先の手段を学びまくった私が勝つのは当然ですが、これが無期限で回数も100などとなれば私が勝つことはありません。FXというのはいくら時間を費やしても全く成長がない分野なのです。


「時間と成長が比例しない分野」というのはあまり多くないですが、ギャンブルはその要素を含んでいます。ギャンブルというのはいくら勉強してもうまくなりません。本人はうまくいっているつもりでも、実際には何も変わっていないというのは分かると思います。

ですがここでこういった反論があるはず。「パチンコにはボーター理論がある」「ブラックジャックにはカウンティングがある」というものです。それぞれの意味は自分で調べてもらいたいですが、そういった分野でも期待値を上昇させる手段があるじゃないか、という反論があるだろうということです。

実はこれは正しいです。ギャンブルというのは毎日行うことでうまくなりはしません。しかし特定の方法を知る・習得することで期待値を上げることが可能なわけです。


これがFXと同じだと思っています。つまりFXというのは毎日トレードしてもうまくならないものの、特定の方法を知る・習得することで期待値を上げることが可能ということ。むしろそうでないと時間をかけるだけで勝てることになってしまいますから、こちらの考えのほうが正しいと私は思っています。

ちなみにFXにおいて一般的に「聖杯ははない」と言いますが、この話の流れで行くと聖杯はないとおかしいことになります。聖杯がないというのは時間をかけるだけでFXに勝てるようになる場合だけですから、そうでない以上はFXで勝てる可能性があるのであれば、それは聖杯があるということになるわけです。

そのため多くのトレード方法に使われているテクニカルはそもそも聖杯ではないため、そこに時間を割いても全く意味がない、成長しない時間となってしまっています。このあたりはFXの検証をより困難にしている要素として大きかったです。


<システムトレードは意味がない>

また同じようにFXの可能性をつぶした要素として「システムトレードには意味がない」ということが分かったということもあります。システムトレードすべてというわけではないですが、システムトレードで採用されているテクニカル、つまり数値系のテクニカルはシステムトレードがあることで有効性が発揮される可能性が0になっています。

もちろんこれはシステムトレードを使わない場合でもそうです。システムトレードがあることでそういった数値系テクニカルの有効性が0となっていますから、それを裁量トレードとして行ったところで有効性は発揮されません。


テクニカルの有効性の出方というのはある特定のポイントに向かって緩やかに上昇していきます。ファンダメンタルのように突然有効性が発現するわけではなく、仕掛けシグナルとされる数値に近づくことで緩やかに有効性が上昇すると考えられるからです。そういった性質があるため、そのテクニカルにいくら有効性があろうとも、多くの人によって知られることにより仕掛けシグナルの前倒しが起こり、結果的にシグナルとして機能しなくなっていきます。

この動きがあるため、ありとあらゆる検証がしつくされているシステムトレードが存在している限り、たとえ何らかの有効性が発揮しても、すぐに誰かがそのシグナルに気付いて有効性が埋められます。そしてタイミングがズレていき誰にも使えないものになるという現象が起きるのです。

実際、これまで読んだ書籍の中でも同じような意見がありました。例えば為替ファンドのようなところでは非常に優秀なコンピューターを使って常時すべてのテクニカルのすべての数値をバックテストしているそうですし、また他の書籍ではシステムトレードが広まることでテクニカルの有効性が失われていると語っているものもありました。

もしシステムトレードでテクニカルの有効性を見つけたとしても、それはどこかの誰かも同じように発見してシグナルの前倒しが起きますし、またあったとしてもそもそもその有効性はカーブフィッティングであることは容易に想像できます。


数値系テクニカルはシステムトレードにより有効性が埋められます。となれば残っているのは数値化できないテクニカル、または独自のテクニカルだけが有効性発揮の可能性があるわけです。そこで私は数値化できないライン系トレードを検証したわけですが、全く機能していないことが判明し、それもまたFXが勝てない可能性を増加させる一因となりました。

余談ですが、そういった数値系のテクニカルというのは、そもそもテクニカル自体の計算式に問題があるものが多かったです。計算のために取得するのは基本的に「高値、安値、始値、終値」の4つの中からですが、それ以外にどこの数字を持ってくるかを見ると、中には機能するとは思えないテクニカルが存在していることが分かるはずです。


<ファンダメンタルの有効性>

記録を見ると13年夏ごろに行っていた「経済指標のスキャルピングの検証」を行ったことにより、私が思う「FXで勝てない可能性」は99.99%となってしまいました。

この検証を行ったことでそれまで探し続けてきた「トレードの有効性を発見」したものの、しかし逆に有効性が見つかったことで多くのトレード方法が破綻することが判明するという衝撃的なことになっています。

ちなみにこのブログでもたびたび「有効性を発見した」ことは書いているのですが、誰も全く反応しないことに驚いているのは秘密です(笑)


実際の検証方法は、まず「リメンバーFX」という経済指標トレードの練習サイトを使います。これは過去の経済指標の発表前後の動きを想定して仮想トレードできるという優れもの。結局は宣伝サイトなので信憑性に欠ける可能性があることは事前に書いておきます。

このサイトを使って、比較的相場に対する影響の大きい経済指標に絞り、経済指標の発表直後に相場へ影響を与える方向への自動売買を行うことを想定して検証しました。

相場へ影響を与える方向というのは、単純に経済指標が相場にプラスであれば買い、逆は売りというシンプルなもので、自動売買の想定というのはプロトレーダー(機関トレーダー)が行っていると言われる経済指標の発表に対して手動ではなく自動で反応するシステムを想定したものです。

この検証を行うことで、そもそもFXに有効性があるのか調べるという目的もありました。経済指標の発表数値が相場に与える影響がランダムなのであれば、これはもうどうしようもありません。FXが投資として勝てるわけもないだろうと考えたからです。仕掛け方法はいくらでもあるため勝てる可能性は無限ですから、逆に勝てない可能性から詰めていくのが正解ではないか、という考え方です。


実際の結果は1トレードあたり6.1Pipsの勝ち、勝率が76.875%でした。リミットとストップの比率が2:1なので、もしも仕掛けがランダムなのであれば勝率は33%に近くなりますからそれを2倍以上も上回っていますし、各年ごとの結果もすべてプラスということは「有効性が発揮されている」と断言することが出来ます。FXに有効性というものは存在したと

しかしこの有効性には問題があります。今回の検証はあくまでもプロトレーダー(機関トレーダー)の状況を推測して再現したものですから、これを個人トレーダーが現実的に行えるトレード環境まで落とした場合、そもそも経済指標の発表情報を即時に入手することが出来ませんし、またスリッページがあるだけで6Pipsなんてあっという間に飛んでしまうでしょう。またトレードも約定に時間がかかります。検証時に調べてみましたが、発表から4秒経っただけで有効性は半分程度になるため、個人トレーダーが再現するのは無理な状況です。

システム上、発表の遅れには対応していないため、その部分が有効性として現れた可能性があることも注意点として書いておきます。しかしもしそうだったとしても経済指標の発表数値により有効性が表れることには変わりありません。

余談ですが経済指標発表後3分後の結果も調べています。その結果、経済指標の発表後3分以内に有効性が0になるという非常に厳しい結果が出ています。つまり発表3分以上経ってから経済指標を参考にしたトレードを行っても有効性は全くないということです。


先ほどの検証から得たデータで非常に特徴的だったのが「ドローダウンがほぼない」ということです。

有効性があるトレードの結果を見るとそのデータの勝ちPipsはグラフにすると右肩上がりになりますが負けが増えてくるとそのその部分だけへこみます。これはドローダウンと呼ばれる一時的な損失のことなのですが、先ほどの結果ではこのドローダウンはほぼありませんでした。

もちろん先ほどの結果は異常なまでに高い有効性、スリッページなどを排除した最大限理想の結果ですから、有効性が高いためにドローダウンが小さいのは当然なのですが、それ以外に有効性の発現率が高いという特徴もあります。

テクニカルで有効性があるトレードを想定するとき、読みが正しくても有効性が発現しないことがあるというのは常識です。つまりすべてのトレードで有効性が発現するのではなく、仕掛けた中のいくつかが有効性を発揮するという考え方です。今回は常にと言っていいほど有効性が発現していて、どの部分のデータを切り取ってみてもプラスという理想的な結果でした。


こういった経済指標の検証の結果からみても、私のそれまでのテクニカルの検証結果については検証結果うんぬんではなくドローダウンと有効性の発現率から、そのテクニカルの有効性を最大に見積もっても極めて微小でしかないことが分かってしまいました。

つまり、経済指標の検証結果に有効性があったことで、それが「有効性のものさし」となり、多くのトレードの有効性がないことが分かってしまったと。これはこのブログ最大の発見である「理論勝率の計算」とも関係があります。

こちらも同じく全く反応がないので説明は省きますが(笑)、まずリミットとストップ、または平均利益と平均損失から理論勝率を求めます。そしてその理論勝率と現在の勝率を比べることで有効性の度合いが分かるわけです。

先ほどの経済指標だと理論勝率が33%、実際の勝率が76%以上なので、これは尋常ではない有効性だということが分かります。コレが50%であっても充分な有効性、40%であればプラスにはなるぐらいの有効性ですね。

元となる理論勝率が異なると、%自体の重さが変わるのでその点は注意でしょうか。「理論勝率」に興味がある方はブログ内を検索してください。

当たり前ですが、経済指標の検証時は実際に可能なトレードよりも有利な状況が想定されていましたから、逆を言えばこの有効性を超えるトレードは存在するとは考えられないということです。もしもリミット2:ストップ1の比率のトレードで勝率が76%以上だという方がいるのであれば、眉につばをつけたほうが良いと思います(笑)



と、多少脱線しましたが、経済指標の結果を見たことで有効性の出方というものが分かり、そのためそれまで検証してきたテクニカルの検証結果というのは、有効性の可能性が少しも残っていないものだったということに気付かされたということです。


さらにもう一つこの検証で分かったのが、ファンダメンタルに有効性があるのであればその影響のせいでテクニカルの有効性がそもそもないのではないかということです。

ファンダメンタル、この場合は経済指標の発表ですが、これの動きを予測することは出来ません。前回数値と経済学者などによる予想数値との差により決まりますから、上がるか下がるかは完全なランダムとなります。

そして経済指標は毎日複数あります。またさらにそれ以外のファンダメンタルもあります。そしてそれらの発表が実質的なランダムな方向になるわけですから、例えテクニカルが機能していたとしても、発表のたびにいちいちその有効性がリセットされてしまいます。

経済指標の影響を受けない時間足まで拡大すればテクニカルの意味もありそうですが、そうするとテクニカルのデータを取得するトータルの期間が長くなることになり、長期的な影響を与えるファンダメンタルを数多く含むことになります。突発的ではないでしょうが、政策の転換など大きな流れを作るファンダメンタルの影響を受けることになるでしょう。

このあたりは「効率的市場仮説」に似ていますね。というか実は経済指標の検証結果についても「効率的市場仮説」にある「情報は即時に相場に反映される」という「即時」の部分を表しています。これは説明が長くなるので詳しくは書きませんが、私が長い間検証を重ねていても「効率的市場仮説」が覆ることはなく、むしろそれを決定付ける結果だけが現れてきたということです。


<まとめ>

いろいろと話が広がっていますがここでまとめです。

テクニカルにはそもそも有効性がない、ファンダメンタルは情報の入手速度がプロ(機関トレーダー)よりも遅いため有効性があっても利用不可。つまりFXでは勝てない


というシンプルなものでした。これがゼロハジの7年間のFXに対する結論です。

もちろん私の中の可能性が0となっただけであり、そのほかのトレーダーさんのトレードが絶対に間違っていると言っているわけではないです。私の考えにも当然のように間違いはあるでしょうから、FXの可能性は0ではないことは書いておきます。


「テクニカルに有効性がない」と言い切ったのは理由があります。これは私が7年で行った検証で「テクニカルには有効性がない」という結果・予測・理論が見つかったことはありますが、その逆は一度もなかったからです。検証を行うごとにFXにはテクニカルがないということを裏付ける可能性だけがどんどんと積まれていきました。

ちなみに株式に関してはFXよりも非効率的であることが考えられますから、テクニカルの有効性がある可能性はあります。私がないと言っているのは「FXのテクニカルの有効性」のことです。またテクニカルの有効性は昔はあったものの、システムトレードの普及に伴って減少したことはどの投資でも同じだろうと予想しています。


それと私がこれ以上の検証や勉強をあきらめて結論を出したのは、投資に対する研究の底の浅さを知ったからです。主要な投資書籍はすでに読んでいますが、それらを最上とした場合、それを理解するのにかかる時間は2〜3年です。基本的な(正しい)知識さえ知っていればあっという間に学ぶことがない状態になってしまいます。

ネット上の情報は裏付けもなく参考にならないレベルですし、ブログランキングも不正行為によるお金稼ぎのブロガーで支配されていますから、そこで学んでしまうことはむしろ大きなデメリットとなってしまっています。

そういった背景があるため、参考にする情報はすでに全くありません。数年前に主要な投資書籍を十数冊読んだときでも、私の投資に対する考え方の変化は10%もなく、それ以降は本当に独学という感じでした。そして自分の中で可能性が詰んでしまったため、これ以上どうしようもなくなってしまったのです。


<「FXでは勝てない」の意味>

ここからは補足です。

私が「FXで勝てない」と言ったのは正確には正しくありません。FXで利益を上げる方法はおそらくあります。

例えば「1年中トレードして年利5%」とか、「高いリスクを背負って年利10%」とかいうことはFXでも可能性としてはあるでしょう。つまり時間やリスクに見合わないリターンで良いのであれば、これは出来るだろうと考えています。こういう点から見ればFXは勝てる投資でしょう。

私はFXに高い利率を期待しましたが、それは実現せず、実際には他の投資商品と同程度の(リスクに見合った)リターンとなっているだろうと考えています。つまりFXは長い時間を必要としたり、高いリスクを含んでいる割にはリターンは他と同じ程度の魅力の投資商品だということを知ったわけです。そのことを私は「FXで勝てない」と表現しています。

ですからFXで勝つことが出来ないわけではないでしょう。ただし、時間の消費やリスクに見合っているとは言いがたいですよ、ということです。


例えば、スワップ金利が相場レートに影響を与えない(スワップ分の相場レート減少はない)ことを発見した学者さんがいたはずですから、単純にスワップ投資を行えば期待値はプラスになるだろうと考えられます。しかしそのリスクの最大値は大きいですし、またレバレッジ1倍の年利換算なら数%いけばいいほうでしょう。

これを「FXで勝ってる」というのであればそうなのでしょうが、少なくとも私が求めているものではありません。


ちなみに私がFXを始める際にまず調べたのが為替ファンドの利率でした。つまり為替を専門とした(銀行ブローカーではなく)ファンドの利率を参考にすればFXでどの程度の利率が望めるかわかるだろうということです。実際その利率は12〜20%程度だったのを覚えています。つまりこれを個人でやるならもっと低いのですから、この時点でFXの可能性はだいぶ絞れたはずなのに、私は完全に無視したようです(笑) この辺りから見ても「FXは他の投資商品よりも特別に魅力的ではない」という結論の正しさが伺えます。


少し話は違いますが、FXの可能性としてギャンブル的な使い方は充分にあると思います。今からこれを研究しようかと思うほど、FXはギャンブル的な使い方が可能なのです。

ですからFXの魅力として「ギャンブル的」というのは強く残りました。相場がランダムなのであればむしろギャンブル的な使い方には好都合であり、30万円から1000万円を目指すとか、1億を狙って経済的自由を目指すなんてことも不可能ではないでしょう。

もちろん期待値は微マイナスですが、それでも99%(トレード幅による)程度の期待値にすることが可能ですから、日本ではカジノはできないけれどFXでギャンブルが可能というのは魅力としては非常に大きいと思います。制度が難しい株式などとは違い、シンプルな内容である点も大きいです。


<最後に>

今回は私のFX検証の終了に伴う記事、ということであり、このブログの最後ではないことははっきりさせておきます。ただ私の生活環境も悪いため、それが落ち着くまでは更新するともブログを終了するともどちらとも言えない状況です。しばらくはどっちつかずになりそうですが、終了する場合は必ず終了記事を書くので安心してください。

また今回はFXは勝てないような趣旨の内容でしたが、これは私の中の理論や経験を積み重ねた結果の話であり、その他トレーダーさんの可能性を否定するものではありません。もちろんはっきりと否定できてしまうものが大量にあると「私は」思っていますが、信じるところは結局は人それぞれということなのだと思います。


まだまだ書き足りないことはありますが、そういった話を書くには「別の話を持ってきて説明する」の繰り返しになってしまうため省きました。あくまでも予定ですが、これまでの検証をまとめたメモがあるので、それを今回の補足として記事にしようかと考えています。また今回は日数をかけて記事を書いたため、全体的につながりが悪いのは申し訳なかったと思っています。

今回はこれで終了です。参考になったかどうかは別として、最後まで読んでくださってありがとうございます。
posted by ゼロハジ at 2015年04月25日 00:30 | Comment(7) | ゼロハジ流FX
この記事へのコメント
大変お疲れさまでした。BOでいいのでFXは続けて欲しいというのが正直な感想です。
Posted by at 2015年04月28日 21:58
2年前の末に出会っていらい、更新を楽しみにしていました。
大変お疲れさまでした。
落ち着いたらの更新をお待ちしています。
Posted by blue at 2015年04月28日 23:11
名無しさん、blueさん、コメントありがとうございます。


>BOでいいのでFXは続けて欲しいというのが正直な感想です。

そういえばBOについて触れたことはなかったですね。今後の検証案としてはありかもしれません。


>2年前の末に出会っていらい、更新を楽しみにしていました。

そんなに前からチェックしてくださってきたとはありがたい限りです。今後の更新はどうなるか分かりませんが、ひとまず落ち着かせていただきます。
Posted by ゼロハジ at 2015年04月29日 22:12
ついにこの日がやってきましたね。
七年も頑張りながら、限られた椅子を世界中の大勢で争う事が、いかに努力を無される残酷な競争の現実であるか思い知らされます。
まさに素人ながらオリンピッククラスのハイレベルの相手と戦う世界ですね。

これたけ長期に渡り頑張ってきながらこの様な結果になる事にゼロハジさんも無念な気持ちもあるのではと心中察します。
私もシストレ検証が今、七年目ですが有効な方法は未だ確立されません、私もゼロハジさんと同じ様に検証を重ねて行くほど可能性が減っていく現実は実感せざるえませんね。

私も長く検証を続けた結果、以下の様な現実を痛感してます。
ここまで検証を続ければ、さすが何故旨く行かないのか多くの原因を熟知してます。
多くの挑戦において必ずどこかで旨く行かない、先に進めないと壁にぶち当たります、なので何故旨く行かないのかその原因分析する事で問題が解決され先に進める様になり、その繰返しでゴールにたどり着けます。
トレードも例外なく旨く行かない原因を分析します。
ですが、原因分析すれば全て解決できるものではなく、原因が解ったからこそ逆にそれが出来る事が不可能である事が明らかになる事もあります。
まさにトレードにおいて旨く行かない原因のほとんどは、問題解決の要素を含んでおらず後者の原因が明らかになる事で不可能が明確になる性質ものばかりだと思います。
限られた問題解決の余地のある原因に一つでも出会える事だけでも幸運な事だと思います。
なので多くの原因がどんなに分かっても問題解決が果たせず、ここまで頑張っても勝てる術が身につかない結果になるのではと思います。
その原因を一括りで表現すれば「ランダム」という事になります。

そして私が思うにトレードで勝てる様になるのに必要なものは、相場やテクニカル知識の量ではないという事がゼロハジさんの記事を読んだり、検証を続けてきて実感しております。
必要なものは、やはりある程度の知識は必要ですが、決め手となるものは、相場の向うにいるトレーダ達の行動を見抜ける眼力なんだなと思います。

私も何時まで検証を続けるか解りませんが、夢に敗れる事が明確になってきたらどの様なタイミングでその挑戦に見切りを付ける勇断に踏切り、違う道に方向転換する事も人生においていい勉強ではないのではと思います。
変な事言いますが、ゼロハジさんの新たな目標(トレード以外)に向かわれる事が予想できますが、もし新たな道でトライされる際の成功を祈ってます。
Posted by ゼロサムの餌食 at 2015年05月06日 10:07
ゼロサムの餌食さん、コメントありがとうございます。


>夢に敗れる事が明確になってきたらどの様なタイミングでその挑戦に見切りを付ける勇断に踏切り、違う道に方向転換する事も人生においていい勉強ではないのではと思います。

まさにこれです。私の人生がもしもFXだけなのであれば検証して可能性を見つけることもあったのかもしれませんが、それ以外の事柄にも可能性があると自分では思っていますから、FXの可能性が少なくなった以上は他の可能性に賭けてみたいというのが正直なところです。
Posted by ゼロハジ at 2015年05月06日 12:25
自分は潰しの効かない身なのでFXの夢に敗れる余地がなく、検証を続けてるという感じです。
私の場合、シストレですが検証の年数を重ねる程、様々なアイデアが頭に浮かびそれを試す事の繰返しです、アイデアの発想が続く限り、何だが自分の人生における貴重な時間を食いつぶしてる事となると言われても過言ではないかもしれません。

以前はアフェリエイトで多少の収入を得てましたが数年以上前からトレードでの生計確立を目指す活動に専念してます。
このままでは最終的に確立できない可能性も低くないので他の収入手段も考えなければいけませんね。
Posted by ゼロサムの餌食 at 2015年05月06日 13:52
ゼロサムの餌食さん、コメントありがとうございます。


>何だが自分の人生における貴重な時間を食いつぶしてる事となると言われても過言ではないかもしれません。

そんなことはないと思いますよ。私の周辺で自分の生活を向上させるために努力をしている人は見たことがありません。実る実らないは別にしても、自分のために頑張るのは良いことでしょう。

私は最終的にFXで失敗したわけですが、そこから得るものも充分にありましたから、無駄ということはなかったと思っています。
Posted by ゼロハジ at 2015年05月07日 12:37
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