東京金融取引所は6日、外国為替証拠金(FX)取引「くりっく365」で、先月末に南アフリカ通貨のランドが実勢を大きく下回る「異常な価格」で取引されたことで多額の損失を計上した個人投資家を対象に特別措置を講じると発表した。
希望する顧客の取引を問題が発生する前の状態に戻す。投資家は取引を継続するか、異常な価格で被った損失を取り戻して取引を終えるかを選べる。くりっく365を取り次ぐ証券会社などを窓口に13日まで投資家の希望を受け付ける。
引用元:NIKKEI NET(日経ネット):FX取引「くりっく365」 南ア通貨急落で特別措置
いやぁ良かったですね、追証になってしまった方もいたとは聞いていましたがこれで安心して眠ることができるのではないでしょうか。自分の使っている「くりっく365取扱会社」のサイトをチェックして損失を取り戻せる方は希望を出しておいた方がよいでしょう。それにしても太っ腹な措置です。どう考えても「くりっく365」は損失を被ることでしょう。
一応のところ「東京金融取引所のチェックミス」という面もあるそうですので、「レートは正常」といったあの報告は間違いではないにしろ、くりっく365の対応としては十分でしょう。
ちなみに今回の南アフリカランド円の急落の原因は先ほどのニュースによりますと
マーケットメーカーと呼ばれる複数の金融機関が提示する取引価格で、ある金融機関が実勢を大きく外れたレートを出したことが原因という。
ということだそうです。ということはその金融機関はかなりの利益を出したのではないでしょうか。
そのあたりのことは詳しくないので他記事を参考にさせていただくと、
1:マーケットメーカーが南アフリカランド円の通常レート(11.5円前後)よりも明らかに安い買い注文(8.4円ぐらい?)を出す
2:なぜかその注文をくりっく365が通す
3:ランド円のレート大暴落
ということらしいので、その注文を出したマーケットメーカーは大儲けしたのかも? 取引相手は誰でしょうか、ロスカットされた方々? そのあたりは良く分かりません。
今回は損をした投資家に特別措置が行われたことを記事にしていますので、真相が分かるようであればそれはそれで別に記事にすると思います。
ただ今回一つだけ残念なことを知りました。くりっく365のランド円暴落は通常の市場にも影響を与えているのですが、そちらの急落での損失は補填されないとのこと。くりっく365の取引ではありませんからあたりまえと言えば当たり前ですが、誰かのミスによって損失を被る方がいるなんてちょっとかわいそうです。くりっく365以外のチャートでは70Pipsほどの下落だったようですので、それほどではないと思いますが、それでもやはり痛い損失には違いないでしょう。
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